「1982年のニューオーダー」遠い山なみの光 ピンボールさんの映画レビュー(感想・評価)
1982年のニューオーダー
石川慶監督「遠い山なみの光」物語は当然、広瀬すず と 二階堂ふみ が演じる主人公2人を中心に進むんだけど、全ての登場人物が戦争と原爆による深い傷を抱えていて、その傷を抱えたまま変われない人たち、希望を糧に変わっていこうとする人たちを描いたある意味群像劇の側面もある映画でした。
それを象徴するのが、古い価値観を捨てきれない三浦友和演じる緒方と、新しい時代を作ろうとする渡辺大知演じる重夫が対峙するシーンで、このシーンはスリリングで残酷で切なくて素晴らしかったです。
他の雑感
・序盤でいきなりニューオーダーが流れて噴いた。
・終盤のトリッキーな展開は賛否分かれるんだろうな。個人的にはOK、つーか、そこはあんまり重要ではないんじゃないかな。
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