ゴーストキラーのレビュー・感想・評価
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流石に無理あるけど、創意工夫で魅せられる
ありそうで見たことないような設定で、性別も体格も生き方も全く違う二人がともに同じアクションをこなす・こなしているように見える感じも結構斬新かもと思いながら見ていました。正直かなり無理があるところもあるんですけど、創意工夫でもって魅せられたらような気がします。
途中から台詞なんかもめちゃくちゃ強気な感じ(?)に、少しあれれ?と思わなくもなかったけれど、恐らくもう前提条件は絶対でありこのまま突き進むという意思だったのでしょう、何ものも恐れずどんどん驀進していって、それにハマった自分は、めっちゃ楽しんじゃいました。画面にしっかり3人いるけど・・・あ2人か、とか、叫んだり指示していたり・・・あ見えず聞こえずか、とか、見ているこっちも色々と設定を意識したり、なかなか面白い作品だと思います。
ちょっと単調
日本映画の将来は明るい?
「ベイビーわるきゅーれ」でアクション監督をされていた園村健介さんが監督を務められた作品ということなので拝見。
素晴らしい!
期待していたアクション演出はもちろん、ドラマパートも素晴らしく、キャラクター描写も素晴らしく、あっという間にエンディングまで駆け抜けました。
ベビわる同様にアクションものであり、バディものであり、裏社会ものでありますが、よりハードな展開と設定で期待以上のものを見せてもらえました。
阪元裕吾さんがアクション抜きの「ネムルバカ」をしっかり傑作に仕上げ、園村健介さんが本作で更なるハードアクション映画を作り上げ、この先何年も面白い日本映画に期待できるな、と楽しい気持ちでシネコンを後にしました。
P.S. 影村さんは顔含めて完璧すぎな便利キャラでしたが楽しかったので許します!!
なるほど高石あかりで正解だ
2025年劇場鑑賞120本目。
エンドロール後映像無し。
あんまり内容知らなかったのですが、主演女優にアクションあると聞いて、阪元監督組なら伊澤彩織の方が良かったんじゃないかと思いながら鑑賞。てっきり幽霊を退治する話だと思ったら幽霊が退治する話でした。この幽霊に取り憑かれるのが主役なので、確かに高石あかりが適任でした。普通の女子大生と殺し屋のおじさんが1人でしゃべってるシーンは女優屈指の顔芸を持つ高石あかりの面目躍如でしたね。
阪元組のアクション監督が今作の監督で、阪元監督が脚本なので、やっぱりクライマックスの格闘はいつも通りなげぇな・・・という感じでしたが、殺し屋でもカタギには優しい味方側と、アホ2代目とそれに何の疑問も持たず従うアホ手下の敵側で完全に善悪の構図ができていてスカッとできました。阪元監督の作品結構そこが曖昧でモヤッとすること多いんですよね。一般人がゴミみたいに仕事の一言で殺される事多いので。アクションコメディ映画として楽しかったです。
4作目でソロプロジェクト?
最初の場面で早くも『ベイビーわるきゅーれ』のスピンオフかと思うような戦闘シーンにワクワク。
工藤が取り憑いてからも、高石さんには殺しの基礎はあるから、凶器の持ち方だけでもニヤついてしまう。
ふみかと工藤の2役での掛け合いが、テンポの早い落語を観ているようで、高石さんのオールラウンダーな演技に感心。
随所に笑えるポイントが散りばめられつつもコメディになりすぎず、かつシリアスになりすぎないバランスで丁度いい。
お馴染み体術シーンでは、一寸違えばナイフが刺さってしまうギリギリな中での素早い動きにハラハラ。これを高石さんバージョンでも見たかったな。
とはいえ豪華反社俳優陣のゲスト出演もあり、思ってた以上に笑えてハラハラドキドキだった。
それにしても予算増えたなぁ。
前園真聖と坂口憲二を足して2で割ったようなヴィラン😅
最強のヒロインの姿を目に焼き付けろ
女優界の佐々木小次郎 高石あかりの暴れっぷりを存分に楽しめる快作である。(余談だが、知り合いの若い娘に佐々木小次郎と言ってみたところ「京都出身の役者さんでしょ」と返されてしまった。それは佐々木蔵之介)
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズと同じ園村、阪元との作品だが、今回は女性とのタッグではなく、女子大生一人で三元雅芸演じる工藤、黒羽麻璃央演じる影原とガッチリコンビを組んで悪の組織を壊滅させる。だから伊澤彩織とセットだった「ベイビーわるきゅーれ」の女子的な甘やかな感じは微塵もなく徹底的に黒くハードな世界である。この世界観にぴっしり同調できる女優さんは高石あかりしかいない。
