「あの日を忘れないために」最後の乗客 iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
あの日を忘れないために
もちろん泣いた。
何となく感じてた違和感の伏線が話が進むにつれキレイに収まっていくのが凄い。
毎日家族がただいまと帰ってくることが本当に奇跡なのはわかっているので、とてもしつこく毎朝気をつけてねと声をかけてしまう私には、とても沁みるお話でした。
そしておにぎり。
食べ物くれるって愛だよなあ。
アフタートークで、この作品は宮城に関係のある方が沢山関わって作られたとのお話をお聞きしました。
監督は震災から5年も経つと、住んでいたNYでは風化されつつあったことを思って、この作品を作ろうと思われたとのこと。
主演のみずき役の岩田華怜さんは、震災当時12歳だったそうで、世界の終わりを感じるほどの体験だったそう。
とても地元の方に助けられて作られた作品とのことで、なんか温かさみたいなものは映画を観てる中ずっと続きました。
岩田華怜さん、全部の質問にとても丁寧に的確に答えていて、あーこの子賢いなと思って観てました。
ストーリーの展開がとても面白かったので、ミステリー仕立て?なのもあり、泣けるけど最後まで楽しめました。
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