劇場公開日 2025年1月17日

サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価

全162件中、21~40件目を表示

4.0喪失と日常

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

予告は観る機会がなく、ポスターを拝見して、楽しそうに釣りに興じる菅田将暉さんが大写しになったビジュアルから、釣りバカのドタバタな毎日…みたいなものを想像していました。
全然ちがいました。
スタートからすでに、何かぽっかりと穴が空いたような、穏やかながらもどこか寂しい漁師町の日常が描かれ、これは覚悟して観ないといけないなと…

コロナ禍のテレワークを利用して、三陸の海辺の町に移住。東京モンが…と警戒されながらも、徐々に馴染んでいく様子、その中で人々が抱えるものを察していく様子。
震災やコロナで色々なものを喪失しながらも、懸命に日々を送る人々。隣家のおばあちゃんとの温かい関わり。過疎化による空き家問題、失った過去への気持ちと未来との折り合いの付け方の難しさ。
そんな色々ある日々を彩る美しい景色と、美味しそうな三陸グルメ。(家庭料理も居酒屋メニューも本当に美味しそうでお腹が空いた!お酒のみたくなる〜)

ちょっと演出や構成が自分に合わないノリのところがあったので(祈る会とかケンカとかクマとか…)その部分で星ひとつ減らしてしまいましたが、最後まで没入して鑑賞いたしました。

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romi

4.0様々な問題を小気味よいテンポで描く傑作

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

予告を観て、「閉鎖的な村に移住して来た都会の青年と地元民との隔壁を描く、村社会映画」⋯かと思ったら、全然違った!
東日本大震災、新型コロナ、過疎化、空家問題、田舎移住、等を大真面目に描く、
しかも、宮藤官九郎さんの脚本によるセリフのやり取りが小気味良く、面白い、
意外な傑作映画だった!

監督は「二重生活」「あゝ荒野」「前科者」「正欲」の岸善幸監督。
好きな作品ばかりだ。覚えておこう!

#サンセットサンライズ

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naichin

5.02回目でした。

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

なんとも、上映が27日までになっていて(早!)
また観たかったので急い2回目観てきました。
何度観ても味がある作品だと思いました。
釣りがしたくて三陸の一軒家を借りたことから
出会いがあって、空き家問題にまで発展していくストーリーが上手に描かれています。流石クドカンですね!菅田将暉くんのポッチャリした顔と井上真央さんがとても可愛いくて、2人の演技をもっと観ていたかった。雅俊さんの父役も方言も
とても良かったです。派手な作品ではないけれど
楽しく鑑賞できました。

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shine

4.0震災の記憶が甦る

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

南三陸の架空の町「宇田濱」を舞台にした涙と笑いのエンターテイメント。コロナ禍、震災の記憶、空き家問題、釣り、魚料理と色々盛り込んでいたもののあっと言うまに鑑賞時間が過ぎ、サラリと映画館を出たが、ちょっと時間が経つとじわりと「いい映画」だったな、と思えた。
映画の中では「モモちゃんの幸せを祈る会」が支え続けていた理由と竹原ピストルが河原での芋煮会で独白した長セリフ(これだけでも彼は助演男優賞もの)で観客に震災の東北を伝えるのだが、私自身は鮮明にあの頃の記憶を呼び覚ましてくれた。
仙台や名取の沿岸部、石巻、南三陸町、気仙沼、大船渡、陸前高田など震災直後訪れ、その惨状を直接目にした記憶。仕事では現地に何百人もの仲間がそこで働き復興の助けをした事実、。30年が経った阪神淡路も熊本も能登も同じですが、日本の国土を強くしつつ、ひとたび災害が起きれば生命を守る本当の防災をこれからは実現してほしいと節に思う次第であります。
クドカンの脚本でしたがギャクは抑えめで、かえってよかったと思います。菅田将暉は何でもこなせる流石。井上真央ナイスミドルになっても美しい。いい映画です。

