「心の傷を抱えながらも生きる女性」遠い山なみの光 ぽよんさんの映画レビュー(感想・評価)
心の傷を抱えながらも生きる女性
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この物語に出てくる男性はずるく弱い。
ニキの不倫相手は、奥さんといつまでも別れない。長崎を広島と言い間違え、ニキの話を真剣に聞いていない。悦子の夫の二郎は、もし、私が被爆していたら、結婚しなかったか?の問いに、ちゃんと答えない。二郎の父で元校長の緒方は、かつての教え子に戦前教育の罪深さを指摘されても、受け入れることが出来ない。一方、悦子は外国軍人と再婚し渡英して二人姉妹を育てるも、長女は自死で亡くしている。異国の地で、心に傷を抱えながらも前向きに生きようとする悦子さんに、たくましさを感じた。
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