劇場公開日 2025年1月17日

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サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価

全263件中、121~140件目を表示

3.5期待度○鑑賞後の満足度○ クドカンが脚本を書いてる繋がりではないが、裏『あまちゃん』かなと。必要以上に震災に踏み込まないディスタンスも良い。散漫な印象は否めないが、オチの付け方はなかなか宜し。

2025年1月23日
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鑑賞方法:映画館

①題名からオールド・ファンとしては『屋根の上のヴァイオリン弾き(の「サンライズ・サンセット」)』を思い起こすが、知ってか知らずか、此方は順番が逆である。
どちらも“人々の日々の営み”を比喩していると思うけれども、本作には余りそのニュアンスはない。

②東北地方の風土に寄り添ったのかどうかは分からないけれども、淡々としてゆったりとした演出テンポ。間延び気味なところもあるけど。

③はじめ池脇千鶴とは分からなかったくらい地方の中年のオバサン感満載でビックリ。
実物がああなっているのか、役作りが分からないくらい。ただ、演出が上手くそれを活かしているとは思えないのが残念。
中村雅俊は、釣り客相手の釣り船の船長という役が全く不自然に見えない役者としての円熟度を感じさせる。
三陸の海の幸もどれも美味しそう。
という風に脇はなかなか面白いのだが、話の中心に芯がないので観終わっても余り感興が湧かない。

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もーさん

3.0コメディ演出が噛み合ってないような…

2025年1月23日
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コロナ禍で東京から三陸にお試し移住して、テレワークしながら釣り三昧するという、今で言う「ワーケーション」の先鞭を付ける設定。
震災をベースに置きつつ、あえて深刻ぶらずに、コメディ調で一貫しているのに好感が持てる。三陸の海の幸、山の幸がふんだんで、観ているだけでお腹が減るし。ソーシャルディスタンスとか、自主隔離とか、今となったら滑稽に見えるね。
しかし、人間をじっくり描くのが得意そうな岸善幸監督としては、コメディ演出がどうも噛み合ってないような感じ。居酒屋のシーンとか、セリフのやり取りは面白いはずなのに、なにかもったりして弾まない。編集も自分でやっているが、全体的にカット尻が長いような気がして、それで物語がうまく転がっていかないように感じたのかも。
菅田将暉の明るさと軽みは、物語にうまくハマっている。井上真央は久々に健在ぶりが見られて嬉しい。脇役には芸達者が揃っているが、中村雅俊と白川和子のハマり方はさすが。池脇千鶴は別人かと思った。
芋煮会での竹原ピストルの言葉が、「東北を忘れないで」という作り手たちからのメッセージと受け止めた。タイトルの意味も含めて、この作品を今届けたいという思いは伝わった。

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山の手ロック

3.5震災。

2025年1月23日
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泣ける

悲しい

難しい

コロナの事も描かれていたけど、
ベースは、震災。
そこに住んでいただけ…
そこに住んでいなかっただけ…
すべてが集約されていると思う。

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abebe

3.5あんな時代もあったねと

2025年1月23日
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ディスタンスとか自主隔離とかのあれこれに必死だったあのころを、そんな時代もあったねと笑ってみられるようになったんだなあ、としみじみ思いながらみた。
ときを経てちょっと笑えるようになったことと、どれだけときを経てもやっぱり笑いごとにはできないことと。

適切な距離感を探っている居心地の悪さや、当事者でないひとが震災を話題にするときにほんのりとただよう人間性を試されているようなちょっとした緊張感みたいなものとか、そういう空気感づくりがとてもうまい。
「せつない」というワードの、絶妙なかるがるしさもいい。

急なファンタジーや、急なラブ発動などは正直必要だったのかなあと思うし、必要なのであればもう少していねいに描いてほしかったなあとは思う。

俳優としての三宅健さんって銀狼怪奇ファイルくらいでとまってるんですけど、小さな世界でイキっているヤンキーぶりがめちゃくちゃはまっていたし、最近はすっかり怪談を浴びている印象のつよい好井まさおさんも絶妙にきもちわるい役があいかわらずうまくて、とてもよかったです。

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kikisava

3.5もっとコミカルかと思ったけど

2025年1月23日
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コロナのときに、東京から三陸にリモートワークで移住した、釣りキチのサラリーマンのお話。
もっとコミカルなものを想像していたが、東京と地方の格差の問題、過疎と空き家の問題、東日本大震災の後遺症の問題など、シビアなテーマが盛り込まれていた。
しかし全体としては、東北の海産物を中心とした美味しそうな食べ物の数々、菅田将暉の飄々としていながらしっかりとした演技、美しい井上真央とのラブストーリーなど、エンタメ色を忘れることなく、盛りだくさんだった。

