「混乱の果てに残るもの」遠い山なみの光 kazu50さんの映画レビュー(感想・評価)
混乱の果てに残るもの
ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロのデビュー作を映画化したヒューマンミステリー。途中から理解が追いつかなくなりつつも、「誰かが嘘をついているらしい」と気づき、最後は混乱したまま幕を閉じました。
わからなさが残りパンフレットを購入して知ったのは、イシグロ氏は5歳で日本を離れており、1950年代は幼少期の日本、1980年代はイギリスでの生活を重ね合わせて描いているということ。過去と未来を交錯させた表現なのかもしれません。
原作を読まずに鑑賞したので、次はぜひ小説で味わってみたいと思います。
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