劇場公開日 2025年1月17日

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サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価

全248件中、21~40件目を表示

5.0だけでいい

2025年6月4日
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鑑賞方法:VOD

日が昇り沈むだけ、
田舎に産まれただけ、
田舎に生まれなかっただけ、
過去を想いながら生きるだけ、
それぞれが幸せでいるだけ、
あなたが生きてるだけでいい。
そういう風に言われてる気がする作品。

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上みちる

0.5震災とコロナと過疎と

2025年6月4日
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震災でたいせつな人を失い新型コロナウィルスに遭い・・・弱り目に祟り目な奇禍を同情材料にしながら小さな漁村の善良な人たちの悲喜劇を描いた。

狙いは、三陸の食とスローライフと人情で、時事と過疎問題をからめつつヒューマンなコメディへもっていく。
小説なら暴れない材料だったが、映画としては震災・コロナ・人情・釣りバカ・善良な人々・地方創生・・・あざと感のある臭気材料が揃ったお馴染みの日本映画になっていたと思う。

田舎の青年たちが百香(井上真央)に恋心をもっていることや、役場と企業が「お試し移住」として空き家を賃貸しすることなど、人情や哀愁として描かれていることは、地方生活の呪縛要素でしかない。
百香のように地元の男達や狭い世間体から注視をされる生活をしているなら東京や大阪へ出て行って夜職でもやったほうがストレスなく暮らせることだろう。
言うまでもなく田舎のにんげんは都会のにんげんにくらべて温かかったり親切である、ということはないし、現実の地方では映画内でおこるようなヒューマンな和は成立しない、にもかかわらずヒューマンコメディとして見てほしいという狙いで描かれているのが日本映画らしい欺瞞だと思った。

登場人物は震災やコロナや過疎にやられた可哀想な人々であり「わたしらは善良な人間で辺境でつつましく精一杯生きているんですよ」・・・という臭気が画から台詞からぐいぐいと放たれるので、モニターに鼻くそなすりつけたい気分だったが、人気俳優を揃えていることもありネットフリックス映画ランキングの一位に鎮座していた。
むろんわたしは敗北者でありわたしのレビューは遠吠えやはぎしりに過ぎず、需要を確立した映画の勝ちであることは言うまでもない。

三陸の方言の韻と語尾が、志村けんがバカ殿やドリフ大爆笑をやるときの聞こえで、中村雅俊は志村けんをパロディしているかのようだった。なおラスト再会して抱きつくところでおわるが頭をうってふたりとも○んでしまうというホラーだったら1加点するところだったがそうはならなかった。

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津次郎

4.0「おもいでのアルバム」すごい響きます

2025年6月2日
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鑑賞方法:VOD

岸善幸監督と宮藤官九郎のタッグによるヒューマンコメディ作品。
冒頭のアニエスベーや、毛だけで持ってかれましたw
震災やコロナ禍と地方の過疎化、移住や閉鎖的な地元住民との交流など本当細かい脚本です。
主演の菅田将暉を筆頭に、キャストが良いです。
特に中村雅俊と池脇千鶴がすごいですね。
あとピストルはここでの芝居が一番好きかも。
そうはそうと、菅田が気持ち丸いですね。
あと釣った魚を焼酎と物々交換するってのがすごい面白い。
塩辛と白ワインのマリアージュも初めて知りました。これは是非試したい。
また細かい演出も良く「おもいでのアルバム」の歌なんてすごい響きます。
移住にも興味が湧く、染み入る人情物語でした。

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白波

4.5共感と同情

2025年5月29日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

癒される

菅田将暉が、震災にあった人々にいう言葉が熱い。
震災なんかどうでもいいんだ。三陸が好きで、魚が好きで、ただそれだけ。それのどこが悪い。
この開き直りが、クドカンの真骨頂。
心の底から発せられた嘘偽りのない言葉。
地元の若者たちのなけなしのプライドが、心の接点で響きあう。
ここでしかないもの。ここでしか味わえないもの。ここでしかなしえないもの。
同情しているうちは芽生えない共感。
「あまちゃん」に通じる三陸の熱量。
共感と同情の違いをしっかりと見据えたクドカンの脚本が光る。

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ジョー

2.0脚本と監督の相性の悪さ

2025年5月28日
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鑑賞方法:VOD

全体的にリズムが中途半端な印象でした。
コロナや地震などを取り上げる以上、リアルを追求するのか、もしくはクドカンさんらしく振り切ってリズミカルなコメディにするのかにして欲しかったです。

