「ブラッシュアップされた種フリ」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 特別版 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラッシュアップされた種フリ
通常スクリーンで鑑賞(第1弾)。
テレビシリーズはリアタイ視聴済み。
通算8回目の鑑賞となる。内容は言わずもがな。スクリーンだと、やはり迫力が段違いにすごくて興奮してしまった。
スクリーンいっぱいに展開する戦闘シーンの臨場感がすさまじく、再上映を企画してくれたことに心から感謝したい。
ソフト化のために500カットほどブラッシュアップされているとの触れ込みだったが、変更点かなと気づけた個所は、
・プラウドディフェンダーの格納庫で、プラウドディフェンダーが初めて映るカットの画角がキラたちの方に寄っている
・キラが遅くに帰宅し、ラクスの寝顔を見、デスティニープランの否定の是非に苦悩し、そのまま寝落ちしてしまう一連のシーンで、モニターに映る時刻がちゃんと進んでいる
・ズゴックのデザインが少しシャープになった?
…あとは全く分からなかった。ソフトが発売された暁に配信版と見比べる楽しみが出来たと云うことにしたい。しかしこうしてリテイクする予算が組めたのも、大ヒットしたお陰らしいから、微力ながら貢献出来たことを誇りに思いたい。
さて、私がいちばん関心を抱いていた新規エピローグ映像第1弾であるが、一言で言うと最高だった。オノゴロ島で隠遁することになったキラとラクスの、ビーチでの会話である。
マイティーストフリの足元の椰子の木の根本に寝そべるキラと横に座るラクスの姿を描いた新規画を上から下へ映していく映像に、ボイスドラマ風の会話が流れる。
想いを言葉にして伝え合ったことでさらに仲睦まじくなったふたりが微笑ましく、ずっとニヤニヤして聴いていた。
ラクスのパイロット・スーツについて言葉を濁すキラに、ラクスが放った「キラったら、エッチですわね(確かこうだったはず)」に思わずブフッと吹き出してしまった(周りの方、ごめんなさい)。キラもやっぱり男なんだなぁ、とめちゃくちゃ親近感が湧いた。ソフトに収録されないなんて、全く持ってもったいないことだと思う。なんとかなりませんか!?
[追記(2024/11/01)]
新規エピローグ映像第2弾は期待通りのアスカガの会話であった。アスランがカガリに「破廉恥な妄想」について問い詰められる。ついでに過去の女性関係についても。
第1弾に続けてニヤニヤが止まらなかった。アスランのカガリへの想いも胸キュンポイントがかなり高かった。大満足である。よっぽどソフトに収録されないのがもったいない。
本当になんとかなりませんか!?
[以降の鑑賞記録]
2024/11/01:MOVIXあまがさき(第2弾)