「一番の「嘘」は。」遠い山なみの光 かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
一番の「嘘」は。
日本は「戦争」に負けたのか、「原爆」に負けたのか。
あれは「教育」なのか、それとも「洗脳」なのか。
日本から出て行った原作者の日本に対する考え方が色濃く出ている作品ではありますが、気付けばミステリアスに進行する物語に引き込まれ、いつの間にか主人公と同化して戦後の長崎を生きているような錯覚が味わえました。
最初、戦後の日本を生きる主人公広瀬すずさんが過去を回想する主人公吉田羊さんと同一人物に見えなかったのですが、段々と違和感がなくなり、広瀬すずさんの微かに笑う口元でさえ吉田羊さんに見えてしまいました。
更に物語がクライマックスへと近付くと広瀬すずさんは二階堂ふみさんへと「同化」していきます。
一番の「嘘」は一体何なのか。
読者の想像に任せている原作に答えは出るのか。
もう一度、劇場で確かめたくなりました。
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リコさんのコメント
2025年9月28日
いつも共感して戴き有難うございます。(今頃ですよね🙏)
早速ですが、今になって、やはり二階堂さんが演じた佐知子は余りにもハッキリした性格過ぎて、悦子がなりたかった自分を現したのかなと思いました。うどん屋での客とのあり得ないやり取りは、現実では自分の意思を貫いて渡英した結果、娘を亡くしてしまった自責の念から来るものだろうと思いました。色んな方の考察を読んで出した答えなので、あくまでも参考にと言う事で。
映画LOVEさんのコメント
2025年9月9日
今晩は^ ^
原作未読で鑑賞して来ました♪♪
確かに謎解きな内容でした。広瀬すずちゃんと二階堂ふみちゃん…の演技もさすがでしたが吉田羊さんの陰のある演技最高でした(o^^o)この謎考えるの楽しいですね♬
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