「もっと地味で真摯な内容を期待していたが、事件が映画的すぎて、他が良かっただけに実にもったいない。」金子差入店 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと地味で真摯な内容を期待していたが、事件が映画的すぎて、他が良かっただけに実にもったいない。
実在する「差入屋」をもとに、息子の幼馴染の殺人事件や、出所したばかりの男に母親を殺された娘の犯人との面会を描く。
どちらも話としては面白いのですが(特に後者はいい話で好きですが)、二つの事件が、いかにも「映画的な大事件」なのが残念。
もっと、小さいことでも身近で真摯な話で感動したかった。
地味な事件で面白く盛り上げるより、興味深い大事件のほうが作りやすいとは思うが、
他の「差入屋」の家族の様々なエピソードは良かっただけに、関わる大事件が大掛かりすぎてバランスが悪く、実にもったいない。
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琥珀糖さんのコメント
2025年6月17日
そうですね。
ほのぼのとしたエピソードの積み重ねなら、
ヒューマンドラマとして、良かったですね。
二つの事件が結構残酷なおどろおどろしい事件。
かなりびっくりしてしまいました。