ゴーストキラーのレビュー・感想・評価
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常識人・松岡ふみか(髙石あかりさん)が戦う理由
『ベイビーわるきゅ-れ』シリーズとは異なり、主人公ふみかは重い理由と覚悟、一種の責任感をもってバトルに挑む。
「女性の心(魂)を殺す」ようなゲス行為が世間を騒がせている昨今、彼女のアクションに溜飲を下げる方々は多いことであろう。
ラストバトルの演出は工藤英雄(三元雅芸さん)が殺し屋としてではなく、ふみかから願われた「ある存在」として挑むという事柄の表現だと解釈できる。
工藤と同化すれば強くなれると知った後でも暴力の行使、ましてや殺人については常識的な価値観を保ち続け、それでも意を決し銃を取るふみかの姿は、「ベビわる」とは別次元の頼もしさを漂わせている。
格好良さの定義を再更新してくれるようなドラマである。
高石あかりのアクション、顔芸、腹話術が楽しめる
女子大生の松岡ふみかは、ある日の明け方道で転倒した際1発の弾丸を拾った。その弾丸を自宅に持ち帰ったふみかは、その弾丸で殺された男の幽霊が見えるようになり、その幽霊は成仏できずにいた殺し屋の工藤だった。その幽霊と握手すると、幽霊がふみかの中に入り、生前の工藤の抜群の身体能力もふみかに乗り移る事がわかった。親友が彼氏に暴力を振るわれてる所に遭遇したふみかは工藤の力を借りその暴力男を退治した。そんなこんなで、工藤の無念を晴らすためにふみかは工藤の復讐に協力することになり・・・さてどうなる、という話。
一言で言えば、女子大生に殺し屋の霊が乗り移り、凄いアクションを見せてくれる、というだけなんだけど、そのアクションが素晴らしかった。
園村健介がアクション監督で阪元裕吾が脚本、そして高石あかりが主演となると、どうしても、ベビわる、と比べてしまう。伊澤彩織が居ないのはちょっと寂しかったが、ふみかと工藤との絡みも悪くなかった。
ふみか役の髙石あかりは顔芸も有り、腹話術風の独り言も期待通りの面白さだったし、アクションも素晴らしかった。
殺し屋の幽霊・工藤役の三元雅芸も良かったし,特にラストのアクションは素晴らしかった。
影原役の黒羽麻璃央もクールで良かった。
やはり、高石あかりにハズレ無し、で面白かった。
バロム1
高石あかりによる高石あかりの為の、高石あかりを観る映画
当然ベビわる流れで観るわな、必見だわな。
おまけに高石あかりに魅了されてる身なので、義務感もあるわな。
予告編チラ見で題名から何を勘違いしたか、
悪霊払いを例のアクションで見せる映画だと、勝手に思い込んでたわな。
で、観たら殺し屋さんの霊と取り憑かれた大学生のバディ物で、復讐劇だったわな。
で、あっそうなのって感じで楽しませていただきました。
流石の園村監督のアクションで、柱とかでブラインドになる度に、ふみかと工藤が入れ替わる見せ方も面白い。気合い入ってるよなぁって。
ただアクション演出はぶん回してるけど、
平時の演出って園村監督、もしかして演者にお任せしてない?高石あかり様の技量に頼り切りって気がするんだけど。
ふみかのキャラがちょっと肝が据わりすぎかなぁ〜もうちょい巻き込れて文句言って欲しかった気もします。
部屋ムチャクチャにされてキレるとこもっと観たかった。いちいち冷蔵庫がぁ〜とか洋服がぁ〜とか壁に穴開けんじゃねぇ〜とか布団がぁ〜とからの弁償しろ〜が観たかった。
これは、脚本と演出の範疇の話で、高石あかり様自身の問題では無いですね。
高石あかり様は相変わらずとんでもない反射神経と表情筋で演じ分け、セリフの間でビタっとキャラ変する熱演しとります。アクションの間でも演じ分けを試みてます。ただもっと引き出しがありそうなので、演出家によってもっと化ける潜在能力がありそうです。
朝ドラ観る習慣がないので、ヒロイン抜擢は喜ばしいですが観れないと思うので、陰ながら大ブレイクを祈ります。
えっとあと何か、ハリウッドリメイクの話があるそうで、本作の制作にも関わってる
Well Go USA Entertainmentって言うアメリカの配給会社のプロデューサーがのたまってるらしいのだが、
高石あかり主演じゃ無いと認めんよ。
日本人留学生とマフィアの殺し屋の霊でやってくれ❗️英語と日本語混ぜた1人芝居のキレキレ演技がみたいわ。
高石あかりの芸達者ぶりに魅力されるが、
演技力に鳥肌
ベビわるからずっと好きなので、期待通り楽しめた。
やはり髙石あかりの演技が凄い
幽霊が乗り移った…いわゆる二重人格の演じ分けはよくあるが、同時通訳的な…
ふみかの声色・表情と工藤状態のふみかで、
切り替えカットなしで会話してるのは
筆舌に尽くしがたい
もう観てくださいと言うしかないです。
ストーリーと演出で言えば
ラストのアクションで、もう少し工藤とふみかの
切り替わり、またはシンクロ的な絵が欲しかった
話としては、悪いことはしたくないという、
ふみかの善意、道徳的な部分なんかを
出して欲しかったかな。
殺さないと約束はしたけど工藤が身を守るために、殺しそうになるのを、ふみかの意識で止める…とか
そういった感じの描写はあってもよかったかな
せっかく序盤で一人の体に二つの人格だったのに
後半は完全に委ねて、片方が眠っているのは
勿体ないと感じた。
しかし、さすがのスタッフ、キャストなので
殺し屋という非日常な世界なのに、
破綻なく、笑えるし爽快感もあるし
楽しめた作品です。
ファンじゃない方が
観た評価が気になる感はあるなぁ(笑)
アパート代弁償しろ!クソがっ!!
