「特殊な仕事」金子差入店 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
特殊な仕事
タイトルの字面を見た時は、商店街とかのホンワカ映画?…というのが一瞬頭をよぎったが、全く違った。
重いものを背負った人々の話である。
世の中にはまだまだ知らない職業や物事が沢山ある。(「あまろっく」なんかもそう。知りませんでした)
それを学べる映画の力に感謝です。
依頼に従い、物品の差し入れや手紙の代読などをする差し入れ店を伯父から引き継ぎ営む金子(丸山隆平)。しかし対象の場所は刑務所、受刑者面会の差し入れともなれば、そう簡単にはいかない。被害者がいる以上、非難する人もいるなかなか厳しい仕事だ。
自身も受刑者だったことから、償いや家族とのやり直しの意味もあるだろう。妻と協力して暮らしを立てながら、息子を可愛がる姿が印象的だった。
劇中の2つの殺人事件には、いずれも歪んだ家族が登場する。小島(北村匠海)も佐知(川口真奈)も罪を犯しながらも、自身も親から被害を受けており、心が壊れている。
また、横川(岸谷五朗)と佐知の関係には泣けてしまった。そっちの道で生きてる人も人を思う一面があり、本当に生まれ育つ環境がいかに大事かを思い知らされる。
本来、代行が細かな事には立ち入れないと思うが、差し入れているのは、人との繋がりや、人生を見つめ直すきっかけなのでないか。少なからずも救いになっているのではないか。そして、金子本人も自身に向き合って…そんな感想を抱いた。
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最近、様々な代行業があるものだなと思っていた。
退職代行なども初めて聞いた時は、そんなことも
人に頼むのかと驚いたが、本作の差し入れ代行も同じで、諸事情あるにせよ、当事者同士が直接コミュニケーションを取れない状況はどうなんだろうと考えてしまった。助かる人がいて、平日は行かれないとか、時代や環境もあるから一概に言えず難しい。
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丸山君の特別ファンとかではなく、ドラマ1作しか見たことないけど、昔からお顔に惹かれます(*^^*)
イケオジになっていくのではと思います。
共感ありがとうございます。
代行業・・大分自分でやるのが苦痛の様ですね、退職や面会だと相手の反応によって料金変えてもいいと思います。ICレコーダー必須ですかね、拘置所は駄目でしょうが。
こんにちは✨😃❗️共感、コメント有難うございます😃賢母は私には過ぎた家内をイメージして書きました。イタタ、石を投げないで下さい❗️まだ仕事中なので、この辺で。ではでは。
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