アット・ザ・ベンチのレビュー・感想・評価
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たまにはのんびりしませんか?
多摩川に佇む撤去寸前のベンチ
通り過ぎる人の変わらない日常の風景
会話劇として進行していきます
年末年始のんびり今年を振り返り
のんびりと来年に希望を持つ
変化する風景と変わらない場所
あんまり急がないで
たまにはのんびりしませんか?
ヒステリー演技が凄い
心に沁みた
先週末、ある出来事があった。そのため、ただの会話劇なのに、とても心に沁みた。
追記
2回目の鑑賞。
1話5話のなんかもどかしい感じがとても初々しく、2人の演技に魅了された。
2話の途中までの何もしない荒川さんがおかしくてたまらなかった。お寿司がたまっていく話、一緒に見た人は、見た後で「気持ち、とてもわかる」と言っていた。怖い怖い。
3話は軍鶏の喧嘩みたいだが、それなりにおもしろかった。お姉さん役は最初有村架純さんだと思っていた。
4話。3人とも芸達者ですね。(特に役者役の二人) 最後の監督とベンチの会話もよかった。
エピソード4は退屈、字幕が読めない。
テアトル梅田で鑑賞。オムニバス形式で5つのエピソードからなる作品。エピソード1→仲野太賀と広瀬すず。2人は幼なじみで2人とも独身。2人のほのぼのとした会話が良かった。エピソード2→岸井ゆきのと岡山天音。恋人どおしだか、別れ話の最中に荒川良々が参加してくる。3人のやりとりが、笑わせてくれます。エピソード3→今田美桜と森七菜。姉妹の設定で2人の喧嘩が見せどころだが、怒鳴りあっている時のセリフが聞きづらい。エピソード4→草彅剛、吉岡里帆。ベンチの縦、横、長さの定義の言いあいがつまらない。で、しばらくして宇宙語になってきて、字幕が出てくるのだが、字幕が小さくて見えません。私は前から5列目で観たのだが、もっと後ろだったら全く読めないでしょう。あえて字幕を小さくするメリットって何なの?デメリットの方が大きいでしょう。神木隆之介も出てきたが、もったいない配役だと思う。エピソード5→1の続き。幼なじみの2人のこれからの人生は...(あえて記載しません) 3はまだしも4は失敗作だと感じた。(吉岡里帆さん、ごめんなさい)😅
設定は面白いが、何かが足りない
本作を観て「偶然と想像」を思い出しました。どちらも同じオムニバスですが、こちらはワンシチュエーションという事で、なかなか斬新で面白い設定だと思います。
まず、内容に関しては2話と4話は笑わさせてくれる内容で面白かったです。3話は兄弟げんかのお話しなのですがとても迫力があり見応えがありました。1話と5話は全5話の中で最も日常的な内容で、幼なじみの二人のお話しでほっこりする内容なのですが、会話の内容がつまらなく退屈でした。
演技については2話と3話が上手いと思いました。2話は長いセリフが多いのですが、会話がとても自然な感じで上手かったです。3話はのどが潰れてしまうのではと思わせるほど迫力のある演技で圧倒されました。1話と5話についてはお互い思っていることをストレートに言い出せない、という設定のせいもあり演じるのが難しいとは思いますが、会話の流れが不自然でとても幼なじみとは思えなかったです。また、1話と5話で二人の距離感が詰まっていないのも不自然でした。4話については判定不能です(笑)
以上、良かったところも沢山あったのですが、退屈なところもあり、実験的な意味では◯完成度としたは△という感想です。
追記〉
それにしても、よくこれだけのキャストを集められたものです。
実在のベンチ
河川敷にあるベンチに座って会話するだけなのにメッチャ面白いオムニバス映画。 本年度ベスト!
お気に入りのキャストが多く出演しているので鑑賞。
アドリブで会話している感じもありメッチャ面白かったー!!
