「ハンカチ持ち歩こうね」合間にて... Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ハンカチ持ち歩こうね
父親の病気の知らせで実家へ帰ることになり、列車に乗る為上野駅にやって来た女性の列車を待つ時間の話。
母親と電話をしながら上野駅を歩く様子から始まるから、帰ろうとしているんだろうなというのはわかるけれど、1人でお茶をして、友人とお茶をして、更には恩賜公園ぷらぷら…どんだけ時間あるんだよ。
更にはどうしたんですか待ち?な不忍池のほとりからまだまだたっぷり時間あるんですね。
恐らく新幹線かな?とか思うけど、席取り直すか家出るのもっと遅くするか、あまりにも不自然な時間じゃないですか?
最後の東京時間とかならわかるけれど、上野にそんな思い入れが?
これといって何かをみせるわけでもなければ、回想シーンもまさかの何もない時間たっぷりだし、しかもラストのそれって、完全に演者のファン向けというだけの位置づけの作品ってことですね。
比較するもんじゃないけれど、同じく何もない映画ということでは、変に動きがないぶん「すずしい木陰」の方がよほど良かった。
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