劇場公開日 2025年1月24日

「残念、笑・ストーリー・アクションどの要素も半端な感じ」アンダーニンジャ 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0残念、笑・ストーリー・アクションどの要素も半端な感じ

2025年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

俺はコメディーを越えてバカ映画と言ってしまった方が良いような振り切った福田作品のファン。 浜辺美波もお気に入りヒロインの一人なので、今作にも福田節を期待して観賞

【物語】
古くから日本各地に潜伏し、存在し続けて来た忍者。 戦後日本に進駐したGHQマッカーサーにより忍者組織は一旦解体されたが、忍者達は潜行し、今も世界各国のさまざまな機関に潜伏し、現在も約20万人の忍者が暗躍しているという。現代では「NIN」忍者組織として忍者を統括しているが、NINから脱退した忍者が密かに結成したUnder Ninja「UN」が不審な動きを見せていた。

あるとき、NINは戦中軍のスパイ養成学校だった「中野学校」の分校跡地にある高校に近頃UNが潜入している情報をキャッチ。NINの末端忍者・雲隠九郎(山崎賢人)はその高校に潜入し、彼らの目的・行動を調査するように命じられる。

転入生として学校に潜入した九郎は女子生徒野口彩花(浜辺美波)と出会う。 九郎は情報収集を進めながら彩花と親しくなって行くが、彩花は忍者同士の戦いに巻き込まれていく。

【感想】
今作はちょっとガッカリ。

今回は半端だったと思う。
忍者の2つの組織の戦いという、普通の映画っぽいストーリーの軸が一応ある。しかし、それがストーリーとして面白いかというと、ハッキリ言って全然面白く無かった。

では、ストーリーは置いておいて、笑えたかというと、残念ながら笑えたシーンはとても限られていた。

元々福田作品の真骨頂は「スジは一応あるが、そこは重要じゃない」だと思う。各シーンのバカげたギャグが一番重要。

今回なぜ、それが不発だったか?
そう考えると、今回はスジ、ギャグに加えて、アクションが有ったからかも知れない。この作品は忍者のアクションも売りになっており、福田監督もそちらに気を取られたか?

浜辺美波も(当然だが)可愛く撮られていたわけでもなく、ギャグが光ったわけでもなく・・・
彼女場合、TVドラマ“アリバイ崩し承ります”で見せたような、とぼけたような、あるいはちょっと抜けているような表現はキュートで上手いが、福田作品で求められる振り切ったすっとぼけた演技は得意でないようだ。

期待のヒロインも不発だったし、俺的はずっと低予算で製作されたと思われる“聖☆おにいさん THE MOVIE”の方がずっと好き。

泣き虫オヤジ
ゆたぼーさんのコメント
2025年1月30日

まあこの監督だからこんなもんなのかな?

ゆたぼー