アット・ザ・ベンチのレビュー・感想・評価
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寂しいはしあわせだったから
見慣れた景色からのスタートで個人的な気持ちの高揚感もあり、メリハリのあるオムニバスで何気ない会話の中にしあわせや寂しさが詰まっててとても面白かった
どの回も言葉の掛け合いが面白い、寿司の置き換えもなんか分かるーって思ったり
寿司の回笑った良々が良い
見終わったあとのあたたかな余韻
もう一回観たい
2024年度のネタ映画のランキング入りしそうな珍作品だが…
今年419本目(合計1,510本目/今月(2024年11月度)25本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
東京?大阪?のある河川敷にありそうないわゆる公園というほどでもない広場にぽつんとあるベンチをテーマに進む、5話か6話かで成り立つミニストーリーの集まりです。各ストーリーに基本的につながりはありません。
最初の1話こそ、「ベンチ」(椅子)をテーマに2人で話をするものの、2話目以降からアンテナ(というよりエンジンか)がぶっ壊れてしまって、「握りずしのネタ(エビとか卵とかあんなの)は何がいいか」でモメはじめたり、何なら「こんな握りずし、梅セットにも達していない」とか謎の握り寿司ネタをはじめたり、この喧嘩が超高速日本語と化して、「謎の言語」扱いと化して「謎の架空言語」「日本語訳」が出てくる???な展開になるかと思えば、3話だったか4話だったかには本物の宇宙人(宇宙ロボットか?)が出てくるという、これまたまぁ展開が読みづらいなぁといったところです。
持ち時間20分~25分くらいで5話~6話くらいでストーリーがそれぞれ分かれている「ミニ作品シリーズ」といえば、旧シネマートでも放映されたNN4444(ホラー映画でしたが)等にはあり、そのくらい個々理解がしにくいのがわかりにくいのがネックかな、と思いました。
要は結局のところストーリーが個々違うもののの「河川敷に椅子があること」だけを共通テーマにしてストーリーが組み立てられるので、ミニシアター等をはじめとした作家の登竜門的な立ち位置の映画祭などの作品なのかなという印象です。もちろんそうした登竜門がなければすごい監督さんが出てくることもないので(その代表例が、「ベイビーわるきゅーれ」などで知られる監督さんや俳優さんほかでしょう)、それ自体を否定することは決してないのですが、続き物でない以上、何らかもう少し配慮が欲しかったです(特に2話目だったかの握りずしネタはどう「ベンチ」と関係するのか謎)。
そういう意味で非常にわかりづらく「ネタ」っぽさがところどころ出てしまう(ただ、2024年の「ネタ」映画はエストニア~か、「悪魔の夜更かし」(だったか、架空のショーで占い師や霊媒師が出てくるアメリカのテレビものだった(はず)の作品)だと思うのですが、この作品の「ネタ」っぷりもすごいところです。
まぁ、この手の「ネタ」映画だと、その「椅子」それ自体かその「そっくりさん」(’全部の映画館に置くことはできないので)が映画館などに置かれて「ここで写真をとってね」などになっていることがしばしばありますが(旧シネマート等でも見られた。特に椅子は休憩所にもなりうるため複数の目的で置けた)、なかったのが残念です。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.8/見るにあたってかなりの理解力を要する)
突然寿司ネタかと思ったら、リアル宇宙人が出たり、あるいは「映画の中で映画の撮影の話をする」など、「河川敷にぽつんとあるベンチネタ」から明らかに外れたネタのまで登場するので頭の理解がおいつかず、かなりの方が???になってしまうのでは…といったところです。
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面白かった
5話からなるオムニバスで、それぞれ脚本家も違って、
個人的な評価では
1話:★
2話:★★★★★
3話:★★★
4話:★★★★
5話:★
て感じで、一番メジャーな広瀬すず・仲野太賀コンビ(①⑤)が、
逆に足を引っ張っている印象でした。
広瀬すずの陶器のような艶やかな肌と、こういう自然体の映画の相性の悪さ。
仲野太賀との画面での相性もあまりよくない印象です。
②は話も面白いが、役者が本当に良すぎ!!
バイクに乗らないのにバイク乗りみたいな格好する彼氏に対する
彼女のたまりたまった小言が可笑しすぎる。そこに荒川良々が絡んで
この②だけでも見る価値あり。
③は出し切った感じの今田美桜が良いし、④もオリジナリティあって面白いし、
②③④のクオリティが高いので①⑤が相対的に低めに感じましたが、
トータルで見て「あ〜楽しかった」と劇場をあとにできる感じでした。
劇場からほど近い場所のようだけど、まだベンチはあるんでしょうか…。
もやしマート
出演者豪華。面白かった。
川っぺりにポツンとある古いベンチ。 いろんな人が来て、座って、去っ...
