サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価
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おもてなしハラスメントが半端ない作品。 本年度ベスト!
色んな出来事があるストーリーで満足度は高め!
観ている人の期待を裏切らないラストも良かった!
本作品は三部作で構成されていた感じ。
前半はグルメ系。
中盤はお仕事系。
後半はラブストーリー系
って感じ。
とにかく前半のおもてなしハラスメントが凄い!
特に居酒屋のシーンのハラスメントが印象に残る。
あんなハラスメント自分もされてみたい(笑)
本作は東日本大震災で被災した町のコロナ禍の中を設定としたストーリー。
菅田将暉さん演じるサラリーマンの西尾。
東京から東北に引っ越しリモートで仕事をする感じ。
毎日の様に釣りに明け暮れ、隣人等から美味しい食べ物が提供される羨ましい展開。
西尾に家を貸したのは町役場に勤める井上真央さん演じる桃香。
井上真央さん。あまり出演作を観ていなかったけど美しい女優さんだった。
桃香には過去に何かあった事が予想は出来るけど、なかなか壮絶な過去を背負って生きている姿が印象に残る。
中盤のお仕事ムービー的な展開はイマヒトツと思いきや大企業の社長を演じた小日向文世さんがツボった(笑)
特にリモート会議で参加者が1人2人とさりげなく退出するシーン。
かなり笑えた。
後半のラブストーリーは悩ましかったけど素敵な終わり方だった。
「桃ちゃんを励ます会」のメンバー。
口は悪いけど皆さん優しい方。
竹原ピストルさんの居酒屋の主人が最高でした( ´∀`)
義父の勘
邦画も捨てたものじゃない
「夕日が美しい」
いますぐ南三陸へ旅したくなる映画
劇中に出てくる家庭料理もケンちゃんの店で出される“もてなしハラスメント”料理もどれもみんな美味しそう。原作ありの映像化作品でありながら、「モモちゃんの幸せを祈る会」の面々が登場するシーンで炸裂するクドカン節も大いに笑えるし、ピュアすぎる釣りバカエリート会社員晋作の人の良さと実直さが海や山の景色とともに美しくもあり、モモちゃんだけでなく観客の心をも解きほぐす感じのハートウォームなヒューマンドラマでした。心温まる作品なので是非たくさんの人に勧めたいです。
やっぱり井上真央はキレイ!
久しぶりに登場した井上真央と脚本が宮藤官九郎なので鑑賞した。
宮城県の南三陸にある宇田濱町(架空)を舞台に、東日本大震災とコロナ禍、そして過疎化による空家問題が描かれていた。
コメディあり、ロマンスあり、人情あり、悲しみあり、人々のふれあい(おっと、出演していた中村雅俊のヒット曲じゃないか。ちなみに映画の主題歌はGRe4N BOYZの「シオン」だったが、私としては中村雅俊の「心の色」にしてほしかったな、歌詞に“サンライズ”“サンセット”が出てくるから。)が満載のあったかい作品だった。
劇中にあったコロナ禍のドタバタ(マスク、ソーシャルディスタンス、消毒、自粛など)が昔のように思えて仕方なかった…。
やっぱり井上真央はキレイ。
以前は可愛い女優さんと思っていたけどね。
マスク越しでもその美貌はあきらかで、百香がマスクを外すところは、晋作じゃないが、ズキューンとなってしまった。
でも、一番ズキューンとなったのは酒処「海幸」の数々の料理。
特に“ハモニカ”は絶対食べたい!
この映画の魅力には東北の海の幸も入っているはず。
あと、中村雅俊のラクダの股引きオヤジ(でも、カッコいいよな)、白川和子のパチンコばあさんも良かった。
大人の演技を観せられた。
あと変貌した池脇千鶴にもやられた。
もちろん、それらをまるっとまとめた菅田将暉(ちょっとぽっちゃりしていて弟の“こっちのけんと”に寄っていたかな)の演技はさすがにウマイ!