本作は5つのエピソードで構成。
エピソード1
広瀬すず&仲野太賀さん。
幼なじみのサラリーマンと保育士の2人の会話劇。
テンポの良い2人の会話をずっと聞いていたかった(笑)
「もやしマート」が脳内ループする感じ(笑)
エピソード2
岸井ゆきの&岡山天音さん+α
恋人の喧嘩のお話。
彼氏の嫌な所がチリも積もって気持ちがついに決壊。
ベンチで喧嘩が始まるストーリー。
途中でベンチの後ろに想定外の一般人が登場したと思いきや、そこから更に面白くなった!
岸井ゆきのさんの横顔が美しく印象に残る。
エピソード3
今田美桜&森七菜さん。
姉妹の大喧嘩のお話。
2人の本気レベルの喧嘩のシーンに圧倒される。
怒った2人の顔が美しくも可愛いくて1番引き込まれたエピソード。
エピソード4
草彅剛&吉岡里帆さん。
メッチャ笑える会話劇(笑)
漫才を見ている錯覚に陥る面白さ!
何故か字幕で出てからは、ずっと笑いっぱなしだった(笑)
エピソード5
広瀬すず&仲野太賀さん。
エピソード1の続編。
幼馴染みの2人の心の変化が良かった!
もやしマートのセリフも再び登場(笑)
舞台が二子玉川って事だけどもう少し川下だった感じ。
高校時代、多摩川の河川敷でデートした事を思い出しました( ´∀`)
会話だけなのに面白い
豪華キャストによる会話劇。
みんな主役級の役者だけにテンポよく、ホントにそこで喋ってるだけなんじゃないかってくらい小気味良い。
何回バイク乗りって言うんだ⁈とか、映画撮影パートと分かっていても、予想だにしない急展開にかなり笑った。
基本的に固定カメラで、ロケーションも変わらず大きなアクションもないコメディなのだけど、今田美桜VS森七菜という可愛らしい人気女優が怒鳴り散らす第3話だけ、ブレまくりの手持ちカメラで、不安定な姉と連れ戻そうとする妹の緊迫感が伝わる。
ファンとしては、太賀で始まり太賀で終わる2パート登場で嬉しい限り。
なんか一番ゆるいけど、広瀬すずさん相手に、なんだかニヤニヤしてしまう幸せパート。
2人のえっ⁈えっ⁈がすごく好き。
ざ、オムニバス
とても好きな俳優陣が多く出ています。
公開を楽しみにしていますしていましたが、関東はテアトル新宿だけ?とのこと、なかなか行くことができませんでした。
オムニバス映画っぽく、ベンチを中心に少しだけ重なり合う物語です。
それぞれ好きな俳優さんが出てくる素敵な映画でした。
会話劇、劇場の至る所で笑い声が出ます。私もクスクス時には吹き出してしまった。
そして広瀬すずは本当にキレイだな。
あんなこと言われたい、、、とニヤニヤしてしまった。
オムニバス映画はそれぞれのストーリーも大切だけど、まとまって何かが欲しいところ。第5で全てが重なり、、、を期待してしまった。
各ストーリーは、それぞれはとてもおかしくどれと良かった。
さ、らじお聴きながら帰ろう。
そう言えば、ポンポン
場所に物語が宿る
ホームレスのスマホ充電事情
広瀬すずの保母さんかぁ…アリだと思います!
