ガザからの報告
劇場公開日:2024年10月26日
解説
イスラエルとパレスチナの取材を30年以上にわたって続けてきた映像ジャーナリストの土井敏邦監督が、激動のガザの記録を2部構成でまとめたドキュメンタリー。
第1部「ある家族の25年」では、故郷を追われてガザ最大の難民キャンプ「ジャバリア」で暮らすエルアクラ家を取材。1993年9月の「オスロ合意」直後から25年の歳月をかけて一家の人生を見つめ、「ガザのパレスチナ人」と一括りにされる彼らの素顔を映しだす。
第2部「民衆とハマス」では、後にイスラエルによって暗殺されたハマス指導者やスタッフ、戦闘員、ガザ住民へのインタビューを中心に、かつては慈善事業と武装闘争の両面で支持されていたハマスが民衆から乖離していった過程を追い、現在のガザの惨状の根源を浮かびあがらせていく。
さらに2023年10月7日に始まったイスラエルによるガザ攻撃の現地からの報告をもとに、すべてが破壊されてしまったガザの厳しい現状を伝える。
2024年製作/205分/日本
配給:リガード
劇場公開日:2024年10月26日