アット・ザ・ベンチのレビュー・感想・評価
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非常におしゃれなz世代の映画です
オムニバス映画、ストーリー無いようである。嫌な人や嫌な事件が出ない、とても温かい映画です。
会話劇というか舞台を見ているような、1話目は、昔見た、ビフォア・サンライズを思い起こす。りこちゃん広瀬すずの透明感すごい、のりくんも可愛いいわ。ちょい深読みさせてもらうと、3話目の姉の好きだった相手はのりくん?なんてね。
1話目で同棲してない彼女いないみたいな会話あったよね。友達として2人で会ってたのが3話目の姉で、姉は付き合ってると勘違いした、的な深読み。脚本家違うから私の単なる深読みだけど何だかしっくりくるんだな~。
2話目と3話目、女子特有の不満とヒステリー描写が上手い!。うちの娘が怒ったときにそっくりで笑えた。
4話目、字幕小さくて見えないとの声が多数ありましたが、多分見えなくて良いとの意味かと、おそらくたいしたこと書いてない。カラーになったときに、「あぁ〜」ってなるでしょ、それで状況わかってOKでつながるから、字幕は読まなくてもOK。だから字が小さい、何か言ってるな〜程度でいいということ。
5話目、いいね、文句無し。幸せな気持ちになれる映画です。
全体的に非常におしゃれで薄いテイストです。私、お笑い嫌いなんですが、昔やってた「夢で逢えたら」はおしゃれで好きでした、特にショートコント良かったな。その番組の雰囲気に似てるかな。
z世代は昨日の紅白見ても感じたけど、抽象的で平和主義。いまの私はそれが心地よい。映画も音楽もメッセージよりも空気みたいな温かな温度をすごく大切にする。うちの子もだけど、例えば尾崎豊の卒業を聞いたとしたら、「なんで校舎の窓ガラスを夜に壊すの?」と本気で疑問に思うとおもう。
少し前に見たすとぷりのアニメも悪役や嫌な事件が無いけど何だか温かなやさしい気持ちになれた、日本も新しい時代に入ったのだと思う。空気感(やさしさや思いやり)を大切にしながら個性も大事にする世代、なかなか良いです。
派手さはないけど日常の温かみのある映画です。
超豪華な出演者。第1章が気に入りまひた。寝れる (^^)
鑑賞前に解説見たら、TVドラマや映画で主役を演じる俳優がゴロゴロいて、知らない名前が1コもない。
僕が気に入ったのは第1章。
広瀬すずのさりげない「ギリじゃないよ」が良いね。
仲野太賀がこのセリフをスルーしたような,してないような感じも良い。
あと、寝れます (^^) zzZ。
肝心の奥山由之のパートがひどいのがもったいない
2024年劇場鑑賞332本目。今年残り4本。
パンフレットなしにつきマイナス0.5。
なるべくこの映画を省エネで作りたいという意志を感じます。いやパンフレットくらい作れよ!
