サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価
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東北や遠く離れた地に思いを馳せる
タイトルがよいね。
南三陸が舞台。時はコロナ真っ只中。
あの時、地方は、東京はどんなだったか。
コロナ初期の頃の大変な状況が思い出された。
鑑賞した今日は、クルーズ船集団感染から5年目だと、さっき帰宅してからニュースで知らされた。。
役場の職員 百香が、業務の空き家対策に先駆け賃貸に出した自分の持ち家空き家に、釣りが好きな東京のサラリーマン西尾がやってきたが、実はその家は…という話。
リモートワークと移住、空き家問題と、設定がなるほど面白いし演技もコミカルだが正直、前半は少しだれた。主人公2人のくっつき方も少し無理矢理な感じも。
でも、あの震災によるつらい経験を背景に百香も皆も日々を生きていくが、悲壮感が強くなくて良かったと思う。
日が沈み。また昇る。
人生はその繰り返しかも。
とにかく見てると魚介類が美味しそうだった。
景色は美しく、エンディングの海景色が特に良かった。
池脇千鶴さんの貫禄。。
三宅君はクレジット見るまでわからなかった。あんな顔だったっけ。
触れにくい部分に触れていく喜劇
宮藤官九郎さんの脚本らしくシュールな笑いが多いですが、バカ笑いし過ぎのお客さんもいるので、静かにクスッと見たい方は、なるべく落ち着いた客層のエリアと劇場を選ぶといいです。
東北や地方出身者でなくとも、なかなか笑えないセリフやヒヤッとする辛辣なセリフもありますが、原作者も脚本も東北出身だからこそ創れた言葉の数々なのかなと思いました。
震災については真正面からは描かず、真正面から描くコロナ禍 初期の地方あるあるについては笑いに昇華して描いているのが絶妙でした。
旅行者が軽率に震災のことを聞いたり、都心の大企業が現地を上から見てる驕った嫌な感じなど。また、逆に地元外からすると震災のことをどう触れていいのか分からない戸惑いや、純粋に地元の中で仲良くしたいのに排他的な扱いを受ける田舎のちょっと卑屈な側面など。
そういう一つ一つを菅田さん、井上さんはじめ個性的な演者の皆さんがすごく丁寧に笑いを交えながら伝えてくれて、ジーンとしたり温かい気持ちになりました。
余談ですが、たくさん美味しそうな料理が出てきます。三陸の岩手・宮城は食の宝庫で、海鮮はもちろん、本当に何を食べても美味しいです。作品を見る前はラーメンを食べて帰ろうと思ってましたが、見終えて真っ先に海鮮料理のお店へ直行しました。
池脇千鶴、次は痩せるの!?
井上真央さん良かった
クドカン脚本史上一番の映画(私的)
宮城県の映画シーンが盛り上がってる?
宮城県の南三陸に移住した釣り好きな菅田将暉が演じるサラリーマンが繰り広げる物語。
冒頭出てきた釣り船の船頭はだれかと思ってみていると中村雅俊。
クドカン脚本だし、宮城出身の中村雅俊と、宮城県を味わえる映画です。
気仙沼の大島への橋とか最初映ってたと思う。(たぶん)
セリフの方言も宮城弁がたくさん出てきてました。
『けっ』、『こっ』、『おだつ』、見ていた映画館も宮城だったので笑いが起きていました。
ここ最近映画館で見た『ぼくが生きている、ふたつの世界』、『最後の乗客』も宮城県がロケ地だったし、宮城県の映画シーンは盛り上がってるんですかね。
クドカン脚本という事でメッチャ期待していきました。
わたし的には期待していたほどの満足感は無かったかな。。
あまりツボらなかったという事です。
この辺は人それぞれなので難しいですね。
あまちゃん、ふてほど、にハマっていたので期待が大きくなってたんです。
井上真央はキレイだったけど、違うヒロインが良かったかな。
釣りバカみたいにシリーズ化してほしいですね。
宮藤官九郎の東北愛
