劇場公開日 2025年9月5日

「1952年の素晴らしい世界観と女優3人(子役含め)」遠い山なみの光 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 1952年の素晴らしい世界観と女優3人(子役含め)

2025年9月16日
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鑑賞方法:映画館

難しい

1952年長崎の広瀬すずの悦子の世界。
1982年イギリスの吉田羊の悦子の世界。

2つの時代の悦子の秘密は徐々に明かされるにしても、人物関係が分かりにくい。その分かりにくいが秘密に隠されているのなら理解できるが、そうとも思えない所が多いので評価が厳しくなる。

先生或いは父親の(三浦友和)は夫の親だと思うがなんかヨソヨソしい。(広瀬すず)と夫の関係がどう渡英に決意したのか。(三浦友和)の教え子に対して声を荒げるが、それが(三浦友和)の当時の教育観や戦争感に関係するのか。戦後の悦子(広瀬すず)や佐知子(二階堂ふみ)は裕福ではないと思うが、その割に身なりがすごく良い。
(吉田羊)と娘ニキが在英だとしても自宅で英語で会話。実際にはどちらかの言葉になるのかもしれないが、イギリスの夫が出てこないし、しかも吉田羊だから。

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川に沈めた箱が、1982年の(吉田羊)の部屋に(二階堂ふみ)の子 万里子の私物と共にある。3人で乗っていたはずの路面電車に、(二階堂ふみ)が乗っていない。
万里子は悦子だったのか。
それでも佐和子がそれほど自立した女性に思えない。隠したい過去があったのかも不明。

私は小説が読めないので原作と比較できないし、分からない事が多すぎる。

imaxmax
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