阪元裕吾×園村健介×髙石あかり とあっては観ないわけにはいかない。
薬莢を拾うふみか(髙石あかり)に見惚れる導入。
このショットの髙石あかりが最も美しいと思う。
↑
これがきっかけで、殺し屋の幽霊工藤(三元雅芸)にふみかが取り憑かれ、
握手をすることで工藤がふみかにのりうつるという設定が面白い。
※このあたりの説明シーンは若干絵づくりがホラーっぽいのも良かった
そこから、同体となってからの髙石あかりの二人分の演技をするところが秀逸。
ひとりで会話をするのがまず面白いし、ふみかと工藤inふみか時の表情の変化も面白く、
特に眉間のシワがえぐい。
この設定で髙石あかりを配役できた時点で勝っている映画だと思った。
髙石あかりのアクションも見どころではあるが、
やはり、ラストの三元雅芸と川本直弘の長回しバトルが最も園村健介が見せたい
シーンであろうと思った。
そういう意味では、男同士のバトルなので華がない。
その点、『ベイビーわるきゅーれ』が素晴らしいのは、伊澤彩織のカッコよくバトれる女性の存在だ。
もちろん髙石あかりとの共闘もあり、そこが見どころでもあるのだが、
本作はその点、ふみかが女子大生で殺し屋ではないため、限界があるのだろう。
他、
アパートを壊されて修理代にこだわるふみかには笑わせてもらった。
髙石あかりがもっとアクションしていたら満点だったが、
とは言えすごく頑張っていると思う。
続編もつくれそうな終わり方だ。
パンフレットを購入。俳優のインタビューや対談が掲載されているので、これから読むのが楽しみ。
正直、期待しすぎた
髙石あかりの魅力が満喫できる反面、アクションシーンでの物足りなさも残る
「ベイビーわるきゅーれ」ばりのアクションはたっぷりと楽しめるし、「巻き込まれ」型のヒロインを熱演する髙石あかりの魅力も存分に堪能できる。特に、殺し屋に乗り移られた時に見せるワイルドな表情や、口調の違いで一人二役を演じ分けるコミカルな演技からは、彼女の様々な側面が感じられて嬉しくなった。
その一方で、殺し屋の幽霊が女子大生に取り憑いた理由が、弾丸の薬莢を手にしたからというのは、どうにも説得力に欠ける気がするし、いくら正義感が強いからといっても、進んで危険に身を投じる女子大生の行動は、やはり無謀としか思えない。
ここのところは、例えば、女子大生の過去に、殺し屋との因縁があったり、反社を憎むようになったエピソードがあったりといった設定にしても良かったのではないかと思う。
それから、格闘戦の場面では、髙石あかりが「ベイビーわるきゅーれ」以上の頑張りを見せているのは「痛い」ほど分かるし、それが、大きな見どころにもなっているのだが、クライマックスの決闘シーンで、彼女の姿がほとんど見られないことには、どうしても物足りなさを感じざるを得ない。
男同士の本物の「技」のぶつかり合いを存分に味わえるという点については、何の不満もないのだが、それでも、髙石あかりのアクションを、もう少し楽しみたかったと望んでしまうのは、欲張り過ぎというものだろうか?