ある川沿いにあるベンチで会話する人たちをオムニバスで描いた話。とはいえ完全に独立しておらず、他の編に出てきた人の名前や話題がさりげなく入ってきてそこに住む人たちの話という演出がされています。
予告こそジム・ジャームッシュの映画みたいなオシャレなだけの雰囲気が漂っていて、正直面白くなさそうだな、と思ったのですが、オムニバスに出てくるキャスト全員有名俳優で、正直こういうの一人くらい知らない人、顔は分かるけど名前分からない人が混ざってくるのですがそういうのも一切なく豪華すぎるだろ、なんでミニシアターで細々と上映されてるんだ、と不思議に思いながら鑑賞しました。
基本5章中4章以外全部面白いです。1章は広瀬すずが幼なじみの仲野太賀にちょこちょこアプローチするのが悶絶しますし、2章岡山天音と岸井ゆきのと荒川良々の会話で吹き出してしまうし、3章の森七菜はともかく今田美桜の狂った女の芝居にほんとにこれ今田美桜だよな?と思ったくらいで見応えかありました。5章の1章から1年経った2人の関係性にまたニヤつくのも良かったんです。
ただ、この映画を企画した奥山由之の担当する4章だけ全然面白くない上に、ある理由で出てくる字幕が普通の字幕の漢字につくふりがなくらいの大きさなのでめちゃくちゃ読みづらくてストレス爆たまりでした。
寿司ネタが一番面白い
古ぼけたベンチを舞台に繰り広げるオムニバス長編映画。5つの物語から構成されている会話劇ですが、一番面白かったのは第2編の別れ話をするカップルとそこに割り込むおじさんの3人の会話で寿司ネタが最高に面白くてツボにハマりました。
2024-209
シンプルなシチュエーションから見える実力。
エピソード2・4が特に面白かった。コメディ色が強く、ベンチと原っぱという質素な舞台でも気にならないストーリーであることはもちろん、役者陣ものびのびと演技ができていたように感じる。
生方脚本のエピソード1・5は、坂元裕二的なオシャレなセリフをとにかく書きたいという脚本家の悪癖がもろに出てしまっており、そのせいで過剰なセリフ量に退屈さが生まれてしまっている。
エピソード4は他の話とは対照的に、カメラの動きや役者のアクションが強調された話にはなっているものの、役者2人が延々と金切り声で叫んでいるので、観客としては一歩引いた目線でその状況を見ざるを得ない。これももう少し落ち着いた話運びの方が作品全体のトーンに合致していたと思う。
ものすごく小さな舞台
作ってる本人は
8割引のバレンタインチョコ、浮気は大トロ
*
幼馴染のふたりがとても好きだった
バレンタインデーを過ぎた
残りものの8割引のチョコレートが
ふたりを変えたきっかけ
もやしマートに感謝したくなる
ベンチは無くなってしまうかもしれないけど
まだ付き合ってない中学生のふたりと
どこかの道やもやしスーパーなんかで
ばったり出会ってふたりの結果を見れたらいいね
なんてちょっと願ったりもした
恥ずかしそうに「手つなごう」可愛かったな
長いこと幼馴染だったもんね、恥ずかしいよね
*
ep2の別れてみようかカップルwithおじさん
これもすごく好きだったな
嫌なことや最低なことのレベルを
寿司のネタやランクや量で表すのが斬新で
おじさん役の荒川良々によって
より新鮮なおいしい寿司になってた気がする
浮気が大トロ
叶姉妹をアイツっていうのがイカ
普通に吹いたし普通に笑ってしまった
ホームシアター感覚になってしまった
「ウニはやめてよね〜若いんだから」
(おじさん…ウニってなに!!)
*
相手がいる男を好きになって
追いかけてしまう女の人って結構多いのかな…
『勘違いするなよ
別れないってことはその人が本命で
お前は所詮〇〇ホール』っていう
刺激強めのポストを読んだことがあり
ep3はこれを思い出さずにはいられなかった
「都合のいい女」になってしまった姉に
おかしいと罵声を浴びせる妹
ほっといて!と妹に罵声を浴びせる姉
でもそんなふうに自分の感情を隠さずに
曝け出すことができるのっていいよね
最後はベンチに座って落ち着いて姉の話を聞いて
放り投げた人形やらを拾ってあげて
とても優しい妹だなって思ったし
姉のことが大好きなんだなって伝わってきた
だからこそ男で人生狂わされてる姉のことを
許せない…というか訳わかんない!って
怒ってしまったのかもな
大好きな人には幸せでいてほしいもんね
妹と同じ立場だったら僕も罵声浴びせてた
*
アット・ザ・ベンチに出演されている俳優さんは
みんな演技力が高くて寿司でいうと松でした!
