「蛇足&キャラ崩壊」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 特別版 パジャマさんの映画レビュー(感想・評価)
蛇足&キャラ崩壊
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久しぶりに鑑賞したところ、中弛みが酷くとても眠くなりました。こんなに退屈な映画だったかなと驚きました。戦闘シーンはブラッシュアップされていて見応えがありました。
追加エピローグの感想、シンプルに気持ち悪かったです。あれをファンサービスと本気で思っているのでしょうか。価値観が昭和・平成からアップデートされていないことの証左に思えます。
MSや戦艦のバトルはかっこよく描けても、キャラクターの人間としての機微やドラマは壊滅的に両澤さんがいないとダメなんだなと再認識しました。「戦争」という国家間の、人命経済環境あらゆる影響を及ぼす争いの後始末というより、アイドルの不祥事の後始末レベルのノリで、政治面で説得力のある描写が皆無です。
あとキャラの隠語として「破廉恥」というワードを使用するの、侮辱的に感じます。"ネタ枠"と割り切っていじってるのでしょうが、元々そのキャラのファンとして全く笑えないし不快です。作中のキャラクターに対するそういった軽率さが、映画のキャラクターとテレビシリーズのキャラクターの性格や言動の乖離に繋がっているんだなと改めて感じました。
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