ふたりで最強、ひとりで絶叫。
とある昼間、道に落ちてる弾丸(薬莢)を弾丸と気づかず持ち帰り、何者かに殺され成仏出来ない殺し屋・工藤に取り憑かれた松岡フミカの話。
殺った相手を殺らないと成仏出来ないとフミカに取り憑く工藤、手を触れるとフミカの体に憑依をしフミカの体を借りることが出来るが、…“死んだはずの工藤”絡みから反社に狙われ住むアパートまでボロボロにされキレるフミカだが…。
フミカ演じた高石あかりさん、彼女がこの手の作品に出るなら伊澤さんも一緒に見たいなと思うものの、フミカと取り憑いた工藤を一人二役こなす姿は大変そうと思いながらも何か笑えて。
場数を踏み、場馴れしてフミカ自身が強くなってく姿も良かったし、1人の女子が殺し屋憑依で切り替わる姿、切り替わる目とカッコ良かった!
本作観ながらずっと頭にあったのは続編希望!高石あかりワールドずっと観てたい!
女子大生×ゴーストの奇想天外なバディムービー
女子大生にゴーストが憑依しコンビを組むという奇想天外なアクション・バディムービー。
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズでお馴染みの園村監督×脚本・坂本×主演・髙石あかりとなれば見逃せない作品であり期待通りの出来映えです。
個性的な女優に成長した髙石あかりの最近の活躍ぶりは本当に頼もしく今後の更なる活躍が楽しみです。
2025-58
落語のような一人二役
高石あかりさんの役者としてのスキルというか達者さというか器用さみたいなものを存分に見ることができる作品。
自分としてはアクションを堪能するための映画と割り切っているので、そこに至るまでのプロセスは最小限で良いし、脚本も多少の強引さくらいはあっても良いと思っているのだが、その中でもやはり高石さんの演技は光って見えた。
取り憑かれてない人には幽霊の姿は見えず、声も聞こえないと言う設定をコメディやアクションに上手く活かせている点や、工藤と松岡の対等に見えつつもバトルにおいては師弟のような関係と工藤と影原のかつての師弟関係などもわかりやすくストレートに描かれているのも良かったと思う。
欲張りを言うと、最後の肉弾戦は髙石さんに挑戦してもらいたかった。
また、工藤が腹にダメージを受けたのは、実は彼女の顔にはいっさい傷をつけさせないように庇ったためという泣かせるオチかと思ったが、次の攻撃に対してしっかりとボディをガードし頭に蹴りを入れられてたので考え過ぎを反省したw
薬師丸と優作(または世良)で観たい。
リセッシュが効くらしいand本作ではバーテンダー♪
だったし、今回はあかりちゃんと三元さんはバディでしたね♪
阪元組の常連からしたら、バーテンダーの彼発見で"!!"なので、早々に察しが付くのが惜しい所ではあったが、反面、見つけた〜!フフフって今後の展開にも期待出来た。
はい。
「片思い世界」に続きゴースト。
「ネムルバカ」に続き阪元世界のゆるゆる感。
なんだか色々被る所が多くて頭の中ごちゃごちゃしちゃった(°▽°)
そして阪元・園村・あかりちゃんなので、そりゃ、どーしたってベビわるから切り離すのが難しいよね〜
って文句じゃないよ!
超楽しみにしていたもん本作。
あかりちゃん、アクション映画の単独初主演だそうですおめでとう〜!
って事でレイトショーはお一人様先輩男性
12?3?人ほどの部屋!
きれいに1列1人ずつ着席で何か異様なんですけど〜ww
でもみんなこの布陣、好きなんだよねあたしもだよ!と、謎の多幸感を感じつつ、私の持ち場のF列に着席。
本作は
アクション含む本編を園村監督が担当し、
阪元さんは脚本。
阪元監督との違いも注目ポイント。
スタートは暗闇での激しいナイフバトル。
目が慣れるまでは、何人なのかも、なん対なんなのかも分からない(°▽°)
誰メインに見れば良いのかも分からない(°▽°)
だけどナイフが危ないって事はわかる。
それ位スピーディーってこと。
おぅ1対3なのか!分が悪いぞ!とハラハラするも、あれよあれよという内に見事に敵を仕留める謎の人物。
ひと息ついてさぁ一服。。って時にライターがねぇ!!地獄〜!!
って所でバンッッッ!!
シーン変わって居酒屋さん。
(オイw見た事あるぞw)
酔っ払いのオーダーがうざい&バイトバックレ人手不足で忙しま。
ふみか(あかりちゃん)は疲れてるしやる気なし。。
今から串うちしてたら絶対に間に合わないw
ふぅーお疲れ!
疲れ果てているのに帰宅せず、わざわざ向かったのはおシャレなバー。
業界に興味のあるふみかは、登録者数◯◯人の片山(アベラヒデノブさん)に業界と繋がる何か、当てはないかと聞きに行った模様。。
(後半への展開のきっかけとなる人物)
でもやっぱりこいつは。。
キモ過ぎてキモ過ぎて捨ててく♪
その帰り道にうっかり転倒。
コケて倒れた目の前にあった物。。
弾丸?!?!?!
何故か持ち帰ったソレはやっぱり!
