「人は独りでは生きられないけど、ひとり立ちの時は来る」山逢いのホテルで ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
人は独りでは生きられないけど、ひとり立ちの時は来る
なかなか難しかったですね。
母として子供に対する愛の注ぎ方、人として心を開放したい気持ち。
分かったようで分からないような、そしてここが良かったね、ここはいけなかったね、とも言えない気持ちを持ちながらエンディングを迎えますが、最後に観る人の心情に委ねられて、感じることは人それぞれ、同じ人でも観た時の心の立ち位置でも異なると思います。
親子にはいつか別れは来るものだから、どんなタイミングでそれを迎えるのかが大事ですね。
振り返って右手を上げた息子の顔がすがすがしく見えたワタシでした。
ダイアナ妃の事故が起きた1997年が舞台、タバコが当たり前でビデオデッキが使われる時代設定には何か意味があったのかなぁ……
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