豊かな自然に育まれた美味しい食材の数々。美しい海、田舎暮らし最高、だけじゃない、田舎で抱える現実的な問題と、震災がもたらした癒える事のない傷との向き合い方。小さなコミュニティならではの、人と人のつながりが温かく描かれている。菅田将暉が宮藤官九郎脚本でどんな風になるのかが楽しみだったのだが、優しい都会の青年でこんな役もやるんだと少し驚き。珍しく顔が丸くなっていて毎度の事ながら自然な役作りに感心。作品のポスターは全面に菅田将暉だが、実は井上真央がいてこそ成り立っているストーリー。
キャスティングも新鮮で、出演者のアンサンブルの面白さも見どころのひとつ。
複数のテーマが交錯していたけど、上手く纏まったと思いました。
予告を見た時点では、Wood Job!(ウッジョブ)のような作品だと思っていたのですが、
その実態は、都内で暮らす人に震災と過疎化の2点を再認識させる内容でした。
さらにそこにコロナを加わっていました。
そんなに色々詰め込んで大丈夫なのかなーとか思いつつも、それが現実なので…
空き家の改築ってあれ実際の住宅ですよね?すごくいい取り組みだなと思いました。
あと起きる問題がリアルですごく共感出来ました。
・震災の話に触れるか触れないか、話をされた時にどんな反応をするべきなのか
・空き家にランクを付けることへの反感
・これから空き家になる家への反応(高齢者一人暮らし)
などなど
勝手にWoodJobを期待していたので、思ったよか問題提起系の作品で面食らいましたが、面白かったです。
その土地に生まれただけ。その土地に生まれなかっただけ。
考えさせられることが多かった
田舎の過疎化・空き家問題とか、
田舎↔️東京の関係性とか、
震災、コロナ禍と、
昨今の問題が盛り込まれた良く考えられたストーリーで、
考えさせられることが多かったです。
西尾の「当事者じゃない者たちは、どう接したらいいんだ」
という問いかけと、
ケンの「ただ見ててくれたらいい!」って
返しのやり取りは、心に響きました。
その他、ストーリーに関係ないところで、
ビートきよしって、エンドロールまで気づかなかったー 笑
井上真央は、ナチュラルでかわいい!
池脇千鶴は、やはり上手い!
小日向さんは、本当の社長 みたいだった!
三宅健、あんなヤンキーあがりいるいるぅ~!
そして、田舎のヤンキーは、結構男前が多いからかなりハマっていた!!!笑
ということで、
とにかく、食べ物が旨そう過ぎて、
声に出して、旨そう…って言っちゃいました。
いい空気感
何度だって陽はまた昇る
気になっていたのですが地元の映画館でもう終わってしまうとのことで急いで見に行きました
ストーリーは一本筋で通っていたと思うので見やすかったし菅田将暉くんのキャラが明るく真っ直ぐで嫌味なく心地よく見れました
クドカンさんでたまにある下ネタとかギャグとか抑えめだったのが今回のテーマでは良かったかな〜
井上真央は最近干されたかなんか知りませんがやっぱいいですね とても綺麗です
笑顔が最高に可愛いので影のある役じゃないのが良かったかなー
小日向さんのかるーいおっちゃん感最高(笑)地なのか?と思うほど自然でした
朝から見ましたが魚とお酒や料理がまぁ美味そう美味そうなこと😤 居酒屋さん行きたくなりましたわ(笑)
芋煮は山形のやつしか知りませんでした
東北各地それぞれにオリジナルあるのいいですね
けど地方移住と震災は結びつきが難しいなと
悲しくなりすぎてもダメだし楽観的になりすぎるのも軽く感じてしまうし
クドカン作品、震災絡めがちなのは良いんですけどね〜
その中でも地方問題の一つ空き家について結構触れて良かったな
コロナ騒動も今思うとおかしな部分多いですが当時はそうなるよねと
最後はあっさり目にしたのが逆に良かったかも!
都会には都会の田舎には田舎の良いところ沢山あります
その土地の文化歴史は大切にしないとですね 新しいものが良い古いものが悪いでは決して無いと改めて思いました
僕も菅田将暉くんのキャラみたいに明るいマインドで楽しく生きていこうと思いました(笑)
忘れてはいけないこと
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