「悪い人はいないというが強いて言えば悪いのは湊ではないか?」366日 WAIさんの映画レビュー(感想・評価)
悪い人はいないというが強いて言えば悪いのは湊ではないか?
すれ違いを繰り返していくストーリーにもやもやした。
女性たちの場内のすすり泣き そんなに悲しい?なんでここで泣く?と感じてしまった。
赤楚衛二くんのファンなのでしょうね。(すみません。「湊」を悪人にして)
結局は「湊」の優柔不断・中途半端とも取れる行動がまわりを不幸にしている気がした。(湊は最愛の母を病気でなくすというつらい経験をしてしまうのだが。)
湊の子を身ごもり身重になって帰郷してきた美海。
娘を東京に一人で出す 親としてはこの上ない心配なことだと思う。(私が、親世代だからでこう感じるのですが。)
父(杉本哲太)母(国仲涼子)は東京のどこで暮らしているかを知らなかったのか。
聞きもしなかったのか?
湊と同棲していることも知らなかったのか。というよりそんな簡単に同棲してしまうのか。
(もしかすると、母だけは知っていた? よくあるケース。)
大病(白血病)になったことも、身ごもったことも言おうよ! 美しくなんかない!
それで不幸になっていくのだから。(親心からは避妊もしなきゃ!)
陽葵(ひまり)も不幸の子になった。
「湊」は死が近い「美海」に会いに行くべきだった。謝るべきは湊だと思う。
嘉陽田琉晴(中島裕翔)に感情移入した。
激怒する美海の父(杉本哲太)に、俺の子です。とうそを言う。
その後どんなことがあったのだろう。無責任に美海を孕ませた湊センパイのしりぬぐいではないか。
血がつながらない 父と娘 どんな人生になるのか・・・それが心配です。
それでも琉晴は幼馴染の美海と夫婦として暮らせたのは短い幸せだったのか?
でもそうかなぁ?
突っ込みを入れると 2024年の場面 湊も美海も琉晴も40代前半になっているだろうに、40代の姿に見えなかったのは気になりました。(老けメイクが足りない。)
MD 2024年になっても動くのでしょうか。壊れてしまうと修理も困難です。(MDは君臨した期間が短い。)
湊は身を引くだけでなく、(琉晴が断るにしても)養育費払う提案とかないもんですかね。
あんな広い病室入ってたくらいお金に余裕はあるのだし。
今後はあの個人商店の収入だけで陽葵を育てなければと思うと…
いや、そういえば美海もとんでもない病室入ってましたわ。笑