とは言え、広瀬すずが保母をしてる姿、難しくない?多摩川繋がりの有村架純だったり、友人設定だった岸井ゆきのさんだったらスムーズに受け入れられるんですけどね。
一番キタのはep3。しかしあんな自己分析できてたら、あんな行動は取れないと思いつつも、森七菜の選択は凄いと思いました。あそこは100人が99人…、は言い過ぎか、5人に4人が「帰ってくる場所はあるからね」と言って立ち去る場面。それがスマートだし、リスクも少ない。高みから一段降りる選択は自分にはできないな。まあ、それが正解かは分からないんですけどね。寄り添うって難しいですね。
監督が脚本を書いたep4がぶっ飛んでましたが、ベンチから見た世界がどう見えているか?こそ、きっと監督さんが描きたかったんだろうなー。
緩い映画ですが、好きです。
ベンチになって、人の話を盗み聞きしたくなる
一つのベンチの周りで繰り広げられる4組の人々の物語だが、登場人物たちが話す内容を聞いているうちに、彼らの関係性や、置かれている状況等が徐々に明らかになってくるところに引き込まれる。これは、おそらく、人の話を盗み聞きするような面白さが味わえるからで、その点では、自分も、epsode3で出てくる荒川良々演じるおじさんや、epsode4の「お父さん」と同類なのだろう。
登場人物たちを、後ろや横から写したり、正面から捉えたり、手持ちカメラで追いかけたり、定点からの長回しで撮影したりと、epsodeごとにカメラワークに特徴があるところは楽めるし、各epsodeの会話の内容が微妙に繋がっているところもニヤリとさせられる。
豪華すぎる俳優陣の共演は堪能できるし、それぞれの話の内容も面白いのだが、それでも、epsode2に、おじさんは登場しなくても良かったのではないかと思えるし、epsode4の、「実は、これは撮影現場でした」というメタフィクションも、必要なかったとしか思えない。
何となく結婚に向かいそうな幼なじみの話もepsode1だけで十分で、epsode5で話の続きを描くのなら、むしろ、epsode3の姉妹が、その後、どうなったのかを知りたくなってしまった。
epsode1にはほのぼのとした温かさが感じられたし、epsode2では何度も笑わされたし、epsode4には意表を突かれた驚きがあったのだが、感情をむき出しにして激しく怒鳴り合う姉妹が、やがて心を通わせる姿を描いたepsode3からは、「人を思うこと」の切実さが感じられて、胸に迫るものがあった。
微笑ましかった笑った楽しかった
短編連作がそもそも好きで、しかも生方美久が初めて書いた映画の脚本、そしてこの豪華な出演陣。観る要素しかない映画だ。
お目当ての生方美久は第1と第5編。仲野太賀、広瀬すずの2人劇。2人の会話だけで構成される話だし、ほぼほぼベンチに座ってるだけだから、2人の表情とセリフが際立つ。会話の中に垣間見える関係性や徐々ににじみ出る2人の思いがとてももどかしくて微笑ましい。少し時期を変えての第5編になるから、その関係の変化に嬉しくなる。こんな短編なのに2人に気持ちが入ってしまったことに驚く。生方美久らしい脚本だ。
でも、それだけではなかった。どれも面白いし、どれも好きな俳優さん達がイキイキと演じている。個人的には第2編がお気に入り。オチも素晴らしいと思う。岸井ゆきのが演じる彼女の言いたいこともわかるし、言ってることの理不尽さもかわいいし、3人のワチャワチャした感じがとても楽しかった。