自分としては暴力団と戦う後半部分より、友達を食い物にするホスト的な男や、酒にくすりを混入して女性に悪さするユーチューバーらを成敗する前半部が好き。工藤が身体から抜けて自分に戻ったあとやってしまったことに気づきいちいちのけぞる反応が、いかにも高石あかりであってとても受けてしまった。
NHKの「ばけばけ」がクランクインし、7月には主役級の出演作「夏の砂の上」が公開される。アクション映画への出演は今後、減るだろう。だから彼女の勇姿を観ることができるのも残り少ないかもしれないので是非オススメします。
連ドラで見たかったな
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズのファンです。
この布陣ということでどうしても期待してしまったんですが、キャラクターや関係性の描写が薄かったなあというのが第一印象……
工藤と影原の関係性を描写したかったのは分かるんだけど、説明的な台詞以外での深い関係性の描写が欲しかった。
主人公ふみかが一般人ということで暴力行為への抵抗や葛藤があり、そのせいかテンポが単調で日常パートとアクションパートの緩急も無かった。
阪元裕吾脚本おなじみ(?)の嫌~~な男性描写もいつもは嫌さの中に愛嬌があって笑って観てられるんだけど、今回はテンプレート的な描写になってしまっていて魅力を感じられず…
アクションと髙石あかりさんの演技は相変わらず素晴らしかったです。
気づいたぞ、コレウルトラマンだ。
ヤバイ!!!クソ面白い!!!
まだ4月だけど、今年一番面白いまで有る!
そりゃま、ベビわるの延長くらいに見に行ったんだけど、正直ベビわる超えてた。
よーし、褒めるぞー!
イイ!!何が良いって絵が良い、脚本が良い、芝居が良い。
阪元監督の手腕は知ってる、ても今作シナリオなんよね、でもさ阪元監督当人も言ってたけど脚本書いてる時が楽しいって。
もうさ、実在するかの様な僕達に寄り添った現代なセリフに、高石あかりのさっきまでよく居そうな若者の振る舞いから、1秒で体幹をピシってセットインしちゃうスイッチオンな豹変芝居よ。
セリフ回しも軽快に、時に秒で緩急を見せ笑っちゃう様なコメディエンヌな差し込み、キッチリ8回くらい笑わされちゃったよ
して監督園村のファーストシーンから見せつける実力、いきなりのナイフアクションから、空間管理も素晴らしく、あれだけの多人数ハイスピードバトルにも関わらず、何処で誰が何を意図してるかをキッチリ見せる、ウマー!絵作りウマー!!
キャラ紹介からの心理描写も、見てる我々観客にも心を乗せ誘導して来る。
正に手を組む、手を貸す、手当てする、を解りやすく記号化する良いシーンの接続。
時に恐る恐る、時に仕方なく、時に必要とし、ラスト自ら願いパン!と手を掴む!アレ変身ポーズだよな。
もうさ、ダメ人間の成長記、人生へのリベンジムービー、年齢、性別、生きている世界を超えた友情、バディ物語なんだけど、マジ最高にクソ面白映画だったぞ。
本来、仮面ライダーがやるべきシナリオだったのに、東映は阪元園村に大きく先越されちゃったな。
もう色々サイコーだったぞ、残念な点は一個だけ、グッズにTシャツが無かった事だ、あの黒ベースにピンクXホワイトのロゴめっさカッコ良いのに。
このアクションですよ
おもしれえええええ!!!!!www いや、これは面白いってよりは ...
高石あかりを愛でつくす
なんて面白いの!
どうしてもベビわると比べてしまう
主演が髙石あかりさんで、監督・アクション監督・脚本もお馴染みの名前、殺し屋のシステムもなんだか似てる…となれば、どうしたってベビわると比べてしまいます。
比べてしまった結果、バディである2人のバディとしての面白さはちさまひに全く及ばず、日常がそこまでゆるくないためアクションとの落差もあまりなく、アクション自体もいかつい男性主体のためさほど新鮮みはなく…
ベビわるから良い意味でのゆるさを消したような、味気ない作品に見えてしまいました。
主人公が、いくら殺し屋の幽霊を憑依出来るとはいえ、危険な場所に自ら挑むようなキャラに見えないのも難。
一応、幽霊・工藤の影響と説明されてますが、あまり説得力がなかったです。
下手に敵組織の壊滅とかまで話を広げず、身内話におさめておいた方が面白かったんじゃないかなぁと。
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