「カタルシス」カッティ 刃物と水道管 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
カタルシス
根っからの悪人が、義に目覚め善側に加担し、救世主になるパターン。
カタルシスが半端なくて、面白い。
(ちょっとだけ、最近見た映画『ジガルタンダ・ダブルX』を思い出したりもして)
他人の痛みを「自分のこと」と思わせる難しさにも触れていて、このところの世界中の選挙における「今スッキリできればそれでいい」「信じたいことだけを信じて、他人の痛みがわからない」SNSでコロっと騙されちゃう人たちを思い出したりもして。
それから映画内のインドって、警察と司法関係者は必ず腐敗していて、悪役から賄賂を受け取っているのがマストで、本作も多分に漏れずでした。
10年前の映画だからか、最近の流行とは真逆に、踊る場面が多め。
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