他人は地獄だのレビュー・感想・評価
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えっ🫣やば、こわ。ホラーやん!!からのまさかの哲学だった話
またやってしまった…😅 何の下調べもなしに、時間とタイトルとメインビジュアルだけでふらっと鑑賞したら、まさかの…ですわ😱 なんでも 韓国で人気のWEBコミックを日本で実写映画化したサスペンスホラーということでした。 サスペンスホラーだったのよね。 うんうん、PG12ではないよね… なかなかグロいもんね。 でもでも、 どちらかといば、好きではない私でも 不思議?最後まで飽きることなく鑑賞できました🫣 なんかホラー大丈夫かもって最近思ってきました。だって、いかにも怪しい人だらけだもん!意外性はないよね。でも、続きがどうなるか気になっちゃうのよ。中盤からこの映画はどこに終着したいんだろうと考えていましたが、最後は少し意外というか、そうきたかーーーとは思いました。 序盤ーいやぁ〜、やっちまった〜選択間違えた… 中盤ーあら?!🫣面白いかも… 終盤ーなるほど〜そうきたかぁ🤫 友だちに怖くないからと騙されて連れてこられて、やっぱり怖いやんって、目を塞ぎつつ観てたら、最後は哲学聞かされてキョトンとして帰るみたいな?かんじ?! ちがうかも…😅 タイトルの「他人は地獄だ」というのは、フランスの有名な哲学者で劇作家でもあるサルトルが、彼の戯曲「出口なし」の中で述べた言葉です。 人間は、自分の価値、自分の存在、自分の人生の在り方を、常に他人の目によって判断するものであるから、その他人の批判的なまなざしや、他人によって測られているという感覚から、永久に逃れられないことが、地獄なのだと述べています。 キリシマ役の栁俊太郎くんいいですね。どことなく俳優の松田龍平さんを思わせる雰囲気があります。今後が楽しみな役者さんです。
とにかく血が凄いのと痛々しいので注意
流血、致傷の描写はかなり具体的でどぎついです。暗めの画面でもはっきり映ってます。 センシティブな場面(裸の後ろ姿)は一部ありますが、うんざりするような男女のくどい絡みなどはなく、一直線な純粋なホラーだなという印象でした。 物語は深く最後まで飽きさせず、演者の皆さんの凄み、攻防はとっても楽しめました。 原作の韓国漫画やドラマとも見比べてみたい傑作です。
共同生活怖!
家を出てたどり着いたシェアハウスから恐怖が始まる。瓶詰めゴキブリと人肉焼肉がシンプルに気持ち悪い。ホラーシーンは身体を切断するシーンを用いないため少し弱めだが、メンタル崩壊を織り混ぜたホラーはなかなか好みです。
真っ先に観る作品ではないと思うが俺は面白かった
表題の通り、当初観る作品から外していたのたが公開が今日までだったのと評価が思いの外、高かったから興味を惹かれた 田舎を諸事情で飛び出し都会の彼女を当てに上京したが同棲を断られ怪しいシェアハウスで生活する主人公の話 スプラッター系は嫌いだけどR12なので普通に観れた。 住人達のアタオカな演技が最高 青木さやかさんの怪しいオバサン役が最高に似合う(失礼かも…) 最終的にドンドン人が亡くなり最後は主人公の夢落ちかよと思ったらまさかのどんでん返しだった。 この結末は予想してなかったなぁ 少し間延びするけど結末は面白かったし公開中に観れて良かったと感じた。
あたおか
地上の悪を大洪水で流す際、神に使える正しい人間ノアとその家族、動物達の番と共に乗り込む。
方舟から出るサインは羽ばたいて帰ってこない鳩。
メグミの為、駆け出すユウの背後から鳥が飛び立った。
あまり前情報を入れてなかったので、あれ?邦画?韓国作品じゃなかったっけ?ってスクリーン間違えたと思って暗闇でチケットを二度見した。
まず、第一印象は服がダサい…
キャラの作り込みがマンガのそれだよ…
違和感ありありでしら〜ってちょっとなった。
後々、その服装がキャラ立ちの深掘りや各々の立場をピッタリ合わせるものとなり、うわ〜っ秀逸!ってなった。
ユウのダサダサファッションとかジュンのイケてるキャラの割にイケてない感、おばちゃんのレーシースカート、そしてキリシマのあの柄シャツ…あ、怪しい…この怪しさが効いてくる。
ユウも序盤はリーマン喧嘩を止めたのよ「その人死んじゃいますよ!」って。
しかし、穴に落ちるのはあっという間。
ノコノコ入っていったのは悪で塗り固められたキリシマの方舟
勝者にならないと出られない蠱毒。
あなたはどんな地獄を背負ってますか?
