「外国の賞に出すためのお手本のような作品」遠い山なみの光 アダムスミスさんの映画レビュー(感想・評価)
外国の賞に出すためのお手本のような作品
原作は海外でも著名な作家。
出演俳優は実力派を揃えた。
舞台は広島ではなく、ニッチな長崎。
日本は女性の社会参画指数が低い国。
日本は変わる必要がある。
そんな既存の声に寄り添う手間暇のかかったクソ作品だった。見る人全員を馬鹿にしてる。
背景は明らかにCGだし、合成であることは一目でわかる。「手間暇のかかった」のとこも嘘かもしれない。
原作を知らないが、おそらく、信頼できない語り手、叙述トリックを使ったミステリーを映像化したのだろう。困惑しかない。ああ、そういやこいつが語り手やったな、ってならせる余韻がない。小説だと余韻は読み手が作れるけど、映画だとそれができない。
こういうのは裸の王様が作るんだろうなと思う。反面教師にしたい。
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