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アベちゃん

4.0熊がシメジを咥えて鍋に入れる芋煮会

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

2025年映画館鑑賞9作品目
1月25日(土)イオンシネマ石巻
通常料金1800円→dポイント−200円

監督は『二重生活』『あゝ、荒野 前編 後篇』『前科者』『正欲』の岸善幸
脚本は『真夜中の弥次さん喜多さん』『パンク侍、斬られて候』『土竜の唄 FINAL』『1秒先の彼』『ゆとりですがなにか インターナショナル』の宮藤官九郎

粗筋
空き家対策を任された町役場職員関野百香
震災の津波で亡くなった夫の父親と二人暮らし
夫だけでなく幼い息子と娘と夫の母を津波に奪われた
実家の隣に夫が建てた家は空き家になっていた
コロナ禍で東京から三陸の百香の借家に引っ越してきた西尾晋作
テレワークをしつつ大好きな釣り三昧
余所者の西尾に地元は当初拒否反応を示していたが徐々に少しずつ受け入れ始めた
西尾が務める会社も空き家対策プロジェクトに乗り出した

ロケ地は気仙沼や大船渡

ガンダムほどじゃないがわりと客の入りが良かった
その大半は地元のおじいちゃんおばあちゃん
ちょくちょく笑いが聞こえるコメディー

笑いあり涙あり娯楽映画
宮藤官九郎脚本のわりに破綻していない

池脇千鶴の劣化がやばすぎるがヒロイン井上真央を引き立てるための役作りだろう

「け」とか「く」とか宮城や岩手の三陸地域の方言ではないと思うが
伊奈かっぺいが東京のテレビ局でネタ?で発表した津軽弁だ

岩陰でおしっこしてるときにプロポーズしなくても良いと思う
みどり先生がトイレにいるときにプロポーズしてしまった千兵衛博士みたいじゃないか
みどり先生はおしっこじゃなくてウンチかもしれないけど

配役
釣りをするため三陸の町に移住する東京の大企業「シンバル」の社員の西尾晋作に菅田将暉
晋平の家主かつ震災未亡人で空き家問題対策担当の役場職員の関野百香に井上真央
地元の居酒屋「海幸」の店主で「モモちゃんの幸せを祈る会」メンバーの倉部健介(ケン)に竹原ピストル
ケンの友人でのちに町長になる「モモちゃんの幸せを祈る会」メンバーの山城進一郎に山本浩司
ケンの友人で「モモちゃんの幸せを祈る会」のメンバーになっている町役場職員の平畑耕作に好井まさお
ケンの友人で「モモちゃんの幸せを祈る会」のメンバーになっている風体の悪いパチンカスの高森武に三宅健
晋平の職場の同僚の澤村千佳に藤間爽子
晋平の職場の同僚で東北6県が言えない帰国子女の玉本桜子に茅島みずき
晋平の職場の同僚の平野武則少路勇介
晋平の上司で課長の小松に宮崎吐夢
「シンバル」の社長の大津誠一郎に小日向文世
大津の秘書の姫川玲香にあべまみ
晋平の三陸の隣人でパチンコ店「招福亭ジャイアンツ」の常連客の村山茂子に白川和子
茂子の長男の村山信夫に松尾貴史
茂子の息子に本間剛
茂子の息子に村上大樹
噂好きでいつも干物を咥えている田舎ジジイの黒川重蔵にビートきよし
百香の上司で課長の狩野和彦に半海一晃
百香の職場の同僚の持田仁美に池脇千鶴
百香の亡くなった夫の父親で漁師の関野章男に中村雅俊
震災の津波で亡くなった百香の幼い息子の関野良太に千北怜衣
震災の津波で亡くなった百香の幼い娘の関野瑞希に千北奈々
震災の津波で亡くなった百香の夫に大迫一平
晋平の母に長野里美
晋平の父にみのすけ
晋平の弟の西尾晋二に河合諒
船上のカツラを被った釣り客に松浦祐也
船上の釣り客でカツラ男と付き合っているギャルに円井わん

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野川新栄

5.0映画チケット予約と同時に美味しい肴の店を予約しておこう!

