劇場公開日 2025年7月4日

「夏の夜空の星座たちを見てみるか〜」この夏の星を見る アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 夏の夜空の星座たちを見てみるか〜

2025年7月13日
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鑑賞方法:映画館

みっけもんの良作でした。天体観測に興味をもったことはなかったが、映画の中で紡がれる小さな感動の連続に心を震わせ、自分自身を高校生の彼ら彼女らの気持ちに同期させてくれた。
え!天体望遠鏡って手作りで出来るんだ〜しかも覗いてみたら、ちゃんと月のクレーターまで見える。スターキャッチコンテストてどんなことって思ってたが、先生が呼びかける星座を皆が俊敏な動きでレンズに捉えていた。ISSって「国際宇宙センター」かぁ、。調べたら平均高度400 km(250マイル)の軌道を維持してて、約91分で地球を一周し、1日あたり地球を15.5周回ってるんだとか、それを捉えるってのも凄いわぁ、。
桜田ひより、黒川想矢は主役を張れるようになり有名だが、中野有紗、早瀬憩、星乃あんな、水沢林太郎らの若手の皆さんも(マスクで顔がちゃんと認識できなかったが)、これから期待できますね。あと岡部たかしをはじめとする先生たちが良かった。コロナ禍でまともな学生生活が送れなかった生徒たちにこのような煌めきをを届けようと頑張った先生は沢山いらっしゃったんじゃないのかなぁ、と思います。
映画を見終わった後はSCに入ってる書店に寄り、辻村深月の原作本も買ってしまった。
夏の夜空に浮かぶ星座たちを見た後、ゆっくりと読み始めようと思う。

アベちゃん