「罪」ではなく「地獄」という言い回しが最強すぎて、人殺し全てに業の深さを感じる。
焼肉よ!私はうちあの「焼きまるくん」があるので焼肉にしたいとか思う変人だが逆にジュンが俺、下バカなんで味がよく分からないんですよ〜って嬉々として食べる方がエグくて肉欲がかなり萎えたよ。
リアクションが面白くないとか、ほんと逆に怖い。
きっと彼はDVのトラウマで下バカになったんだろうなぁ。
殺人を犯す人々はその蠱毒の中で殺し合いを楽しみ、強者であろうとする。
それを扇動するノアであるキリシマは概念だったのか。
朱に染まる様に暗い瞳で苛立ちを隠しきれなくなるユウ。
なんだか若者がコンビニでデカいカッターだけを買うという行為だけがこんなに恐怖になるなんてすごい世の中だな〜ってあのシーンだけでもドキっとする。
そんな方舟に入らない多くの人々の中にも地獄を持つ人がいる。その比較になるのが社長。
「俺、家に女(メグミ頭部)いるから」
ストーカー行為、殺人、ユウを殺人者に仕立てる為手元におく。うん、彼も地獄。
殺人だけではなく隣の席のキモいおっさんも漫喫のイキリ倒す若者もウザい。
実はみんなボコってる。
それを忘れてる。
もう、狂気の沙汰。どこから狂ったのか。
でも、地獄とまではいかなくてもギリ地獄な人々が多いのも事実でなぁ…
そもそも、メグミが同棲してくれなかったから!それはそう。しかし、勉強に励みたいメグミにとっては恋人であってもいい迷惑。
と、いうか女の所にいきなりやって来る男なんてもうヒモじゃん。普通に困るよ。ドン引きだよ。
全ての住人を皆殺し方舟から出たユウ。
車に轢かれ、僅かに喉が揺れる。
きっとキリシマの跡を継ぎユウはノアとなる。
殺人を繰り返しながら「殺人を犯したつもり」という良心の手足をキリシマから捥がれ、蠱毒から抜け出した強者として楽しみながら殺人をするのかもしれない。
エンドロールの中、手汗と鳥肌がすごかった。
あぁ、やはり韓国産の映画でしかもマンガかぁと納得。
ドラマ版も観たい。
キリシマとユウが本当にすごかった!
ユウの感情を揺さぶられ激しく変わる表情とキリシマのジワジワとした生理的にしんどい顔。
どうやったらあんな表情作れるのか…
今年1番のサイコがキリシマになったな〜
PG12詐欺
はい!有罪!
邦画は全く見ないが評価と内容面白そうだったので視聴
洋画で面白そうな作品が見つからなかったので久しぶりに邦画観ました
評価を見た感じホラーテイストで怖いと評判でしたが観るとがっくり
やはり邦画は洋画に比べ数段劣ってるなと再認識しました
最初の30~1時間ほどで不気味さもなくなりありきたりな内容になり
怖さは全くなかったです、グロさも洋画に比べると薄い
なぜ評価が高いのか分からないです、洋画を見てないのかもしれません
主役の演技はイマイチでしたが数人素晴らしい演技の方が居たので星1足しました
内容は本当に薄く、ホラー好きとしては物足りない見る価値ない作品でした
GUILTY
原作は韓国の作品でLINEマンガでも連載してる作品という事ですが未読のまま鑑賞。
エグみ全開の大暴れ作品でした。
これはシェアハウスなんて住みたくなる人怖ホラーでゾクゾクしながらもしっかりと楽しめました。
初っ端から荒んでる東京の街にやってきた主人公が家賃2万円のシェアハウスにたどり着いたと思ったらヤバめの住人がワラワラ沸いてきてさぁ大変といった作品で、落ち着ける時間が全くないくらいには画面が大変なことになっていました。
基本的に出てくる登場人物がヤバめな人が多いのはいかにも韓国原作だなと思いました。
主人公は見た目も中身も普通っぽいのに、喧嘩っ早いし口は悪いし、狂気に目覚めるまでの速度が異常だしで序盤から中盤はその態度にイラっともしていたんですが、ヒートアップしていった後半はその狂気が面白さに繋がっていてなんか興奮していました。
キリシマは怪しさを微塵も隠そうとしないヤバいやつで、俳優さんの口元や咀嚼音をこんなに不快に見せるのかと驚きましたし、飄々とした感じから突然発する言葉の冷たさの切り替えもお見事でした。
キリシマの部下たちもものの見事にヤバいのばっかりで、とにかく笑い声が狂ってるという言葉が似合うくらい金切り声でゾワゾワさせられましたし、表情が突然スンとなるのも怖かったです。