2025年1月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

幸せ

とにかく面白くて笑って、
明るくて、心が温まって、考えさせらて
本当に良い映画だと心から思えた。
海のどのシーンもすべてが綺麗で
臨場感もあり自然の美しさも堪能できる。
キャストの演技も皆んな素晴らしく
何人かの俳優は板につきすぎてて
誰かわからないままストーリーを
追ってしまった。役作りが凄すぎて。
ストーリーも演出も
ずっと安心して観ていられる
王道な作品で私は好きな作品です。
やはり地に足ついた王道の作品が
観ていて心を打つね。

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ぷらたな

4.0塩辛に白ワイン!

2025年1月26日
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年月が過ぎたけど看過してはいけないこと。
東日本大震災の爪痕、過疎による空き家問題及び大都市部との格差、コロナ禍のいわれなき差別、夫婦別姓などの数々の諸問題を交通整理してコメディに落とし込んだ手腕には拍手、とてもおもしろかったです。
食レポもできるのか菅田将暉、久しぶりな気がするけど相変わらずかわいい井上真央、親父感がちょうどいい中村雅俊、なんかでっかくなって貫禄がついた池脇千鶴などキャストがハマってたと思います。
魚たちも本当に美味しそうでグルメムービーとしても楽しめました。ホントに合うの?塩辛に白ワインって?!

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うっか

4.5軽やかに異文化に飛び込むことから生まれる希望の物語

2025年1月26日
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鑑賞方法:映画館

たまたま時間が合い、近所の映画館で観ることになった『サンセット・サンライズ』。予告編も見た記憶がなく予備知識も全くなしでした。
原作者の楡周平さんの作品も本作以外も含めて全くの未読です。脚本が宮藤官九郎さんだと知ったのもクレジットを見てからでした。実は宮藤さんの脚本のドラマや映画もなんとなく敬遠していて、これまで見たことがありません。
本当にたまたま見た映画です。映画の前半、おそらく宮藤さんの作風なのでしょう、コミカルでドタバタした演出にちょっと僕には合わないかな…と思いつつ見ているうちにどんどん引き込まれて、とても爽やかな気持ちになりつつ、考えさせられた作品でした。楡周平さんの小説、これから読んでみたくなりました。

物語の舞台は、震災の爪痕が残る東北三陸の海辺の田舎町。
コロナ禍でリモートワークを始めた都会のサラリーマン・西尾晋作(菅田将暉)が、気軽な気持ちで東京を離れ、現地に移住してくるところから始まります。軽やかで気取らない彼の行動が、少しずつ周囲との関係に変化をもたらし、彼自身も成長していきます。地方と都会の違い、震災の記憶、人々の価値観の違いと対話をテーマにしたこの映画は、ユーモアを交えつつも社会の本質に触れる奥深い作品だと感じます。

映画を引き立てていたのは、役者陣の力強い演技です。
菅田将暉さんが演じた主人公・西尾晋作は、軽やかに行動する姿が印象的。難しい局面でも前向きなエネルギーを放っていました。その軽やかさが物語をポジティブな方向に進める原動力となっており、観ていてとても心地よかったです。
人生を変えるには、住む場所を変えるか、付き合う人を変えるーーそんな教訓を聞いたことがありますが、それを軽やかに体現する人物です。

また、井上真央さんが演じたヒロインは、まさに「マドンナ」でした。辛い過去を抱えながらも自立した魅力的な女性を見事に体現していました。
ヒロインの父役の中村雅俊さんは、どこか本人そのままのような親しみやすさがあり、三陸の人の暖かさを象徴していました。
そして小日向文世さんが演じた町を再生しようとする企業の社長。多くの物語では「悪役」として描かれがちなビジネスマンですが、彼がただの利益追求者ではなく、現代的な経営者として社会課題をビジネスで解決する姿勢が印象に残ります。

映画の序盤では、都会から来た人に対する地元住民の偏見や、コロナ禍でさらに強まった過度の警戒感、ローカルコミュニティの中で目立ったことは忌避したい地元民の心情がコミカルに強調されます。
こうした誇張表現には少し戸惑いを覚えましたが、物語が進むにつれ、それが単なる誇張ではなく、普遍的な誤解や考え方の違いを明確にするための演出でもあるのだと思いました。

