「どう解釈したらいいのだろう」遠い山なみの光 ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
どう解釈したらいいのだろう
途中から、この映画、どう解釈したらいいのだろう、と悩み続けて見ることになった。
カズオ・イシグロの長編デビュー作の映画化だが、原作は映画よりさらに難解だそうである。
1950年代の長崎と1980年代のイギリスが交互に描かれるが、微妙な違和感があり、そこが原作としてのテーマらしいが、予備知識なしに映画として見るにはきつすぎた。見終わってからあれこれ考えて、多分こうだったのでは、と自分を納得させなければならないのでは、つらい。
広瀬すずと二階堂ふみは、共に画面から浮き出るような華やかさだが、広瀬はいくら髪形を当時のパーマにしてみても、妊娠中の妻という役には違和感ありすぎだった。
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かばこさんのコメント
2025年9月18日
手掛かりが少なすぎてどう解釈すればよいのか悩んで、見終えた当初はホラー味を強く感じていました。解釈を観客に委ねる映画は本来好きではないのですが、本作に関しては、考察し放題、それがいいかも、と思いました。作り手のずるさを感じなかったからのような気がします。
映画LOVEさんのコメント
2025年9月9日
今晩は^ ^
私も原作未読で鑑賞してきました♬
私も考察してみてます…他の方のレビューを見てアハ体験してます♬そうしたら妊娠後期じゃなかったのも納得出来ました(o^^o)
トミーさんのコメント
2025年9月6日
共感ありがとうございます。
原作者は54年生と聞いており、被曝二世の可能性は残りますが、身が引き裂かれた様な精神的苦痛と診ました。
広瀬さんは中原中也から大分台詞それらしくなったと思います。
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