雰囲気がまったく異なる4編(1と5は続きものだから)。ベンチにまつわるというだけのくくりで作られた短編だが、なぜか同じ空気をまとっている気がしてしまう不思議。こんな短編集をもっと観たい。そして、生方美久さんの長編映画も観てみたい
秀逸な脚本+豪華キャストで想定外の面白さ
俺にとってのトップ ヒロイン 広瀬すずの作品なので、普通なら数回観賞するところだが、今回はSKIPするつもりでいた。理由は広瀬すずの話(EP.1)はWEB上で無料公開されたときに既に観ていたし、元々有料上映するつもりが無かった(であろう)自主製作映画だったし、上映館が僅かなので、いつも行かない映画館に足を延ばすのも億劫だった。
その実、そうは言っても気にはなっていた。ある日出掛けた帰りに映画を観ようという気になって、寄り道するのに都合の良い映画館を探したら、行ったことの無い109シネマ二子玉川だった。何上映しているか調べていたら、本作が有った。 偶然だったが、それなら本作を観ておこうとなって観賞。
【物語】
東京・二子玉川の多摩川の川原に、古びたベンチが一つ置かれている。このベンチの周りで織りなされる5つの短編映画。
エピソード1
ある日の夕方、久しぶりに再会する幼なじみの男女(広瀬すず、中野太賀)が、昔から知っているそのベンチに座って言葉を交わす。
エピソード2
ベンチで昼食を始めたカップル(岸井ゆきの、岡山天音)。ささいなことから口論を始める。延々と続く口論に居合わせた男(荒川良良)がなぜか参戦してくる。
エピソード3
ベンチで暮らし始めたホームレスの若い女(今田美桜)に対して、その妹(森七菜)が家に帰るように説得しに来るが、2人の間で姉妹ならでは激しい口論になる
エピソード4
ベンチの撤去を計画する役所の職員二人(草彅剛、吉岡里帆)がこの場所を訪れる。
(終盤に神木隆之介が登場する)
エピソード5
エピソード1の後日談的会話が展開する。
【感想】
観始めてからが気が付いたが、そうかこのベンチはこの映画館に近いのか。昼間だったら、主役のベンチにも寄り道したのだが、もう夜だったので見れなかったのは残念。
それはともかく、観て良かった。
期待よりはるかに面白かった。
EP1も観賞済のはずが、個々のセリフはほとんど覚えてなくて、「こんなに面白かったっけ?」
目当てのすずの美しい横顔もスクリーンに映えて〇。
EP2 は一番笑えた。とぼけた岸井ゆきのと荒川良良の味が堪らない。会話する岸井ゆきの、岡山天音の後ろに良良が見え隠れてし始めただけで笑いが込み上げた。「いつ会話に参加するの?」と思わせておいて、なっかなか参加しない。このあたりの、脚本・演出、そして影だけで演技する良良が上手い!
EP4を除いて、どの作品も会話にリアリティーがある。庶民あるあるだと感じる。でも、一方で「普通はそこまで言わないか」というところもあって、そのバランスが絶妙。“あるある”なんだけど、陳腐ではない。
EP3は今田美桜と森七菜の振り切った演技が良かった。姉妹だからこそこんな激しい喧嘩もあるような。
EP4はリアリティーとはかけ離れた、斜め上にビュっとすっ飛んでった展開で、それはそれで面白かった。神木隆之介は僅かな出番だけど、いい味出すよな、やっぱり。
全体を通して言えるのは脚本が秀逸(EPごとに脚本家も違うのだが)。 “カメラを止めるな”しかり、“侍タイムスリッパ―”しかり、低予算自主製作映画が面白い絶対条件は脚本が良いこと。
さらに、秀逸な脚本に加えて演じるのが自主製作映画としてはあり得ない豪華キャストだということが本作の魅力。主演級を8人も使ってる! 自主製作映画であり得ないでしょ。 皆さん友情出演???