やがて登場人物たちの関係は、一緒に時間を過ごし、対話を重ねていく中で少しずつ変わっていきます。その過程で分断や対立とは、相手を知らないこと、理解しようとしないことから生じるのだと実感させられます。
そして、克服するためには、一緒に時を過ごし、対話を続け、相手を知ることが必要だと。この映画が伝えたのは、「違いを恐れず、違いを良きものとして捉えられれば、人生も社会もより良くなる」という前向きなメッセージでもあると感じます。

印象に残ったのは、パソコンやiPadの中に、すでにいない人々の幻影が現れる場面でした。ふとした瞬間に、亡くなった人や別れた人が脳裏に蘇ることは誰にでもあることではないでしょうか。
それは震災やコロナ禍というトラウマを共有する現代において、失われた存在との向き合い方を静かに問いかけるようでした。

映画を観終えて、私自身の未来についても考えさせられました。もうすぐ定年を迎えますが、この映画が示した「軽やかに行動すること」「違いを前向きに捉えること」が、これからの人生の指針になりそうです。新しい世界に飛び込む冒険を始めてみたい、そんな気持ちにさせられました。

全体を通し、見やすいエンターテイメント映画ですが、そのメッセージは非常に深く、普遍的です。登場人物たちがお互いの違いを超えてつながり、受け入れがたい過去を受け入れて、新たな人生のステージに向かう様子が感動的です。
そして、異なる価値観を恐れず、まず動いてみる。そこから何かが生まれるーーそんな勇気を与えてくれる映画でした。

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ノンタ

4.5クドカンの緩急に…😭

2025年1月26日
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クドカンの作品はどれも笑い泣きと素晴らしい❗️
あの、車の中のMDは反則ですよ〜😢
私は東北なので、方言も震災も身近に感じましたが、西日本の人はまず方言が聞き取れないだろうなぁ〜😅

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もんオヤジ

4.5登場人物たちのチョイスがいい。

2025年1月26日
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新築、家具付きの家を貸し出すという、最初のシチュエーションだけで、なんだか色々想像が膨らんで緩くなり始めた涙腺が、途中、隣の家の話が広がり出したあたりから、自分と重なって、止めどなく緩んでしまい、本当に困った。空き家になっている祖父母宅。今住んでいる家。我が家を離れそれぞれの場所で暮らしている子どもたち。そうしたことが、観ているうちにオーバーラップしてしまったのだ。
でも、そのような個人的な事情を抜きにしても、いい映画だったよなぁと思う。
コロナ禍の記録としての意味合いも、これまで観てきた映画の中ではなかった切り口だったし、今も答えが出せない「震災との向き合い方」について、クドカンならではの、言いたいこと・言いにくいことを登場人物に思いっきり言わせる展開がさすがだったし、納得できた。
竹原ピストルのセリフが、宮城出身のクドカンの思いに重なっているのかも…。

コメディなので、もちろん笑えるところもたくさんあるし、出ているメンバーのチョイスもいい。
特に池脇千鶴。最初、ちょっとびっくりして、「そこのみにて…」から10年経つとこうなるかとも思ったが、そう言えば、マイスモールランドで、高校生の母親役だったしなぁと思い直した。
役づくりとしては、申し分ないピッタリさだったのに、色々言ってしまうのは、「ほんまもん」の頃の印象を引きずっている自分がいけない。すみません。

そして、菅田将暉と井上真央がキチンと魅力的。これがとても大事だと思うし、映画の中で、登場人物たちが、ちゃんと生活していた。

予告編を観た時は、菅田将暉のセリフの大袈裟さにちょっと引いてしまったが、観れば素直に入ってくるので、私と同じく、予告編で視聴をためらっている方は、是非劇場へ。

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sow_miya

4.0コロナ禍の田舎町に都会から青年が来ることで巻き起こる出来事の話 さ...

