劇場公開日 2025年7月4日

「"天文部の青春映画」と思いきや「COVID-19禍映画」」この夏の星を見る YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 "天文部の青春映画」と思いきや「COVID-19禍映画」

2025年7月14日
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鑑賞方法:映画館

予告編が良かったので、本作を観ました。

多くの登場人物を 浅く沢山登場させるが、地域も学年も違い
テーマも「スターキャッチ コンテスト」と「ISS キャッチ」の2本柱と、何事にもマトマリと一貫性がなかったので、
1本の 芯棒 を立て、起承転結をきちんと整えた方がよかった気がします。 <糞脚本賞>

群像劇なので、テロップは もう少し丁寧に多々出す必要があります。

エンドロールは、何が言いたいのか ブレまくりでした。

作品での撮影も、カット割り時間とカット構成が安易で、考えが薄く、まるで素人自作映画の域でしたが
それでも 長時間露出の"夜空カット"を劇中に入れてくれたのは、良かった。

「スターキャッチ コンテスト」は、競技としては、面白そうだが
あくまで遊びの切り口でしかなく、純粋な競技にはなっていない。
本気で競技をやるのならば、最初から100~500の"課題星"を決め、
大会での競技問題の出題方法はPCもしくは、ガチャガチャ器械のようなもので、ランダムに出題する事と、
望遠鏡の方向性を担保する為に、審判的な遠方カメラを 各競技望遠鏡にたいして設置すること、望遠鏡に360度水平分度器と角度器を設置する事が必要で
可能ならば、ピント調整の正確さを観る為に、カメラ・スマホを接続できれば、
身内審判ではない公正な競技として成立すると思います。

劇中に出てくる「アルビレオ星」ですが、僕もかねてから興味を持っていた"2連星"なのだが、その特徴を劇中できちんと表現して欲しかった。

ISSの観測だが、一瞬しかみえないので、家族や友人等を連れてきても、
1望遠鏡で、1人しか観測できないので。。。 安易な 中学生級脚本でした。

車椅子を出して、感動を安売りする 小ずるい演出は、超糞ですし、車椅子の扱い方と不自由な方の運び方が、インチキです。

監督・脚本家が見えていない点が非常に多く、荒い映画であり、その責任はプロデューサーにもあります。 〈糞プロデューサー賞〉

この映画を観たら、 冒頭の女性宇宙飛行士から、YouTube連続ドラマ「おやじキャンプ飯」を観ると良いと思います。でてきます。

*僕は「まだ月面に、人類は降り立ったことはない」と確信しています。
 スペース的にも、ここに書く内容ではないので、後日FBに書くことにします。

YAS!
トミーさんのコメント
2025年7月17日

共感ありがとうございます。
なんなら出来るか?とISSキャッチがちょっとズレた感は受けました。
実際、コロナ中も転校とか在ったんでしょうが大変そうですね。

トミー
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