これに2000円払う価値があると思うか否かは人それぞれの価値観だが、何カ月後かに配信で観るチャンスがあれば、絶対観る価値有り。自信を持って言えます。
期待以上
あの生方美久さんが2話も、ねもしゅーも脚本!!豪華!!!楽しみ!!と期待いっぱいで観に行ったけど、期待以上にさらによかった。
2話の蓮見くん脚本の面白さも、映画館がこんなに笑いで溢れるの初めての体験だった。荒川良々さんの存在感、本当に素晴らしいなあ。
なにより最後、生方美久さんの5話目の
【寂しさは、幸せが残していったもの】
という言葉が、きっとわたしがこれから生きていくうえでずっと大切にしていくだろうなと思った。ずっと欲しかった言葉を貰えた気がして最後の最後に泣かされてしまった。宝物の言葉ができました。この作品に出会えてよかった。
仲野太賀×広瀬すずが本当にベンチがあるだけで、その他の小道具が限られた中であんなに惹きつけるのは、脚本と役者さんのすごさなのかなと感動しました。
二子玉系コーヒー&シガレッツ
短編集好み分かれるね
アット•ザ•ベンチを観ました。
多摩川土手に実在する古びた小さなベンチを舞台に普通の人達の何気ない会話を集めた短編4話(第1話と第5話は同じストーリー)で、それぞれ脚本家が違うオムニバス映画です。
第 1 話+第5話は広瀬すずと仲野太賀が出演。
第2話は岸井ゆきの、岡山天音、荒川良々が出演。
第3話は今田美桜、森七菜。
第4話は吉岡里帆、草彅剛、神木隆之介。とかなり豪華な俳優達が頑張ってます。
1話目は久しぶりに会う幼なじみの2人。実はお互いに惹かれてるけど幼なじみの関係が邪魔をして本心がはっきり言えないもどかしさや甘酸っぱさを感じたり過去を思い出したり。ノスタルジックな雰囲気も味わえました。
2話目は笑えます。別れ話中のカップルに割り込むおじさんの3人コント。特に岸井ゆきのさんのセリフ回しの演技が絶妙で、岡山天音と荒川良々との掛け合いも息ピッタリ。
3話目は、彼を追いかけて家出したが何故かベンチホームレスになった姉と、姉を探しにきた妹の2人芝居。今田美桜がホームレス役を熱演していて驚きました。ホームレスになった理由が少しずつわかってくると思わず胸が熱くなりました。脚本も素晴らしかったです。
4作目はベンチ前で撤去の相談をする役所職員のコント。コントが今ひとつで、途中何故か撮影してるとわかるシーンに変わり。最後に宇宙人も登場してくるわで、何を言いたいかさっぱり?学芸会を観てる様で正直キツかった。神木隆之介がどこに登場してるか分かりにくく古いですが「ウォーリーをさがせ!」を演出してるかなと思って観てました 。4編で終わりと聞いてたのでこれで終わりは無いと思ったら1話目の続きが始まってくれてホッと。夕焼けが差し込む広瀬すずの横顔がとっても綺麗でした。
どのエピソードが好きか分かれる面白い短編集だと思います。
私は3作目のエピソードが一番好みでした。
良々が良し♡
叔父の家が二子玉川にあって、以前「何かの撮影やってるよぉ〜」と言われたのだが、誰がいた?と聞いても「知ってる人はいなかった」と言っていたから、すっかり忘れておりまして。。
こっ!これじゃん!!
つか、むしろ豪華キャストォ〜!
ノリに乗っている太賀君。
はい勿論大好き♡と、アイラブ天音ちゃんと良々君はずっと追いかけているのでね♡
(こないだうちの近所で撮影がありナマ天音見れました♡背ぇが高くてオドロイタ)
この3人だけでお腹いっぱいな程ハキュンなのに、すずちゃん、草彅さんに吉岡里帆ちゃん、岸井ゆきのちゃんに神木君まで出てる!
ごっ!豪華やんかいo(≧▽≦)o
華麗なる奥山家!
注目の奥山ブラザーズのお兄ちゃん・
由之監督作品だということで期待値が上がる!
(弟さんの大史監督は先月公開された
「ぼくのお日さま」を撮った方。
爆裂に良かったです!)
由之監督は写真家としても有名で、様々なCMやMVも手掛ける映像作家。
お二人共、監督だけでなく、脚本・編集・企画・撮影など、作品作りにおいて幅広く携わっており、とてもこだわりのある方々なんだな〜という印象で、その若き才能には楽しみしかないのです。
何でもやれちゃうし出来ちゃうのすごい
( ・∇・)
加えて今村圭佑さんが撮影!
痺れポイントでしかない!
