「場所に物語が宿る」アット・ザ・ベンチ HKさんの映画レビュー(感想・評価)
場所に物語が宿る
緩い、ほんわかした映画なのかなと思っていたらさもありなん。
喜怒哀楽、全部の感情と宇宙観!?まで表現されていて、
いい意味で予想を裏切られました。
演劇的な単一の設定をベースとしながら、
多様にそれぞれ個性的な方向に物語が展開されていて、
まるで充実した連作短編小説を読んでいるようで、
観終わった後に満腹感に浸りました。
日常に当たり前のように存在している駅や近所の公園のベンチにも、
いろいろドラマがあるのかななんて、ちょっと想像したりしながら帰りました。
コメントする