ただの釣りバカじゃない、心の襞が読める役柄を演じていた。
最後の東北の海の美しさに大満足した2時間と少しだった。
(スコアを5にしなかったのは、晋作と百香の絡みが物足りなかったから)
2502
こういう菅田将暉が見たかった
『結婚も二回目だし、新婚旅行も二回目だし、子供だって二人いたし!』
前半笑い、後半深い
地方再生作品としては良くできてます
優しさが心を浸透する海
芋煮会
クドカン
とは相性が悪い。
妻に観たいと言われて安請け合いしたものの、始めに名前を見て終わった…と思った。
また、あの悪ふざけを延々と見せられるのかと天を仰いだ。
しかし、意外にもクドカンテイストは極めて控えめで、涙さえしてしまった。
コロナ初期の東北の状況を極めて的確にかつ適度にユーモラスに描いていて感服した。
震災当時は福島にいた。
福島のメインは原発でかすり傷程度でも大騒ぎする様に辟易し、震災関連業務で岩手に移った。
岩手は津波被害メインだったが、その様子は福島とは全く異なった。
人的被害を考えれば岩手、宮城の方が遥かに甚大なのに、
静かにじっと耐えるその姿には胸が締め付けられ心が痛んだ。
本作でもその様子が見事に表現されており、何気ないシーンに涙が溢れた。
笑えるシーンもあったが、あくまでメインを引き立てるエッセンスとして深みを持たせていた。
久々に岩手沿岸部で働いていた時の感覚を思い出した。
偏見をクドカンに伏してお詫びしたい。
ちなみに芋煮は醤油ベースに牛肉、しめじでなく舞茸!!!!!!!
世の情勢は日々変わる、立ち位置は皆違う。
震災、コロナ、地域性。3つのウッ、となる要素が軽やかに描かれている本作。
あらすじは、コロナ禍によりリモートワークになった釣り好きの西尾が、三陸に移住し地域の住民と関わっていくヒューマンドラマ。私も地元は埼玉でしがらみなく呑気に生き、憧れて石垣や沖縄で暮らした経験があるからそこわかる、よく言えばアットホーム、なんとも言えぬ地域の閉塞感。
一口で言ってしまえばそうなのだが、痺れるのは東北勢の叫び、祈りともとれる言葉、それ以外の地域の人の戸惑い。そして、そんなことよりも好きになるということの熱量。なんというか、じんわりほっこりきます。
笑える箇所は多くて、こういうクスリと笑える映画こそ映画館で見て、この映画に興味を持った他人の皆さんと仲間のような気持ちで観るのが楽しかったりする。笑
どんな辛い状況に置かれても、人に優しく、たくましく我慢強く生きることに、美しさを感じました。
そんで原作読みたくなったので視聴後購入。それも踏まえてレビュー書き直します。
全員しあわせになあれ!
良い映画だった
近過去のお話
物語は2020年1月のダイヤモンド・プリンセス号の映像から始まります。要するに日本が本格的に「コロナ禍」に見舞われる頃ですが、たった5年前なんですね。しかしこの5年はその人その人にとってめちゃ長かった5年でしょう。コロナが5類になったのが2023年5月なので、3年4ヶ月の間感染に気をつけて・・・っていうか、正直言えば最初の1年ほどがめちゃ神経質になっていたような気がします。もちろん現在でもコロナ感染する人はいますし、私の回りでも2024年1月の時点でコロナ感染者がいました。
現在でもインフルエンザを含め、感染症対策を行っている人も大勢いるのであまり笑うこともできませんが、物語の始まりは東京から来た主人公に対し、宮城の海辺の町に住むヒロインを含む人々は「よそ者」に対するバリケードが非常に強かったことが笑えるようになればいいと思います。後の時代に生きる人に「他府県ナンバーの車に対してめちゃ攻撃的だった」なんて話が「なにそれ」なんて笑われるようになればいいですね。
舞台の宮城県ではコロナ禍の前の「東日本大震災」の爪痕がまだまだ残っていますし、ヒロインは自分の大切な人たちを亡くしてからまだ9年しか経っていないというところもこの作品を見る上での必要なことかもしれません。
ヒロインを取り巻く面々はクセが強いんだけど、基本的にはみんな優しい人たちで「被災地」と「非被災地」の温度差もテーマになっています。クドカンの脚本は相変わらずクドいですが、宮城県出身の彼にしか書けない脚本だと思いました。
菅田将暉はさすがだが、もったいない作品
この作品はコロナ禍の東北が舞台。震災後の空き家問題がテーマ。
コロナ禍、震災後の空き家問題も難しく考えずに明るく考えましょうがこの作品で言いたかった事なのでは。
菅田将暉はさすが。まさか、中村雅俊が出演するとは思わなかった。
ただ、この作品はもったいない。まず、時間が長すぎる。もう少し時間はコンパクトにできるはず。もう一つは特に前半のストーリーで感じたが話が軽すぎる。脚本がクドカンにしても軽すぎる。
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