ep1.5仲野太賀さんと有村架純さんは
演技してますって演技で
ep2岡山天音さんと岸井ゆきのさんは
演技してませんって演技だった
こういうオムニバス系は
演技の仕方の違いも見れて面白い
AT THE BENCH(映画の記憶2024/12/26)
ベンチでの2人(1話だけ3人)の会話だけだが面白い
東京・二子玉川の川沿いの公園跡地に残ってる古ぼけたベンチ。
そのベンチで起きる5編のオムニバス作品。
1.残り物たち---★3.5
ある日の夕方、そのベンチにリコ(広瀬すず)が座り幼なじみの、のりくん(仲野太賀)を呼び出した。
近所に住んでて、元公園だったのに知らないうちにすべり台などの遊具が無くなった。
その事を、長年連れ添った旦那の病気に気づけなかった妻に例えたり、公園がみんなに心配かけたくなかったんでは?などと比喩して2人の何でもないトークが続く話。
これ、面白かった。多分広瀬すずも仲野太賀も好きな俳優だからかも知れないが、話してる内容が刺さった。
2.まわらない---★4
4年付き合ってる恋人同士のナナ(岸井ゆきの)とカンタ(岡山天音)にスーパーで買ってきた昼飯を食べようとそのベンチに座った。
そこで、カンタの何気ない言動に、イラッ、としながら、バイクに乗らないのにバイク乗りの格好をする、とか、テレビ出てる人をアイツと呼ぶ、とか、ナナの事を潔癖症だと思っている、などと、言い出し、別れ話を始めたところ、後ろでベンチが空くのを待っていたおじさん(荒川良々)が入ってきて3人で会話が進むという話。
ナナの言ってる事わかるわぁ、って聞いてた。でも自分でも同じような事をやってるかも、とも思って、女性のちょっとした、イラッ、を放置し、積もり積もると爆発するんだな、というのを改めて納得した。
岸井ゆきのの魅力も有り、1番面白かった。
3.まもる役割---★3.5
彼を追っかけ、家出して、彼に捨てられホームレスになった姉(今田美桜)と姉を探しに来た妹(森七菜)の会話
自分がそのベンチを守ってあげないと彼が悲しむ、とか訳わからない事を言う壊れた姉を今田美桜が熱演してた。美人なのにわざと小汚い格好で雨上がりのベンチで暴れる演技はなかなか見所だと思う。そして、久々に観た森七菜は説得力もあり可愛かった。
この2人だから観れた、と言う面もあり、ナイスキャスティング、という評価。
4.ラストシーン---★3
モノクロのシーンで始まり、ベンチの撤去をしようとしてる2人(草彅剛、吉岡里帆)は宇宙人?という設定で映画を撮っていて、神木隆之介が監督?なのかな。
これはわかりにくかった。
何かわからないが、草彅剛の真面目な公務員風の演技と吉岡里帆のとぼけた演技は面白い。
5.さびしいは続く---★3.5
1編の続き
リコ(広瀬すず)とのりくん(仲野太賀)が結婚することになり、みんないつかさよならしていく、辞める時に寂しがってもらえるようになろう、なんて何気ない会話をふたたび展開する話。
そうだよな、なんて不思議に納得してしまう良い話だった。
5編を通して、好きな俳優ばかりのキャスティングで、全女優にチェックが入ってだことに自分で驚いた。
大好きなな俳優を集めたオムニバス、すごく良かった。
もう一度観たい、と思った。
たまにはのんびりしませんか?
ヒステリー演技が凄い
実在のベンチ
河川敷にあるベンチに座って会話するだけなのにメッチャ面白いオムニバス映画。 本年度ベスト!
お気に入りのキャストが多く出演しているので鑑賞。
アドリブで会話している感じもありメッチャ面白かったー!!
