鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版のレビュー・感想・評価
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昨年公開されたものに付け足しただけ
大人向けの鬼太郎
本来の鬼太郎のファンなら違和感があるしこじつけた様な話で観てて面白くないし本来の鬼太郎ファンなら違和感
【映像と音をクオリティアップさせた、新たなバージョン】 ってあるの...
【映像と音をクオリティアップさせた、新たなバージョン】
ってあるのを見落としていた
もっと新しいものを求めて見てしまった
この作品の評価を下げるつもりはないが、
私みたいな人を出さないように、
あえて、これ書いてます
鬼太郎の父はこんなに強かったんだ!
「ゲゲゲの鬼太郎」といえば子供の頃に毎週楽しみにしていた初期のテレビ漫画で、目玉オヤジが高い声で「オイっ!鬼太郎!」と呼ぶ声が強く印象に残っていて、毎週、必ず登場するレギュラー出演のネズミ男!も忘れられない存在。
子供が観る映画かと思っていたが、それは間違いで、この映画は鬼太郎の父の物語らしい?って事ぐらいが予備知識にての鑑賞。
予備知識通り、しっかりしたドラマ仕立ての物語で鬼太郎が生まれるまでのその昔の鬼太郎の父親と母親の話でした。
アクションたっぷりのエンタメゲゲゲ!
原作は言わずと知れた水木しげるの同名代表作。
脚本に『ソ・ラ・ノ・オ・ト』の吉野弘幸。
【ストーリー】
昭和31年。
国内政治や経済を裏から牛耳っていた龍賀時貞が死去する。
帝国血液銀行の「龍賀製薬」担当者の水木は、次期当主と名高き娘婿の克典に近づくべく山奥の哭倉村へと足を運ぶ。
だが遺言が指名した次期当主は、引きこもりの長男・時麿だった。
混乱し、紛糾する龍賀の屋敷。
翌朝、当主に指名された時麿が惨たらしい姿で発見されてしまう。
横溝正史のような、田舎の昏さを押し出してくる物語の冒頭と世界観、そしてなにかがもれちゃいそうなタイミングではじまるバトルとアクション。
シナリオ上手いなーと思って見てたら、こういうの大得意な吉野弘幸。
ボクサーじゃない方の吉野弘幸。いいフック打ってたなーあっちの吉野弘幸。
鬼太郎のルーツといえば、貸本時代の『墓場鬼太郎』が文庫で復刊されてまして、自分、つい買っちゃった☆
(・ω≦) テヘペロ
なんかのんびりした空気で、鬼太郎、猫娘みたいな寝子って女の子を知らないうちに好きになって、知らないうちに振られてやんの。
でしょんぼりしてるんですな。
かわいげある鬼太郎ってなんか新鮮。
絵も映像も音楽も、一流どころ用意して手間かかっててハイレベルで、おどろおどろしさもたっぷりで、誰が見ても満足できるんじゃないかなと。
グロかった…私は前のが良かった。
ゲゲゲの鬼太郎っぽさは全くない。こういう鬼太郎も悪くないけど、平和な鬼太郎のが好きだな…内容は跡目争い、そして謎の死を遂げる親族達
ひた隠しにされる一族の謎
時貞翁の秘密
幽霊族とは、鬼太郎とは、鬼太郎の両親とは…
普段の鬼太郎が好きならばおすすめしません。
あえてぼかすのも効果というもの
一部過激シーンの表現を変更、レーティングを上げた「真生版」として帰ってきた。
血しぶきの色も派手になり、より市川崑の金田一シリーズっぽい雰囲気になった。ただ隠されると見たくなるが、モロ見えだとアニメのぶん逆に興ざめとも言える。ぼかすことで想像力をかきたてるというのも立派な演出なんですよね。
なお、作品自体は何度観ても引き込まれ、時間を感じさせない完成度です。
評価に入れてないけど、今回は時間の都合で4DXの回で鑑賞。IMAXやDOLBYなど、画質や音が良くなるタイプは良いけど、動きやしぶきなどの効果はあまり好きではない。今回もアクションシーンでガタガタ揺れすぎで画面に集中できなかったり、しぶきでメガネがくもったり。やっぱりいらないと思った。映画によるのかも知れないけれど。
PG12→R15で上がる解像度。
PG12版を映画館で観て、配信でちょこちょこ見てたけど、映画館で通して…は2度目となるR15 =真正版。
PG12初見時…
「相棒」いうけど、それほど「相棒」かなぁ…?