主人公の上司たちも現実的なヤバさを持っていて、地元の先輩はとんでもない隠し事からの終盤のどデカい展開の鍵を握っていてドン引きしましたし、パワハラモラハラ上司はシンプルに嫌なやつだったのであれは殴っちゃっても仕方ないかとなる不思議です。
主人公の彼女はまともそうですし、途中でシェアハウスにやってきたピンク髪ボーイもまともだっただけにこの世界では痛い目に遭う、というかそんな事しちゃっていいのか?ってくらいには痛々しいシーンがあるので要注意です。
まーた映倫は仕事をサボっちゃって…PG12よりかはR指定の方がしっくりくるグロの連発でした。
解体だったりカニバリズムだったり、これでもかってくらい刺してみたり、とにかく痛い痛いの応酬で顔が引き攣っていました。
終盤は激アツなシーンに悍ましさを加えており独特なオーラを発し続けていて、これまた血みどろグッチャグチャに絶望の叩きつけと暴れ放題で一周回ってテンション上がりっぱなしでした。
ラストシーンは完全に蠱毒の最後だなという終わり方でどれだけ手足もがれようが足掻き続ける最後の1匹の様な生存本能剥き出しのラストでした。
好みは分かれるかもですが十二分に楽しめたのでオールオッケーです。
映画観る前に食事済ませといて良かったー。
鑑賞日 11/25
鑑賞時間 20:30〜22:40
座席 A-7
エグくて面白いサイコホラー
映画としては確かに面白かったよ。 特に後半の謎解きは秀逸。 でもエグい…エグすぎるよ。 日本のマンガを原作として韓国で製作した”オールドボーイ”と韓国マンガ原作を日本で作った今作。 結局、韓国味が入るとエグくなるって事ね。良い意味で。 人にはオススメできない良作です。
どこみてんのよー
1.青木さやか出ていた
2.この手のグロい映画は評価低い
3.どこまでが妄想?どこまで真実?
4.岡田さんの娘、久々みた。頑張って欲しい。
5.しかし、現実は底辺から上がるのは大変だ
6.あのシェアハウス、何十年前私が住んでた〇〇荘ににていた
7.人がすぐ死んだり、死ななかったり
8.岡田ユイ、彼氏の先輩の顔知らなかったのかなぁ
9.あの主人公、りっはになってほしい
10.職場の先輩、いい味出してる
11.アーミーのタンクトップ売ってるのかなぁ
12.最後に少しだけ萩原さんででいた
13.エンドロール最後はちょっとしか出てない萩原さんだった
14.青木さやか「どこみてんのよー」って言うチャンス沢山あった
15.人肉、リアリティイマイチだった
16.人肉表現no1は冷たい熱帯魚のデンデンだ。
17.最後生き残った虫は脚のない虫で、それは主人公へのエール?
18.社長、あんだけ金あったら岡田さんにアタックしてモノにできた?勇気がなかった?
19.主人公最初に彼女殺したと思ってからおかしくなった?映画の大半は妄想?
シックスセンスとまではいかないが
中盤までは凡庸なグロ系韓国作風かと思いきや、
終盤(どんでん返しはいいが筋通ってる?)、
さらにクライマックス(なるほど新しい、これならプロット破綻してない)と畳み掛けられた。
刑事にも見えたということは…。
フォリ・ア・ドゥの冠は今作にふさわしいのでは。(ジョーカー未見だが)
満足。
方舟に囚われた落伍者
思ったよりヘビーなストーリー展開、かつグロい映像。 ホラー、サスペンスに加えて虚実の混乱、深層心理の表出などが要素にあって 全体の構成に奥行きを与えている。 人間だれしも一歩間違えれば楽園(日常の世界)から追放され、 そこで目の前の現実を受け入れられないとき 自分の心の奥深くに逃げ込み、すべてを敵をみなして必死に防御しようとする。 まさに他人は地獄で、生き残るには戦って勝つしかない。 そんな闘技場にエントリーされてしまった人間たちが 救われるべき”方舟”という名前のシェアハウスに囚われているのは大いなる皮肉。 徐々に精神を病んでいくユウの表情と、 常に淡々と冷たいキリシマの表情が対照的で、 二人の向き合ったメインビジュアルはまさしくこの映画の象徴的な関係性を表している。
今年観た邦画の中でNO.1!気持ち悪いのに面白い
ソウに通じる部分がありながら、ソウよりはリアリティがありストーリーがしっかりとしていて面白い。 キャスティングもすごく良い。 車に引かれて終わっても良いと思ったが そうすると伏線を全て回収することができないので 不満な点は何もなかったです。 だから満点!