2025年1月26日
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コロナ禍の田舎町に都会から青年が来ることで巻き起こる出来事の話
さすが宮藤官九郎脚本ということで、コメディの面白さは抜群。過剰なまでのコロナ対応、遠方から来た人への距離感、これを笑って観ることができる時代になって良かったなとも感じる。井上真央は目がぱっちり綺麗すぎで一目惚れも納得!主役を凌ぐピストルの存在感笑
そこに震災、空き家問題を絡めて描くが、ここは深掘りしていない。表層的な表現で止まってる気がするが、あくまでエンタメ。テーマとしてあげることが風化させない点でも大事なので、それで良いのかなぁと思った。

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いたかわ

5.0これはラブストーリーなのかな

2025年1月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

よくある話といえば話ですが

菅田将暉の演技力と
井上真央の素敵さに

引き込まれました

脇役も
風景も
全部良かったです

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.0井上真央の可愛さに・・・

2025年1月26日
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泣ける

楽しい

幸せ

内容的には重たいのでしょうが、それを感じさせない全ての感情が入り混じった心地よい作品でした。皆んなモモちゃんに惚れたように自分もマスク外した瞬間に惚れました。
池脇千鶴さんの変わりようにビックリしましたが、良い味出してましたね。

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アマッポ

4.0やっぱり田舎暮らしはいい

2025年1月26日
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鑑賞方法:映画館

震災後、コロナ禍真っ只中の東北が舞台。過疎化と空き家問題、そして普通の人たちの暮らしを丁寧に描いた映画で、柔らかさと温かさが伝わってくる。
菅田将暉の水彩画風の劇中絵もほっこりさせてくれる。また、東北の美味しい料理が次々と出てきて、それらを美味しそうに食べる菅田将暉もいい。
最後は2人とも中村雅俊の子供ということで、これまで結婚に踏み切れなかった井上真央の過去への思いとの折り合いもつき、新たな家族の在り方についての余韻を残している。
一言。この映画で役柄も演技も一番輝いていたのは、中島裕翔だね。
私自身、コロナ禍スタートの2020年1月から東京勤務から鹿児島勤務に変わった。
そこで、美味しい魚と豊かな自然、そして人たちの温かさに触れて、幸せいっぱいの気持ちになった。
不便かもしれない、映画もなかなか観られないかもしれないが、やっぱり田舎暮らしはいい。

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じん

3.5孤独よりグルメ。

2025年1月26日
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楽しい

震災の爪痕を背負って生きている三陸の人達の悲しみと、今振り返れば可笑しなコロナ禍の世相。そんな暗くなりがちなストーリーを、美味しいモノの連続、クマが料理人となっての絶品芋煮会。なんとも笑える美味しい映画となりました。

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ankh

3.5なんで、釣りが好きで、空家物件探しに来ただけで、こんなに切ないんですか?

2025年1月25日
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えてして、震災を扱った三陸が舞台の映画は、後悔や怒りややるせなさに溢れてて、それはそれで現地はそうなんだろうけど、ずっとそれじゃ辛くない?っていつも思ってた。外部の人間がわかりもしないで、と返されても、それを振りかざされたらこちらは反論のしようがない。だって実際そうなのだから。だから正直、またこの手の映画か、と見くびっていた。たしかに竹原ピストル演じるケンちゃんはじめ、地元の人間たちの諦め感と都会者へのやっかみに賛同はしない。肝心なのは、そこに交り込んでいく都会者の資質だろう。その点、菅田将暉演じる西尾の無邪気さが土地の者たちの救いになった。力を抜いたようにみえる菅田将暉の演技が、とても自然体に見えた。そりゃ、いままで卑下していた自分たちの故郷を、こうも肯定し賛じ笑顔を振りまかれると、悪い気はしない。前向いて生きようと思えてくる。たった一人のポジティブシンキングが周りをも明るくさせてくれた。さすがだよ、クドカン。
映画のタイトルは、サンセット・サンライズ、じゃなくて、サンライズ・サンセット。そう順番は、陽が沈んでも、また昇る。映画を観ながらそれが言いたいんだって、何度も思いながら彼らの幸せを念じていた。

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栗太郎

4.5一月時点で、もう今年一番の予感。

2025年1月25日
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ワクワクあり、笑いあり、美味しいご飯に、美しい自然。