R15再見時…
なにこれ、めっちゃバディじゃん!めっちゃバディじゃん!
PG12初見時…
「犯人」は…まぁそう思ってたよ。この手のやつのパターンだもんねぇ。
R15再見時…
そこまでするの、めっちゃわかるよぉ。。。
そこに至るまでとか「手口」とかが、R15でより深まるよぉ
狂骨が暴れまくって、村民に襲い掛かるのも、R15になって、より怨念が伝わったりとか。
キャラクターの心情とかストーリーとかの「解像度」がR15になって上がった感ありました。
確かにグロさは増してたと思います
ストーリーの流れは、当初のものと同じ。
戦争の表現とか、グロさの部分は、より強調されていた印象です。
実際に見比べなければ分からないですが、上手くリテイクした感じなので違和感なく見れましたが、確かに子供にはキツイ表現なので、ある程度の年齢に達してないと、ちょっとトラウマになりそうな強烈なインパクトはありました。
リテイク前もリテイク後も、どちらも良い作品なのには変わりないです。
万人におすすめできないが
通常盤は未鑑賞ですので、両者の比較は記載しません。
原作をご存知の方や昭和20〜30年代までに生まれていた方には蛇足ですが、今の子に水木の勤務する血液銀行が何かわからないのではないかという心配があります。わからなくてもストーリーは楽しめます。気になる方は、Wikipedia等で調べていただくと、売血やら血友病肝炎や薬害エイズまで続く根源となった組織ということがわかりますので、興味のある方はどうぞ。
話がそれました。ストーリー自体はどこかで見たことがあるような感じであるが、全体の雰囲気は悪くない。カット割もこだわっていることがわかります。
ツッコミどころが全くないわけではないですが、謎解きや伏線の回収も、この尺の中ではまとまってよくできていると思います。それでも謎は残るのですが、いずれ明らかになるのでしょう。
通常と戦闘シーンの緩急の付け方等も美しく、見ていて飽きない内容でした。
グロテスクなシーンが多く、見る人選ぶ作品と思いますが、良い作品であると思います。
ストーリー展開は前回と同じだけど。。
前回 観た時は 全くの 鬼太郎別物意識が 強くて あまり受け入れられなかったのが 本音で。。今回は 前回と同じストーリーだけど グロさがアップしてるみたいで。。ん~ どーだろ。。シビル ウォー 観た直後だったので 意外に 普通に観れたのが ヤバいかも。。人間と妖怪 生きてるものと死んでるもの 暴力と平和 善と悪。。 それぞれの どこを 基準にして 観れば良いものか。。考えてしまいました。憎しみや悲しみ。。そして復讐に発展し。。そういう世の中に ならないように みんなで助け合い 憎しみのない世の中に なって欲しいメッセージを 感受しました。
やっぱり、鬼太郎の父と水木のタッグはカッコいいな!