人間の弱さと残酷さを描いた作品
没入感が半端なかった。途中、グロい場面が何度かあり目をつぶったが、最後は、えっ?!そうなの?!と驚かされた。人間の弱さと残虐さについて考えさせられる作品だった。主人公ユウの表情がどんどん変わっていく様は凄かった。
瓶の中の虫
いやぁ面白かったなぁ笑笑 定期的にあるB級ホラーかと思っていたら、蓋を開ければビックリ!めっちゃ高品質で見応えもたっぷりじゃないか!イオンエンターテインメント配給と聞くと、真っ先にコロナ禍に生まれし最悪の映画「真・鮫島事件」を思い出してしまうけど、本作は「きさらぎ駅」パターンの良質Jホラー回だった。 上記2作品からも分かるように、イオンエンターテインメントは当たり外れの激しい永江二朗監督のイメージが強すぎたから、これは色んな意味で大成功じゃない?韓国のLINEマンガを日本で実写化。都市伝説に続き、しばらくはこの路線でやりそうだな。 序盤は安っぽさが漂い、陳腐な演出と展開が続くからマズイかな〜失敗したかな〜と思ってたんだけど、柳俊太郎が動き始めて一転。この手の映画にしては珍しい120分越えの長尺にも関わらず、グイグイ引き込まれて気付けばエンドロール。彼が持つ独特の魅力に吸い寄せられてしまった。丁寧な言葉運びなのに、心が全く読めない。不気味な雰囲気がとてつもなく似合う、完璧なキャスティング。 前から只者では無いオーラを感じていたけど、実写版「ゴールデンカムイ」で強烈なインパクトを残し、今回もまた波に乗ったように凄まじい演技を披露。キャラ設定が面白いのはもちろん、柳俊太郎自身が役を完全に物にしていて、観客はひたすらに見せられるばかり。いやぁ、すごい。代表作になったなこれは。 主人公がどんどん落ちぶれていき、理性を失っていく様はまるで「Cloud クラウド」の吉井のよう。最底辺へとまっしぐら。八村倫太郎の薄気味悪い表情も、徐々に闇深くなっていくストーリー展開も、すごく秀逸で終始飽きが無かった。 ここからやり直す、と口では言っているものの、自分から追い求めることはなく、結局は全て人の言いなり。まさに〈負け犬〉という言葉が相応しい。しかも一見善人のような、心優しき皮を被っているのも非常に人間臭くて気味が悪い。文なし、家なし、能力なし。ひたすら他人のせいにするけれど、それら全て自分の努力不足。こうはなりたくない。でも、自ら行動しなければ必ずこのような結末に至る。人生の戒めの象徴に相応しい主人公。 正体不明の謎の男・キリシマに迫るにつれてホラーとしての恐ろしさが増していく。この演出が最高に面白い。湿っぽさを感じさせる雰囲気なんだけど、全力疾走してるかのような軽快なテンポ感であるおかげで、怖いと楽しいが絶妙なバランスを保っている。作品そのものが彼に相当依存しているため、かなり演技力の試される役柄だったのだけど、柳俊太郎は見事にやってくれた。 主人公の歯車がズレていくと同時に、作品のカラーもガラッと変わる。次第にサスペンスへと、そしてこの作品が伝えたかった深層心理的なメッセージも一気に盛り込んでくる。意外にも考察が楽しい深い映画。瓶の中の虫。単純なサイコパス描写じゃないのがすっげぇ面白いし、すっげぇ怖い。 これは予想外の収穫。韓国ぽさをしっかり残しつつちゃんと日本らしく脚色がされていて、予算の関係かチープなところは随所にあるものの、とてもよく出来た作品だった。いいよいいよ、こういうのが見たいんだよ。イオンエンターテインメントさん、来年もよろしくお願いします🙏
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