冒頭でバトってた男・殺し屋工藤
(三元さん)の命を奪った銃の弾丸だった。
これがきっかけとなり工藤の霊が見えるようになるふみか。
工藤に取り憑かれたふみかはこの先どうなる??ってお話し。
正直ストーリー的にはコレと言って特筆すべき所はなかったか。。
状況が飲み込めずパニックだったとて、ふみかの行動も情緒も理解不能な所が多く、人物像もボヤけて見えた。
ただ、さすがのアクションシーンはやはりお見事で、園村監督の演出が光っていた。
加えて日本を代表するアクションのプロ達が集結しているので、レベルは高い。
いや、高すぎる!!
一周回ってなんじゃこりゃーー!!
同じ人間の動きとは思えない!!
ふみかと工藤の人格をスイッチしながらのアクションは、あかりちゃんの演技含め見応えがあったし、ラストバトルのふみかと工藤が柱を通り過ぎたタイミングで入れ替わる格闘シーンも面白い演出だった。
工藤が幽霊なので、ふみかにしか見えないそのルールを利用した戦略にも唸った!
が、ここも大半は工藤がメインになっており正直ふみか不足。。
あかりが足りないのよお!
それならば工藤・影原コンビの
"あ、うんの呼吸"昔の仕事っぷりを堪能したかったけど、、影原は別部屋でのモブ退治に忙しいもんだからコレも不足。。
つか、言っちゃうけどよ?!
もはや"まひろ"不足!!!
まひろを待っている私がいた(°▽°)
たぶん
ラスボス桂(川本さん)の恐ろしさが一番光っていたのでは?(°▽°)
笑わない男・影原(まりお)や飼い主・本多(井上くん)こんなクズいそう・なるみ先輩
(倉冨なおとさん)お前は◯んでよろし・DVマホ彼(一ノ瀬君)など、脇のメンバーも個性は立っており好みのキャラだっただけに、ふみか単体、ふみか・工藤バディのアクションシーンがもっと見たかった!!
そこが激しく惜しい(T . T)
そして工藤を撃ったのも◯◯だろなと早々に察せたし、これももう一捻り欲しかった。
サラッと成仏?した工藤の描き方はコレで良いと思えたが、影原のこれからには不安しかない(°▽°)
巧くやってね!い。。生きてー!!
工藤は最期タバコ吸えてたみたいで安心しました(^。^)
ベビわるロスを埋める箸休め的作品にも思えたが、やっぱりこの人達が描く世界観は好きなので、それなりには満足出来ました♡
なんかかんか言って
(◯◯さん真似w)工藤推しになっちゃうけども影原も尊かったです♡
そしてこちらも大学行かねぇな(°▽°)
まぁ、2日間?だから大目に見るか。。
でよ?ふみかちゃんよぉ。。
又、弾丸"拾った"よねぇ!!
今度は誰なの?!
えっ?!えーー!!まさか?!
あんたも懲りないねぇ〜( ̄∇ ̄)b
○追記
アメリカでリメイクが決定とのニュースが!!
ニュアンス変わりそーー
やっぱまひろがいないとな
まぁ面白かったけどね。アクション好きとしては。
主演は世界一歯茎がキュートな女優、髙石あかり(かわいい)とアクション馬鹿(褒めてます)三元雅芸(ベビわる1作目のラスボス)。
園村健介監督と三元雅芸さん主演でアクション映画としてのクオリティは保証されたような物だ。けどもう少しコメディ要素が有ったほうが作品として良くなったとは思う。
キャストとスタッフが「ベビわる」からまんまシフトして来たようなものなのは承知してたが、ロケーションまで被っていたのはちょっと苦笑いだ。(冒頭の居酒屋で早々に吹いたw)お金なかったんだなぁ。
アクションを髙石あかりと三元雅芸の入れ替わりで見せるのは良かったし、バディが幽霊だから出来る策戦も新鮮で良かった。二人ともアクションは勿論キレキレだし。
けど肝心のクライマックスの対決シーンで戦うのが三元雅芸だけだったのは大きな残念ポイントだったなぁ。これじゃ「ベビわる」シリーズと丸被りじゃないの。
アクション俳優としての三元雅芸の凄さをフューチャーしたかったのかとは思うが、あいにくと観客は髙石あかりを観に来てるのでねぇ。
ここんとこアクション映画馬鹿が観たいと思える映画が全然無くて、本作は心待ちにしていた1本だった。(レビューも久々だ)
なんだが正直これなら「エブリデイ」のミニシリーズでいいからやってくれた方がファンとしては100倍嬉しいよ。
なんて鑑賞後に思ってしまった。
が、次の「ベビわる」までの繋ぎと思えば悪くはないし、勿論アクション好きならオススメだ。
べつに伊澤彩織単独主演作でもいいぞ。
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