構図的に妖怪と人間とが対比になってて、見事に人間側が醜く愚かな存在として描かれていて、真に尊く美しいものは心に宿るその大切さを教えてくれるそんな作品な風に感じた😊
因みに、個人的に気づいた変化はグロテスク表現がオリジナル版に比べ格段に生々しくなっていた…w😅
イケオジの活躍はいつみても良いもんだ
血の表現など暴力的な描写が変わって規制がR12→R15へ引き上げ。
いろんな作品挟んで見たので変わったっけ?くらいしか感じられず。
300カット以上リテイクとのことでしたが復習していった方が楽しめたかも。
この差のために劇場へ足を運ぶ価値があるかは人によります。
正直初めて見たときと世間の評価は過大評価しすぎじゃない?と感じてました。
が、改めて見るとテンポ良く見えて終盤は胸熱展開。クレジットも飽きさせない演出と楽しめます。良い作品です。
なんといってもイケオジの活躍はいつみても良いもんだ。
てんこ盛りだがわかりやすい
南方戦線で心身ともに傷を負った水木、突如現れるゲゲ郎、陰謀をたくらむ龍賀一族など、盛りだくさんの内容です。しかし、ストーリーはそれらが上手くまとまり、まったく混乱がありません。
話の展開もテンポがよく、観ていて飽きません。
話自体、初見でしたが、とても楽しめました。「真生版」ということで描写が猟奇的すぎないか懸念がありましたが、思ったよりショックを受ける描写はなく、安心しました。
前作より絵も綺麗でクオリティアップしてる
昭和31年、帝国血液銀行に勤める水木は、日本の政財界を牛耳る龍賀一族が支配する哭倉村へ、当主・時貞の死の弔いと自分が支援する人の後継ぎ祝いのために訪れた。一方、後の鬼太郎の父となる男も、行方不明になった妻を捜すため村へ来ていた。時貞の跡継ぎを巡り、神社で後継者が惨殺される事件が発生し、その後も次々と怪奇事件が発生し・・・という、話。
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎、の映像と音をクオリティアップさせ、多くのカットをリテイクし、音も再ダビングを行い、恐怖演出を追加したため、映倫のレーティングがR15+指定になった(オリジナル版はPG12)との事。
前作からのクオリティアップは感じられた。
前作のレビューで合わなかったと思ってた本作の内容だったけど、真生版を観て(2度目だからか)だいぶわかるようになったのと、クオリティアップ分で評価を上げる事にした。
おすすめかと言えば、好き好き、だろうが、鬼太郎の誕生を知るために一見の価値はあると思う。
実質的には去年のリマスター版。評価は分かれようがおすすめ枠。
今年360本目(合計1,452本目/今月(2024年10月度)11本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
こちらの作品です。
実質的に去年(2023年)のリテイク版、あるいはリマスター版で、いくつかシーンが追加・削除はされているようですが実質内容は同じなので、評価内容も重複する点はありますね。個々追加削除されているとはいっても映画のストーリーも同じだし、評価する点も大きく変わることはないので…。
ただ国民的アニメという事情もあるのでR15といっても内容表現(残酷な表現ほか)が厳しくなったかなでありアダルトなシーンは一切ないし、昭和のアニメでこのようなものがあったのだというなつかしさ、あるいは、昭和のアニメを知らない今の10~20代の方が見るのもいいのでは…と思ったところです。
評価に関しては先のものと重複するところもありますが、個々触れておきます。
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(減点0.2/遺言状の開封について(説明不足))
遺言状はその開封について家裁の関与を要求し、罰則規定もあります(1004条、1005条)。民法の親族相続の中にある数少ない強行規定(当事者の取り決めより法の規定が優先されるものをいう)の一つで、遺言状の改ざん防止を目的としたものです。
この点についてはエンディングロールでも注意書きがあってよかったかなと思います。
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(減点なし/参考/「血液銀行」から今日の「輸血」への道のり)
・ 映画内で出てくる「輸血銀行」は架空の存在ではなく、日本にこれらは実際に存在したものです。
戦前戦中は個人が勝手に血液のやり取りをするのが当たり前で、戦後にGHQの支配下に置かれたとき「血液銀行」という名前に改められ会社等法人が組織し個人間どうしでやり取りすることはできなくなりました。本来「銀行」ではないものが「銀行」を名乗れたのもGHQの指導・関与があったからです。ただしこのときの「血液銀行」も、個人間での金銭のやり取りを防いだだけで、個人/「銀行」間でのでのやり取りはありました。