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ファランドル

3.5青葉市子さんの歌声がスンと沁みます

2025年1月23日
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守井 象

1.0響かなかった

2025年1月23日
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しぎの

5.0この世、宇宙は闇から

2025年1月23日
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題名の意味が分かりました。この人達には、この物語、サンセットから始まるんですね。他人にはゴミでも、人に依れば、この世の宝です。

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ホモ・サピエンス

4.0魚釣りが大好きで食べるのも大好きな丸い顔した男

2025年1月23日
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すぅ

3.0中村雅俊◎

2025年1月23日
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Leojiji

5.0心と空間の距離感

2025年1月23日
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楽しい

幸せ

地方と都会のいろいろな社会問題を扱い、
ストレートな厳しめの物言いもありますが、
美しい風景、旨そうな料理と、個性的なキャラの立った登場人物たちによる
常にユーモアを挟んでくる会話劇によって
深刻になりすぎずに楽しく観ることができました。

この物語では主に本音をさらけ出すことで
お互いの関係を深めていく過程が表現されますが、
合わせてコロナ禍などの描写を通じて
常に人それぞれの心と空間の適切な距離感(ディスタンス)を
固定観念や慣習に囚われずに見つけていくことの大切さも感じました。

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HK

4.0コロナ禍、空き家問題、東日本大震災

2025年1月23日
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笑える

難しい

幸せ

新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中がロックダウンや活動自粛に追い込まれた2020年、東京の大企業に勤める釣り好きな西尾晋作はリモートワークをきっかけに、南三陸に見つけた4LDK家賃6万円の一軒家に移住することにした。仕事の合間には近くの海で釣り三昧の日々を過ごしていたが、地元住民たちは彼のことが気になって仕方ない。特に大家さんの百香を守る会の人たちは晋作と百香がどういう関係か気にしていた。そして・・・という話。

2020年ってまだワクチンも行き渡ってなくて大変だったよなぁ、って思い出しながら観てた。
コロナ禍のリモートワーク、田舎の空き家問題、それに東日本大震災、マドンナへの恋心、色々と絡まってとっ散らかるかと思ったが、よくまとまってたと思った。
舞台の南三陸の海は美しかった。
菅田将暉のちょっととぼけた様な自然な演技が素晴らしかった。
百香役の井上真央が変わらず魅力的だったのと、中村雅俊、小日向文世など安定の演技もよかった。池脇千鶴はちょっと太って老けたかなぁ。
悲しいストーリーなのだろうけど、なんか観ててほのぼのとする良い作品だった。

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りあの

3.5まずまず面白かった、さすがはクドカンといつたところか。以下、感想羅...

2025年1月23日
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まずまず面白かった、さすがはクドカンといつたところか。以下、感想羅列。

・空き家問題、リフォーム賃貸は厳しいと思うで。
・コロナ風刺は面白かった。ディスタンス!
・井上真央の境遇、悲惨すぎ。そこまでの設定でなくていいのでは。
・祈る会、ちょっとヤバい、ウザい(笑)
・芋煮会がカオス、クマ演出は賛否両論か。
・東北グルメがもはや飯テロ。孤独のグルメを超えてるかも。確かめに行こうかな。
・菅田将暉が楽しそう。太った?ちょっと中年色が…
・主役2人の恋愛がなんかイライラ。ラストで理解、この演出をしたかったのね。
・あれ、池脇千鶴やったんかー、びっくり。

「自分のことだけ考えればいい」が言いたかったのかな?クドカンの東北愛を感じた。

スクリーン4座席E-7 20:30からのレイトショー、観客6名でゆったり見られた。

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はむひろみ

3.0期待しすぎたか

2025年1月23日
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正直、期待しすぎたのか、何か物足りなかった。
ここは笑う所なんだろうなとは思いつつも笑えないことが多かった。
菅田将暉は主役だけど、役割としては狂言回しのような感じで、存在が軽い。
クライマックスの芋煮のシーンの独白も、素面で観ているこちらとしては、感動よりも気恥ずかしさが先に来てしまった。
それに対しての竹原ピストルの台詞の方が、クドカン的にも筆が乗ってる気がした。
でも、食べ物はとにかく美味しそうで、一応軽く食事をしてから観に行ったのに、お腹が鳴ってしまった。
それと、リフォーム後の家がとても素敵でした。

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Kk

4.5良い映画でした。

2025年1月23日
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笑える

悲しい

知的

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ユート

4.0コロナ×空き家×地方

2025年1月23日
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一つじゃ弱い時事ネタを詰め込んでまとめ上げた映画。
確かに関連性はありますよね。