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てー

4.5原作より、映画の方がずっといい。とくに結末。

2025年5月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

原作を読んでみた。

楡周平さんといえば「Cの福音」。
ハードボイルド、企業小説あるいは経済小説、
というイメージだったけど、

読んでみたら――

映画を観る前なら、
なかなかいい話だなあ
とは思ってただろう。
でもその程度かなあ。

台詞とか、キャラとか、
言っちゃあなんだが、
映画の方がずっといい。

そして結末が、全然違う。
原作の結末は、
言っちゃあなんだが、
ありきたり。
映画の方がずっといい。

たしかに、
映画にはちとクドい演出もある。
そのカット、そんなに長くなくてもいいんじゃね?
とか。
でも全体的には、原作よりも、
キャラの「愛すべき度合い」が半端ない。

そしてこの映画、ジワる。
今もサントラ聞きながら書いてるんだけれど、
もう一回観たくなってる。

ちなみに「サンセット・サンライズ」って
「屋根の上のバイオリン弾き」の
「サンライズ・サンセット」に由来するのね。
映画では触れられてないし、
映画の曲は、全然違うけど。
(権利関係?)

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島田庵

4.0芸能界一なめろうづくりが早い井上真央

2025年5月25日
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鑑賞方法:VOD

興奮してセリフをまくしたてながら、一方で見事にアジをさばきつぶしてなめろうを作る井上真央に唖然。女優ってスゴイなと思って試みに「井上真央 なめろう」で検索してみたら、完成披露試写会で「私、芸能界一なめろうづくりが早いと思います!」って自画自賛してた(笑)。練習やリハーサルで何尾もつぶして、スタッフがおいしくいただいたんだろうな(笑)

社長が宇田濱にやってくるまでは、西尾があまりにも仕事らしい仕事をしないので心配してたけど、まあ自分を省みるとあの頃はリモートと称して仕事してるようなしてないようなで、ろくな成果もあげてなかったかな。それにしても西尾はITに疎い課長の目を盗んでなのか、とても大企業の社員とは思えないサボり魔だったけどね。

それはともかく、出てくる料理がどれもおいしそうで、宮城のあのあたりにしばらく逗留して海グルメを楽しみたいと思った映画だった。

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zeller

4.0自由に暮らす

2025年5月25日
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鑑賞方法:VOD

配信が始まっていたので鑑賞しました。

もう最初から面白い笑
沢山笑って泣いてあっという間の2時間でした。
地産地消は良いですね。

塩辛とワイン…メモメモ

公開当時の記事などを読む限り、気仙沼の地元の皆さんも喜んでいたみたいで何よりです。

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Yum

4.5Netflixにて

2025年5月25日
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Netflixにて鑑賞。
東北出身、田舎育ち、現東京住み。
舞台が実家のある宮城という事でとても親近感が湧きました。
震災とコロナ、重いテーマながらも重くならずに絶妙な加減でところどころクスッと笑えたりさすがクドカンだなーと思った。
井上真央、菅田将暉、脇を固める俳優さん達もさすがの演技力で見終わったあともなんだか爽やかな気分になりました。
サンセットサンライズ!!
陽はまた昇る。
久しぶりにいい映画を見れました。

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まーちゃん

5.0釣り映画かと思ってた

2025年5月24日
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釣り映画かと思ってスルーしてた。
泣けて笑えて最高でした。

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ボケ山田ひろし

5.0完全にナメてたわ

2025年5月24日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

どうせクドカン脚本のバカ釣り讃歌映画かと思って、流し見していたら、完全にアテが外れた。素晴らしい映画だわ、これ。

脚本はもちろん、演技も申し分なし。やっぱりクドカンは原作ありきの方がいい。素晴らしい味付け。小気味いい会話が耳に心地いいし、テーマも重い。心に残るものがある。

まさかクドカン脚本でこんなに泣かされるとは思っていなかったわ。

「Wood Job」と「コーダ、愛の歌」に通じる、日本映画の傑作。

いやあ、見てよかったわ。本当に素晴らしい。

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Koji

5.0井上真央、菅野ともよかった。芋煮会の時の池脇も素晴らしい。 震災の...

