「意外と良かった」山逢いのホテルで naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と良かった
はじめ「山の上のホテル」と勘違いしてましたが、
それだと神田のホテルじゃないか・・・
まぁ、はじめはよくあるアヴァンチュール映画かと思い
それ程興味はなかったのですが、
ダムを歩くクロディーヌの遠景ショットが
アラン・レネ「去年マリンエンバートで」の庭園ショットのようで
興味をそそられました。
こういう映画にありがちな悪意ある人が出て来ず
「ミスターグッドバーを探して」にならずに良かったです。
まぁ話はデビッド・リーンのイギリス時代の「逢引き」のようでもあり、
ダグラス・サークのハリウッド50年代のメロドラマに近い話ですね。
なにか、この映画を観てジョン・フォード「静かなる男」を観たくなりました。
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