「パワーダウンとは裏腹に…高まる期待!」カラダ探し THE LAST NIGHT しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
パワーダウンとは裏腹に…高まる期待!
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"カラダ探し" シリーズ第2作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読。
昼の爽やかな青春模様と夜の血塗れのコントラスト、赤い人との戦いで魅せるアクションが「カラダ探し」の持ち味だと思っていたのに、それらが薄まっていて物足りなかった。
眞栄田郷敦の身体能力を活かしたアクションシーンでもあれば、より迫力のある画面をつくられたのではないかと思う。
安斉星来も、せっかく空手少女の設定でキレのある蹴りを披露していたのに、殆ど活かされていない。非常に勿体無い。
前作の魅力を薄めてまで入れた、「カラダ探し」の由来に迫り、呪いの連鎖を断ち切るための戦いと云う展開も、ご都合主義の塊でノリきれなかった。パワーダウンは否めない。
しかしながら、次作を想定したポストクレジットシーンには期待が高まる。こちらの方が断然面白そうだ。本作のヒットによって、3作目が製作されることを願うばかりである。
[余談]
木村佳乃の怪演が、本作いちばんの見どころだと言っても過言では無いかもしれない。あの笑い声、耳にこびりついて離れない。なんなら赤い人役は彼女でも良かったのではないか。
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おつろくさんのコメント
2025年9月8日
共感ありがとうございます!
安斉星来も演技力があるのにあんまり活かされてなくて残念でしたね。木村佳乃は、「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」のあたりから狂気じみた役を上手く演じ切っているので、赤い人は木村佳乃が適任だったかもしれないですね。
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