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かぜ

3.0クドカンらしさ少なめ。ところどころの台詞が⭕️

2025年1月22日
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泣ける

単純

震災とコロナの両方を受け止めつつ、日常に落とし込む。
一部、余計な演技(竹原ピストル)ありつつ
井上真央は、イヤミなく、良き。
中村雅俊のナチュラルに少し驚き。

どんな場所にも素敵な人と、料理と、空間がある。

菅田将暉は、器用な人だなあ。

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マイメロラブ

3.0食べ物は最高

2025年1月22日
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ストーリーは特段のものは無かったですが久しぶりに見た井上真央さん、素敵な年の取り方で良かったです。
あとは竹原ピストルが良き。

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やまぼうし

5.0東北人って

2025年1月22日
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私は九州の端っこ漁師町生まれなので、
田舎人気質は、半分は理解できる。
でも半分だ。

東北って、目指す都会が東京一択で、
常に東京と地元を比べてる感じ。

鹿児島県人が都会を目指す時には、
福岡、大阪、東京と、いろいろあるし、
東京人が九州や四国の県を言えなくても、
感情的になることは無いです。

東北人って、
東京から西側の事は考えもしないのでしょうね。

九州人の明るさは何だろう。やっぱり気候が温暖だからかな。

そんな事が気になりました。
映画はとても良かったです。

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agemaki

4.0ここ天国っすか〜???

2025年1月22日
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悲しい

楽しい

幸せ

いやぁ、多幸感。たまらん。
「グランメゾン・パリ」「劇映画 孤独のグルメ」に続き、またもや食欲増進映画。あぁ、腹減る。美味しいって何よりも幸せなんだなぁ。外でご飯を食べるのは勿体ないし、適当にチャチャっと済ませようってのがこれまでの考えだったけど、ここ1週間で考え方がガラッと変わった。一食一食を大切にしよう。
魚は刺身で食べることが8割以上を占めているけど、こうして煮付けだったりカルパッチョだったりで食べるのも最高だね。いいなぁ、採れたてで新鮮なカレイやタコ...。釣りしてみたい、魚捌けるようになりたい...。

菅田将暉が最高にハマり役。
最近変な役ばっかりやるから忘れてたけど、この人はキャラクターを演じること以上に、ごく普通の一般人がめちゃくちゃにいいんだよね。そうそう、こういう将暉が見たかった。ちょっと空気の読めない能天気でお気楽な男だけど、どこか憎めない可愛らしさがある、魅力たっぷりの東京人。これは愛されるし、愛したくなるよ。
大物を釣ったり、市場で安い牡蠣を見つけたり、美味しそうな料理を目の前にしたりした時の表情が、ほっぺた零れ落ちそうなほど幸せそうで、見ていてついつい笑顔になっちゃう。殺気立った男共を諸共せず万遍の笑み。くぅぅ、そんな表情しないでくれぇぇ、腹が減るだろぉぉぉ。。。

自由気ままなスローライフ。まるで実写版どうぶつの森のような温かい雰囲気に心が癒される。そんな中でも、コロナや東日本大震災、地方の過疎化問題などの強烈な時事ネタをぶっ込む、近年のクドカン節は本作でも健在。ただこれが上手いことハマっておらず、原作未読なので実際はどう展開されているのか分からないけど、正直なところやり過ぎかなと思ってしまう。
2時間越えというそこそこの長尺だけど、これらのテーマを一同にかき集めて1本の映画にまとめるのは難題。それでも最後は上手く締めくくれたなとは思ったけど、せっかくの雰囲気がぶち壊し、コメディとシリアスのバランスがなっておらず、居心地の悪いシーンが幾つか出てしまっていた。

登場人物に関しても、演じている役者はすごくいいし、前述の美味しい料理を目の前にするあの下りは最高に幸せな気持ちになれたんだけど、中盤の昼食を取っているシーンやラストの芋煮のシーンなんかはすごーく嫌な感じで、なんか勿体ないなーと思っちゃった。そんなことわざわざ言わなくていいのに。何が先に進めないだよ。干渉のしすぎは気味悪いよ。
それでも竹原ピストルが最高すぎる。どんなにやな感じでも愛くるしい。本業歌手だよね??なんで叫ぶだけでこんなに面白いんだよ。男臭さがたまらない。東京の釣りバカ社員にぃー!?!?のあのシーンが大好き笑笑笑笑 この人のおかげでいい映画になっている感じすごいするよね笑笑

気になるところはいくつかあったけど、楽しそうな俳優陣、美味しそうなご飯、ほっこり温まる空気感に心身ともに癒される、至福の139分間でした。興行的には厳しいかもだけど、こういう映画は大好物。グルメ映画の過剰摂取により、空腹が収まりません。

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サプライズ