想像以上に楽しい会話
この映画のロケ地の二子玉川といえば、しょっちゅう映画館に来てるし、趣味の自転車乗りで走ってる多摩川沿い。先週、走りながらベンチを探してたら、この映画と同じ感じのベンチが結構あったわ。でもこの舞台のベンチは逆の駅側だったので見つけてなかったね。86分で5編のオムニバス作品ということもあり、ストーリーとしては展開無しなんだけど、好きな俳優さんだらけ。1編と5編は広瀬すずと仲野太賀、2編は岸井ゆきのと岡山天音と荒川良々、3編は今田美桜と森七菜、4編は草彅剛と吉岡里帆と神木隆之介。4編意外は楽しい会話のみ。こんなにメジャーな奴らが二子玉川でロケをしてたなんて驚きだわ。みんな仲が良いからあんなに言い合えるんだよね。口喧嘩だけで暴力がなかったので共感度マックス。映画館にいる自分達のすぐ近くで現在会話してるんじゃないかって思えて凄く楽しかった。意外だったのは4編のモノクロシーン、何だか不思議な会話だなって思ってたら、なるほどそう言う事だったのね。それぞれの会話がものすごく面白くて、めっちゃ楽しめました。
河川敷の豪華共演
一編15分程度の短編5本からなるオムニバス劇でした。解説では”東京・二子玉川の川沿いにある古ぼけたベンチを舞台に”という触れ込みでしたが、建設中の等々力大橋(仮称)が各編の始まる毎に写されていたので、舞台は二子玉川よりもう少し下流だったようです。いずれにしても、舞台が二子玉川の近くということで、109シネマズ二子玉川で鑑賞しました。
と言っても、此処のほかはテアトル新宿でしか上映していない、典型的な単館系作品だった訳ですが、そういう作品の割には出演者が超豪華。第1編と第5編に登場した広瀬すずと仲野太賀を皮切りに、岸井ゆきのと岡山天音(第2編)、今田美桜と森七菜(第3編)、草彅剛と吉岡里帆、神木隆之介(第4編)と、彼らを観るだけでも元が取れる作品でした。(というか、神木隆之介って何処に出てたんだろう?)
ストーリーの方は、多摩川の河川敷にポツンと置かれたベンチを取り巻く2人ないし3人の掛け合いでしたが、これが実に面白かった。特に第2編の岸井ゆきのと岡山天音演ずる恋人同士の別れ話に、荒川良々が絡むお話は秀逸でした。バイクに乗らないのにライダーズファッションを着ていたり、自分の飲んだペットボトル飲料に口を付けずに飲む彼氏(岡山天音)の態度が少しずつ気に入らない彼女(岸井ゆきの)が、寿司ネタに譬えて不満を吐露する流れは、まるで夫婦漫才を観ているようでテンポが良く、内容的にも首肯することの連続でした。
第1編と第5編のお話も良かった。お互いに意識しながらも、敢えて付き合ったり結婚したりという話を明確に切り出さない広瀬すずと仲野太賀の関係性も、歯がゆくもあり温かくもあり、観ていて懐かしい想いが沸きあがって来ました。
いずれにしても、相互のストーリーの登場人物同士に直接的な関係はないものの、ベンチを中心にした世界観は共有されていて、このベンチが撤去されてしまうという話は、なんだか寂し気なお話であると同時に、そこに保育園が建設されるということで、明日に繋がる話でもあるなと感じられて締めくくりも余韻に浸れました。(大水が出たら水面下に沈んでしまう河川敷に保育園はないとは思いますが。)
そんな訳で、本作の評価は★4.2とします。
川沿いのベンチで繰り広げられる会話劇。キャストも豪華だし、演出も丁...
タペストリーじゃなくてペナントね
二子玉の河川敷にポツンとあるベンチにやってくる様々な2人組をオムニバス形式でみせる全5編の群像劇。
舞台は全てベンチのみの会話劇で展開して行き、2編目以外はそれぞれ登場人物は2人だけ。
各話内容に沿ったサブタイトルはあるけれど、HPにも記載ないので敢えて記しません…。
Ep.1
微妙な関係?の幼馴染み男女のダベリと漏れる本心と…ありがちだけれど温かいものや微笑ましさがあって良かった。★3.0
Ep.2
ちょっとピンチなカップルに、多摩川だけど荒川が加わり…細かいよ!と思いつつも、とても良くわかるし、笑いも秀逸。★3.5
Ep.3
かなりヤバい姉とぶつかる妹だし、言ってることは良くわからないけれど、展開と締めは良き。
★2.5
Ep.4
序盤こそすっとぼけていて悪くない?と思ったけれど、草彅剛の役どころが狙いすぎ?からのカラーパートはもうやり過ぎだし面白くないし…。★1.5
Ep.5悪くないんだけど、続きの割りにちょっとおとなし過ぎるというか何も無いというか…。★2.5
全体通しては面白かったし、この規模の空海作品にしてはキャストが豪華でびっくりだった。
良質な短編集
年老いたベンチさん
広い公園の遊具が全て撤去され、ひとつだけポツンと取り残された古びたベンチを舞台に5つのちょっと良いお話が繰り広げられる
寿司回が面白すぎて劇場が笑いに包まれていた
奇行に走るヒステリックな姉と心配する妹の話がとてもよかった
変だってわかってるけど自分を止められない苦しい気持ち
4話だけちょっとなんというかその…宇宙人の話しで音楽担当のネバヤンの安部ちゃんもスタッフ役で出てきたし、なんかSTORYのMV撮影ミニライブ思い出すなあと思ったらこれだけ奥山監督脚本だった
小松菜奈さんが可愛すぎてバズった、ネバヤンのお別れの歌のMVで奥山由之監督を知って
その後写真展に行ったり、スタジオコーストで撮影された
STORYのMV用ミニライブも行き、
奥山監督の弟さんだとは知らずに、ぼくのお日さまを見てとてもよかったので調べたら兄弟でびっくり
そこで奥山由之監督も映画が公開されることを知り楽しみにしていた
長編初監督映画公開おめでとうございます
秒速5センチメートルも楽しみにしています
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