「気づいたぞ、コレウルトラマンだ。」ゴーストキラー 永田製麺さんの映画レビュー(感想・評価)
気づいたぞ、コレウルトラマンだ。
ヤバイ!!!クソ面白い!!!
まだ4月だけど、今年一番面白いまで有る!
そりゃま、ベビわるの延長くらいに見に行ったんだけど、正直ベビわる超えてた。
よーし、褒めるぞー!
イイ!!何が良いって絵が良い、脚本が良い、芝居が良い。
阪元監督の手腕は知ってる、ても今作シナリオなんよね、でもさ阪元監督当人も言ってたけど脚本書いてる時が楽しいって。
もうさ、実在するかの様な僕達に寄り添った現代なセリフに、高石あかりのさっきまでよく居そうな若者の振る舞いから、1秒で体幹をピシってセットインしちゃうスイッチオンな豹変芝居よ。
セリフ回しも軽快に、時に秒で緩急を見せ笑っちゃう様なコメディエンヌな差し込み、キッチリ8回くらい笑わされちゃったよ
して監督園村のファーストシーンから見せつける実力、いきなりのナイフアクションから、空間管理も素晴らしく、あれだけの多人数ハイスピードバトルにも関わらず、何処で誰が何を意図してるかをキッチリ見せる、ウマー!絵作りウマー!!
キャラ紹介からの心理描写も、見てる我々観客にも心を乗せ誘導して来る。
正に手を組む、手を貸す、手当てする、を解りやすく記号化する良いシーンの接続。
時に恐る恐る、時に仕方なく、時に必要とし、ラスト自ら願いパン!と手を掴む!アレ変身ポーズだよな。
もうさ、ダメ人間の成長記、人生へのリベンジムービー、年齢、性別、生きている世界を超えた友情、バディ物語なんだけど、マジ最高にクソ面白映画だったぞ。
本来、仮面ライダーがやるべきシナリオだったのに、東映は阪元園村に大きく先越されちゃったな。
もう色々サイコーだったぞ、残念な点は一個だけ、グッズにTシャツが無かった事だ、あの黒ベースにピンクXホワイトのロゴめっさカッコ良いのに。
脚本構成も地味に上手いな。
見終えれば、彼女のとって1日だけの不思議な巻き込まれ事件であって、24時間だけなら、お風呂もトイレも見られるんじゃ?てツッコミも気にさせないのも上手い!
アレが1日の出来事!?ってのもジョンウイックオマージュに見えて構成うま過ぎ晋作!!
気づいたぞ、これウルトラマンだ。
契約→一時結託→変身ポーズ→アクション→最終回に別れと友情の確認→主人公の成長とウルトラマンが世界(地球)への愛を再確認
うんウルトラマンZが非常に近いぞ