(夏帆が凄すぎて震えた&主題歌が良かった)
「サイレント」で一躍時の人となった生方美久さんと、こちらもメジャーな露出が増えてきている蓮見君も脚本に参加しているしで、全くノーマーク作品でしたが、ここまで個人的にツボをつかれた作品なので観ないわけにはいきません。
高島屋の誘惑に負けないように、映画だけ観て帰るぞい!と心に誓い行ってきました♪
23年9月に第1編、今年4月に第2編がVimeoで無料公開されていたんですね。
そこに3・4・5編を追加制作してまとめられた本作。
二子玉の川沿いにあるベンチを舞台にした会話劇で、全5編から成るオムニバス作品です。
会話劇は好きだけど、オムニバス作品はちょっと苦手なのですが、飽きずに観る事が出来ました。
◎第1編・残り者たち
太賀&すず&生方脚本。
2人の距離感が良い。
自然と顔がほころぶ(^。^)
◎第2編・まわらない
天音&ゆきの&良々&蓮見脚本
「もうええって〜!」にハキュン♡
天音ちゃんおかしな格好してるなぁって思ったら。。。
あっ!そ〜ゆう事ねプププ〜
特に帽子がイヤでしたw
天音ゆきのカップルの会話劇が最高&安定の良々の「間」がツボでした。
演者と蓮見脚本に笑わされた〜!
1番面白かったです♪(´ε` )
◎第3編・守る役割
今田美桜&森七菜
「よけ〜な事すんなっ!!」こわっw
こんなきれいなホーム◯スは見たことないし、こんな今田美桜も見たことない!
良かったですね吹っ切ってタネ♪
◎第4編・ラストシーン
草彅&吉岡里帆&神木&奥山脚本
「蚊が多いっ!!!!」
メジャー過ぎるキャスト故の弊害が出たか。ちょっとばかし違和感。お話しもいまいちノリきれず。。
◎第5編・さびしいは続く
第1編と同じチーム
「人の人生をのぞきみれる場所なんですよ、ここは」
逆光なのか?画面に映し出されるすずの横顔が美しい。笑顔が尊い。
見つめる太賀の眼差しも優しい。
この辺の画の美しさや色味は映像作家の奥山監督だから成せる技か?!
今村さんの匠の技か?!
久々に聞いたネバヤンの主題歌もマッチしていましたね♪
やっぱり勇磨の声は一生君に似てる。
「街の上で」と似たようなテーマか?
変わっていくもの、無くなっていくもの、変わらずにそこにあるもの。。
以前はよく散歩していた多摩川の川沿い。
"そこ"にひっそりとあるベンチ。
座っている人達の事なんて気にも留めたことなかったし、そもそも今回フォーカスされるまで、ベンチの存在に気付いていなかった(°▽°)
「川沿いは〜地べたに座ってビールっしょ♪」(ゆき、心の俳句)
ので、もちろん腰を下ろしたこともなかった。
でもそこでこんなドラマが巻き起こっていたとしたら何だか面白い(^。^)
ベンチは色々な人達の人生の一部を見てきているんだなぁ〜と思うと、何だか幸せな気持ちになりました。
少し残念だったのは、先行して作られていた第2編が1番面白かったこと。
新たに制作された3・4・5編がそこを越えられなかったのが残念でした。
上映館が少ないですね。
好みが分かれる作品かもしれませんが、多くの人に届いて欲しい作品でした。
鑑賞後はポワッと優しい気持ちになったのに、やっぱり高島屋に吸い込まれてしまい散財しちゃったよぉ\(( °ω° ))/
日常の気づかない幸福感をみつけた感じ
キャストをみればびっくりするような面々 そして短編で2~3人ずつ各編に登場しますが、意外性のある組み合わせなのに、みていて納得のキャスティングでした
一つのベンチで交わされる、時には幸せ、時には深刻、時には人生を賭けたような会話、公園のどこにでもある日常に、他人のやりとりにある人間らしい営みを覗き見ていると、何とも言えない幸福感を味わいました
それにしても広瀬すずさんの可愛いこと、岸井ゆきのさんの小憎たらしくも納得させられる科白、男性陣も器用な方ばかりで、ワクワクさせられました
本編は短く、また各パートも深刻さはない簡潔な中身でありましたが、個々の俳優さんの持ち味が発揮され満足しました(11月28日 テアトル梅田にて鑑賞)
全101件中、61~80件目を表示