「残された者の心の痛みと現実の苦しみが痛いほど迫りくる」最後の乗客 さとうきびさんの映画レビュー(感想・評価)
残された者の心の痛みと現実の苦しみが痛いほど迫りくる
何を書いてもネタバレになってしまうので非常に曖昧な感想ですが、観る価値あり、です。
自主制作映画が国際的に高い評価を受けて劇場公開に至ったとの経緯に納得できる、こじんまりとした作品でありながら、超大作では表現できない細かな感情を丁寧に描き出しています。
人はどんな悲しみの最中にあろうとも、明日の生活を考えなくていけないというしごく当たり前でありながらやるせない人の世にどうしようもない悲哀を感じました。
重要なアイテムである「おにぎり」
食べてみたくなりました。
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