「純文学に浸る様なロードムービー」リアル・ペイン 心の旅 映画BARシネマーナさんの映画レビュー(感想・評価)
純文学に浸る様なロードムービー
個人評価:4.5
とても優しく温かく、そして切ない物語。
ホロコーストを下地に使い、心の痛みと向き合う旅。ポーランドの街並みをショパンのメロディと共に観るのは気持ちよく、心地よいロードムービーになっている。
従兄弟同士の友情の描き方も素晴らしく、憎さと愛情が気持ちよく表現されており心温まる。
まるで村上春樹の小説に出てくる様な登場人物達と物語で、純文学に浸る様な映画だった。いい作品だ。
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