本作は5つのエピソードで構成。
エピソード1
広瀬すず&仲野太賀さん。
幼なじみのサラリーマンと保育士の2人の会話劇。
テンポの良い2人の会話をずっと聞いていたかった(笑)
「もやしマート」が脳内ループする感じ(笑)
エピソード2
岸井ゆきの&岡山天音さん+α
恋人の喧嘩のお話。
彼氏の嫌な所がチリも積もって気持ちがついに決壊。
ベンチで喧嘩が始まるストーリー。
途中でベンチの後ろに想定外の一般人が登場したと思いきや、そこから更に面白くなった!
岸井ゆきのさんの横顔が美しく印象に残る。
エピソード3
今田美桜&森七菜さん。
姉妹の大喧嘩のお話。
2人の本気レベルの喧嘩のシーンに圧倒される。
怒った2人の顔が美しくも可愛いくて1番引き込まれたエピソード。
エピソード4
草彅剛&吉岡里帆さん。
メッチャ笑える会話劇(笑)
漫才を見ている錯覚に陥る面白さ!
何故か字幕で出てからは、ずっと笑いっぱなしだった(笑)
エピソード5
広瀬すず&仲野太賀さん。
エピソード1の続編。
幼馴染みの2人の心の変化が良かった!
もやしマートのセリフも再び登場(笑)
舞台が二子玉川って事だけどもう少し川下だった感じ。
高校時代、多摩川の河川敷でデートした事を思い出しました( ´∀`)
会話だけなのに面白い
豪華キャストによる会話劇。
みんな主役級の役者だけにテンポよく、ホントにそこで喋ってるだけなんじゃないかってくらい小気味良い。
何回バイク乗りって言うんだ⁈とか、映画撮影パートと分かっていても、予想だにしない急展開にかなり笑った。
基本的に固定カメラで、ロケーションも変わらず大きなアクションもないコメディなのだけど、今田美桜VS森七菜という可愛らしい人気女優が怒鳴り散らす第3話だけ、ブレまくりの手持ちカメラで、不安定な姉と連れ戻そうとする妹の緊迫感が伝わる。
ファンとしては、太賀で始まり太賀で終わる2パート登場で嬉しい限り。
なんか一番ゆるいけど、広瀬すずさん相手に、なんだかニヤニヤしてしまう幸せパート。
2人のえっ⁈えっ⁈がすごく好き。
ざ、オムニバス
とても好きな俳優陣が多く出ています。
公開を楽しみにしていますしていましたが、関東はテアトル新宿だけ?とのこと、なかなか行くことができませんでした。
オムニバス映画っぽく、ベンチを中心に少しだけ重なり合う物語です。
それぞれ好きな俳優さんが出てくる素敵な映画でした。
会話劇、劇場の至る所で笑い声が出ます。私もクスクス時には吹き出してしまった。
そして広瀬すずは本当にキレイだな。
あんなこと言われたい、、、とニヤニヤしてしまった。
オムニバス映画はそれぞれのストーリーも大切だけど、まとまって何かが欲しいところ。第5で全てが重なり、、、を期待してしまった。
各ストーリーは、それぞれはとてもおかしくどれと良かった。
さ、らじお聴きながら帰ろう。
そう言えば、ポンポン
場所に物語が宿る
ホームレスのスマホ充電事情
広瀬すずの保母さんかぁ…アリだと思います!
とは言え、広瀬すずが保母をしてる姿、難しくない?多摩川繋がりの有村架純だったり、友人設定だった岸井ゆきのさんだったらスムーズに受け入れられるんですけどね。
一番キタのはep3。しかしあんな自己分析できてたら、あんな行動は取れないと思いつつも、森七菜の選択は凄いと思いました。あそこは100人が99人…、は言い過ぎか、5人に4人が「帰ってくる場所はあるからね」と言って立ち去る場面。それがスマートだし、リスクも少ない。高みから一段降りる選択は自分にはできないな。まあ、それが正解かは分からないんですけどね。寄り添うって難しいですね。
監督が脚本を書いたep4がぶっ飛んでましたが、ベンチから見た世界がどう見えているか?こそ、きっと監督さんが描きたかったんだろうなー。
緩い映画ですが、好きです。
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