「期待度△鑑賞後の満足度○ 一番の”男前”は「コタロウ」君かな。予定調和的でありつつ話を作り込み過ぎのところはあるが、映画としては良く出来ている方。」366日 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度△鑑賞後の満足度○ 一番の”男前”は「コタロウ」君かな。予定調和的でありつつ話を作り込み過ぎのところはあるが、映画としては良く出来ている方。
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①始まって程ない時点で、「あんな小さい子供を一人で東京に出して、お母さんの命が尽きようというのに傍にいさせて上げないと」と早くも脱落しそうになったが、ちょっと考えてみれば「ああ、そういうことか」とまた話の底が割れてしまったけれども、そういう話の作り込みをしている製作者側の思惑がかわいくて悪い気はしない。
「でもなんで今なの?」という疑問への回答は考えていなかったようだ。
主人公達がどちらも死病になる(片方は完治したみたいだけれども、完治したら完治したで看病させて上げたら良かったのに、という思いが最後まで消えず)というのも作り込み過ぎ。
②すれ違いのラブストーリーは人の世に惚れた晴れたが有る限り廃れないようだ。
③HYのファンやその歌に思い入れのある方たちには堪らないだろうと思うけれども(良いバンドだし、曲も良いとは思います)、世代が違うしそう思い入れもないので冷静に観てしまいます。
それでも泣かせるように作ってあるので釣られ泣きはしてしまったけれども、あざとさはないので好感は持てる。
④ただ東京パートも沖縄パートもあまり生活感がないので綺麗事感は否めない。
⑤好きなタイプの女優さんではないが上白石萌音の上手さには感心した。
⑥赤楚衛二はあまりその良さが生かされていない。存在感が薄いというか。
それと平成~令和はそういう時代ファッションなのかも知れないが、特に男性陣の服装がダサい。
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