やがてGHQが去っても、戦後の貧しいころには個人が何度も「血液銀行」に行きお金を稼ぐことが普通になりました。このことは国会でも問題になり、今の日赤などによる「献血」のはしりが始まりましたが、当時の日赤とお金のやり取りがあった「血液銀行」で前者が勝てるはずもなく、結局、国の関与もあって「血液銀行」は姿を消すことになります。
しかしそれでも、当時では「助けたら、助けられるもの」という考え方(相互扶助を想定していた)が日赤にもあり、日赤の発行していた献血手帳にも「この手帳を持っていれば、あなたやその家族の力になれます」という趣旨のことが書かれ、本質論は変わることはなかったものの、これらも問題視され血液手帳からこれが削除されるのは昭和57年(1982年)と、「ごく最近」の話になります。
ところがそれでも、法規制により金銭や換金性の極めて強いもの(当時はテレフォンカードが多く想定されていた)ものとの交換は禁止され、少なくなっていきましたが、当時の図書券などとの交換は広く行われており(ポイントをためて交換できる制度だった)、これらも排除されて真の意味での「献血」となるのは平成10~20年度ごろになります(現在でも、献血時のジュースサービス等ごく最低限必要であろう点は残っています)。
取り憑かれた者たちの物語
無情。そして生々しさ。R15も納得の快作でした。
悪い奴を鬼太郎と仲間たちが無双して懲らしめるという全年齢対象の世界観に慣れた視聴者を突き落としてくれます。
コメディは完全に削ぎ落としてミステリー要素がマシマシといった感じ。
作画は圧巻で静と動の魅せ方が上手いと感じましたし、さらに声優さんたちの熱演も相まってキャラの悲哀が胸を打ちます。
秋の夜長に見て損はない作品です
おすすめ
R+15であるべきと前作視聴時に進言さしあげておりました(笑)
間違いなく良作であるのは前作視聴の際、確信しておりましたが、PG12→R+15になる付加要素に微かな期待?を込めて前作鑑賞以来、一年振りに劇場に足を運びました。
結果的に「迫力あるアクションシーンや巧妙な脚本、繊細で情動的な演出など2回目の視聴でその良さがさらに明確に認知された」・・・となりましたが、全体的に素晴らしくてどこが変化したのかよくわかりませんでした(笑)。
とりあえずエロ要素をぼぼ追加しなかった点は残・・じゃない、作品をよりよくしたいという製作陣の本気度を窺い知ることが出来てむしろ良かったと思います。そのあたりのこだわりは今回劇場で発売の有料の冊子に書いてありますのでぜひご覧ください。
前作レビュー時に、表現はギリPG12でもシナリオ的に間違いなくR+15ですと申し上げました。例えば小学4年の息子に「お気に入りの何があかんの?」とか尋ねられたら、間違いなく回答に窮すからです(笑)。
晴れて製作陣も納得のレイティングで再調整され、映画館で再上映されて良かったと素直に思いました。
では。
前日譚(プリクエル)ものとしては最高のひとつ
前作「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」鑑賞済。
前作も良かったけれど、
今作は完成度が上がった印象。
登場人物の心の機微の解像度が高くなり
引き起こされる事件や怪異に対して
彼らが起こす行動の納得感が上がった。
それによりドラマの密度が上がり、
アニメなのに
実写を見ているような
市川崑監督の横溝正史シリーズのような
昭和30年代の地方の閉塞感の手ざわりが
ここにはある。
その時代の良さ(光)を描いた映画もあるけど、
これは完全に【陰】を描いている。
物語の根幹になるある物についても
時代を濃密に描いているので
然もありなんと感じさせる説得力がある。
そのまま実写化しても面白いんだろうなあ。
オススメです。
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 前版では感心したが新版では感動して泣いてしまった。然し、“24時間働けますか?”の原料が幽霊族の血だったとは?…人間界にも友哉君の夢見た明るい未来が訪れますように。
①一番悪辣でおぞましいのはやはり人間の欲望という視点は変わらない。
妖怪の世界ははそういう人間界を映す鏡だね。
初鬼太郎
鬼太郎シリーズ見たことなく、妖怪の話と主人公の鬼太郎には目玉のお父さんがいるぐらいは知ってた。今回の映画最初観る予定なかったが、かなり話題になったので試しに観に行ったら衝撃を受けた。
好奇心をそそるミステリーの事件から、恐怖、気持ち悪さ、怒り、切なさ、悲しさ、そして感動。後半はジェットコースターを乗ったように、こんなに情緒を揺さぶる映画は本当に久しぶりだ。しかも終わりと思って一旦落ち着きができた後、エンドロールの最後でもう一回やられた。アニメーションの制作も凄く素晴らしかったから、感情移入しやすかった。もしこれは映画館ではなく、家で観たらもう我慢できず泣き崩したと思う。
ちなみに昭和三十一年という背景もとても興味深かった。あの時代まさか電車の中で喫煙し放題できるとはショックです!
本編の鬼太郎は多分こんな感じの作品ではないが、もし観る機会があれば多分今回の話の影響で、ちょっと考え深い物になると思う。
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