かと思えば、田舎の抱える人間関係や価値観の問題、そして津波被害の話もあり。

更にはビジネス的な話まで繋がり楽しめた。

人が大切にしてきたものを大切に扱い、それを大切にしてくれる人に譲り渡す。

過去と未来を繋ぐ素晴らしいお仕事やと思う。

菅田将暉の演技はいつも良いと感じる。

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Daichi Kitakata

4.0池脇千鶴はどこにいた?🙄

2025年1月25日
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ゆったりまったりほっこり系は癒されるので、好きです☺️

裏の主役の竹原ピストルがいい味出しています😁

それにしても、あの女優さんはかなりポッチャリに😅

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おたか

3.5陽が昇るように、人もまた立ち上がるのです

2025年1月25日
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悲しい

もっとコメディ色が強い作品かと思っていましたが、そんなことはないヒューマンドラマでした。
東北が舞台であれば震災の話しが出るのも当然であり、風化させないためには様々な場で語られるのはむしろ必然だと思います。
東京から来た晋作と百香の恋模様から、百香を地元のマドンナと慕う面々とのやり取り。はたまた過疎の町の高齢化問題など様々な事柄を軽妙なタッチで描いていました。
印象に残ったのは井上真央ちゃんの憂いを帯びた演技です。正に守ってあげたいと思わせる存在でした。
それと竹原ピストルさんはやはりいい芝居します。芋煮会での場面は感動しました。
それは震災に限ったことでは無く、とてつもなく悲しい思いをした人を目の前にした時にどんな言葉を掛けていいか分かりません。
見ているだけでいいと言う言葉は響きました。
なるほど確かにその通りだと思います。見ているだけと言うか、寄り添って忘れないで見守り続けてくれる人がいると言うことは支えになりますよね。そこから立ち直る勇気が出るかもしれない。
人は様々な困難に簡単に負けてられないのです。
地方ならではの言葉づかいも面白かったです。
コとケの言葉の表現は福岡のトトトを聞いた時と同様におかしかったです。
白川和子さん演じた茂子さんが亡くなってしまったのは本当に残念でした。その後ももっと晋作との交流を深めてくれれば良かったなと思ったのでした。
海の幸満載で食べ物がみんな美味しそうでした。
いい映画を見ました

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たつのこ

3.5いい映画の雰囲気作りには成功

2025年1月24日
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フルリモートの東京の会社員が、東北に移住してドタバタする話と思っていたが、少しだけイメージとは違っていた。それは地方の空き家問題を取り上げていたから。こんなの自治体が援助するか、どこかの大企業が強い志を持って取り組まないと成り立たない。それでもまだ田舎の現実に苦しむ可能性があるけど。方言や気質、メンタリティといった都会とのギャップを見せたり、震災との向き合い方を考えさせられたりする流れもあったりする。でもそこらへんも全部あまり深掘りしない。そりゃそうだ。クドカンだもの。それでも十分問題提起になってたとは思う。
シリアスな側面を匂わせつつ、映画全体を通してアピールしてくるのは面白さだ。クドカンらしい。たしかに「祈る会」のメンバーの行動とかは、異常さと紙一重でそれなりに面白い。全体を通して菅田将暉演じる西尾の明るいキャラで強引に楽しい雰囲気を作ろうとする意図を感じる。たしかに観終わった後になんとなくいい映画だったな思わせる雰囲気づくりは成功していた。それはそれで悪くはない。
でも!と思う。西尾と百香の恋愛の描き方が雑すぎないか?と。最後のあの話し合いであんな雰囲気になったのに、しばらく月日を置いただけで恋愛に発展するか?そのあたりが曖昧なまま強引に終わらせた感じがする。あの駆け足感はひどかった。それもクドカンだからなと納得する。クドカンは恋愛を描けないもの。
ただ、竹原ピストル演じるけんさんが営む居酒屋で出てくるメニューが美味そうだったことは評価に値する。他にも魚を使った食べ物が出てくるシーンは例外なく素晴らしかった。フードコーディネーターがいい仕事をしたのだろう。酒飲みなら観終わった後に飲みたくなる映画だ。それは確かだ。

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kenshuchu