「記憶が書き変えられること」遠い山なみの光 ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
記憶が書き変えられること
戦争や被曝といった特別な経験や状況下でなくても、長い年月の中で記憶が上書きされることは、誰でも経験することです。それが物語の伏線になるのかなと思います。
戦後、ナガサキから渡英した主人公悦子は、娘に請われてナガサキの経験を話しますが、自殺した長女の遺品から悦子自身も忘れていた、封印されていた記憶があらわになります。
日本人も知らない、日本人の戦争の傷を知ることができました。そういう理由で日本を離れる決断をした人もいたんだなぁという事を知ることができました。
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