「お互いの家でも金を払う施設でもない不思議な場所」アット・ザ・ベンチ　サスペンス西島さんの映画レビュー（感想・評価）

2024年劇場鑑賞96本目　優秀作　72点

結論、1話>5話>2話>>4話>>>>>3話、こんな感じ

3話がごめん吐き気するほどきつかった、役者が悪いとかでなく演出がダメ、叫ぶしか脳ないのかと疑う、今作のレビュー評価もこれで全体として落としている要因になった

5話より1話の方が若干行間での会話を側から聞いている面白さがあり、長い付き合いで特別タイプではないけど生理的に無理でない異性同士の仲睦まじい距離感を側から見ている微笑ましさは抜群で、2話は知らん人のすっぼけとカップルのお互いに共感できるいい塩梅の価値観の融合のコントが秀逸で、これはシンプルにコントであった

4話はちゃっと神木くんの突飛な演出もギリ許容できるか微妙なラインの中の中年の距離を押し測っている草彅と芯がありちゃんと物言いをする吉岡里帆の構図はまぁ普通に楽しめた

当初の企画から劇場公開が決まり、テアトルで幅広い年齢層が多く集まり適所で笑いが起きていたから、わたくしの正反対の感覚で込み上げているのも当然いて、それは全然あって良いと思うが、やっぱり3話は若干みんな引いていたというか、興醒めしていた感じがする