劇場公開日 2025年1月31日

「マレーシア語でアバンは兄、アディクは弟という固有名詞。映画の主題は世界共通言語」Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり ハマーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0マレーシア語でアバンは兄、アディクは弟という固有名詞。映画の主題は世界共通言語

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ウー・カンレン観たさに。私が見た中では、彼は静かな役が多いイメージだけど今回はろう者で声が聞けず。そのぶん内から湧き出るものがすごくて泣きました。初めて知ったジャック・タンにも大注目。養母のようなマニー役のタン・キムワンも好きになったよ。

映画.comは台湾のスーパースターであるウー・カンレンの写真を入れるべきですよ

不法移民は身分証明書がない。低賃金で日々を生きるしかない。日本にいると気にとめない当たり前の、自分はどこの誰かと言う証明がないので銀行口座も作れないし、免許も取れない。過酷な環境に生きる人々が世界にいる。ちょうどトランプ大統領が不法移民を逮捕しているというニュースもあり、普段考えてないことを考えさせられました

ただ、ちょっとツッコミどころが何箇所かあり。

最後に会いたい人は?というところで入ってきた後ろ姿の男性、背中がふっくらしてたので、NGOの女性のお兄さん?
最後にちゃんと謝りたかったんだなぁとばかり思いきや弟。

弟くん、えらくふっくらしすぎ。
このシーンだけ最後に後付けしたのかな?

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ハマー