2025年5月24日
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井上真央、菅野ともよかった。芋煮会の時の池脇も素晴らしい。
震災の重みを書き込んでるのが優しい。

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Emiri

4.5じんわり。

2025年5月22日
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鑑賞方法:VOD

コロナと震災。空き家問題。これだけだとどっぷりと暗くなるところを、釣りと好きな人しか興味ない少年が表れたことで、中和される。出てくる人は皆温かい。大事なものを大事にするという、信念がある。だからこそケンカのシーンさえも、じんわりくる。とにかく出てくる魚、料理がうまそう。なるほどそういう結末か。一本やられました。

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いつこ

5.0震災から14年。

2025年5月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

あたらめてクドカンさんの東北に対する想いを感じる作品でした。
コメディながら人情劇。そして東京と東北をうまく融合させて、移住問題まで足を伸ばしました。何だか心がほっこりする、そして明日が楽しくなるような映画でしたね。
菅田さんの人たらしのところ、そして食べ物を本当に美味しそうに食べる映像に好感が持てました。また地方のアイドル役の井上さんもまさに適役で、あと竹原さんが素晴らしかったです。震災とコロナをうまくミックスして時代を感じさせ、そして東北の今を切り取ったスマッシュヒットの作品だったと思います。

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TOMMY

3.5やっぱり演者は重要

2025年5月22日
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鑑賞方法:VOD

菅田将暉がいいし中村雅俊がいい。

東日本大震災からのコロナの 田舎の状況が まさに。

東京から来た=感染者

これがもう 偏見とは言い切れない事実はあって
東京 とは限らず 地方でも ちょっとした都市部から来たものを含む飲み会で 若者はきっちり感染してたもんね。

いやはや もう2025年の今は ほぼほぼ コロナは風邪 って事で収束して
今は更にたちの悪いインバウンドに苦慮してる有り様よ。

ハッピーエンドで終結して そのやり方もまさに だし
気軽に見るには 不足なし。
魚介好き お酒好き には 堪らん作品。

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asica

3.0コロナ禍に震災、田舎暮らしに空き家問題、地方創生 孕んでるテーマが...

2025年5月20日
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鑑賞方法:VOD

コロナ禍に震災、田舎暮らしに空き家問題、地方創生
孕んでるテーマが多過ぎて、
自分にはもっとシンプルな田舎暮らしが
観たかった気もしなくもないけど、
残り30分の川での菅田将暉さんのセリフは
僕は言わせられないし、
それを描いた宮藤官九郎さんは
やはり凄いなと思いました。
それに対しての竹原ピストルさんの台詞もまた凄かった。

周りのキャラクターもみな個性が出てて良かったし、
池脇千鶴さん中村雅俊さんは印象的だった。

恋愛部分に関してはドラマくらい尺があった方が良かったかなとは思いましたが、ラストの井上真央さんは
とても可愛かった。

これを観たみんなが田舎で釣りしながらのんびり暮らしたいと思うはず。

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奥嶋ひろまさ

3.0釣りはあまり関係ない

2025年5月20日
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鑑賞方法:VOD

カッコやギアは今時のルアーマンで良かったが、釣り自体はきっかけづくりだけのものだった。ストーリーはあるようなないような系だけど、震災で少し心がざわついたり、コロナは今見ると少し滑稽にも感じたり。。。ヒロインの井上真央が非常にドンピシャな配役だった。いつの間にやらかなり落ち着いたおねぇさんになってらっしゃる。

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ダビ

3.5田舎の実家に帰りたくなりました

2025年5月20日
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鑑賞方法:VOD

コロナ禍に田舎に移住した男の話。

コロナ禍と震災と空き家問題を
うまく組み合わせてました。
テーマは社会派ではあるけど
描かれるのは人々の温かい交流。

綺麗な言葉を並べるわけではなく、
素直でまっすぐなセリフがとてもよかったです。

田舎にずっと住んでいる人の台詞は
自分が田舎出身ということもあり
とても共感できました。

劇中のご飯はとても美味しそうだし
ゆったりとした暮らしと綺麗な景色もよくて
実家に帰りたくなりました。
この土日は海を見ながら過ごそうと思います。

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マスノブ

3.5陽はまた昇る

2025年5月19日
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鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

幸せ

コロナが騒がれ始めた頃、主人公(菅田将暉)は東北で好条件の貸家を見つけ、直ぐにやってくる。
大家さん(井上真央)はバツイチらしく、役場で空き家対策を担当している。
主人公は仕事はリモートで、大好きな釣り三昧だったが、ご近所の噂が煩くなってきて・・・。
宮藤官九郎の脚本だが、抑え気味で心地よく見ていられる。

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いやよセブン

3.0人と人が距離をとる世の中で、人と人が触れ合っていく

2025年5月19日
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鑑賞方法:その他

人と人との繋がりが減り、他者と疎遠になっていたコロナ下で、人と人とが出会い、他者を認めて触れ合っていく映画。

とにかく竹原ピストルさん、これに尽きます!
竹原さんの言葉のひとつひとつが心に染み渡ります。
本作の全てが詰まったと言っても過言ではない彼の訴えかける表情から目が離せなくなります。

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かもしだ
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