「高石あかりによる高石あかりの為の、高石あかりを観る映画」ゴーストキラー かぼさんの映画レビュー(感想・評価)
高石あかりによる高石あかりの為の、高石あかりを観る映画
当然ベビわる流れで観るわな、必見だわな。
おまけに高石あかりに魅了されてる身なので、義務感もあるわな。
予告編チラ見で題名から何を勘違いしたか、
悪霊払いを例のアクションで見せる映画だと、勝手に思い込んでたわな。
で、観たら殺し屋さんの霊と取り憑かれた大学生のバディ物で、復讐劇だったわな。
で、あっそうなのって感じで楽しませていただきました。
流石の園村監督のアクションで、柱とかでブラインドになる度に、ふみかと工藤が入れ替わる見せ方も面白い。気合い入ってるよなぁって。
ただアクション演出はぶん回してるけど、
平時の演出って園村監督、もしかして演者にお任せしてない?高石あかり様の技量に頼り切りって気がするんだけど。
ふみかのキャラがちょっと肝が据わりすぎかなぁ〜もうちょい巻き込れて文句言って欲しかった気もします。
部屋ムチャクチャにされてキレるとこもっと観たかった。いちいち冷蔵庫がぁ〜とか洋服がぁ〜とか壁に穴開けんじゃねぇ〜とか布団がぁ〜とからの弁償しろ〜が観たかった。
これは、脚本と演出の範疇の話で、高石あかり様自身の問題では無いですね。
高石あかり様は相変わらずとんでもない反射神経と表情筋で演じ分け、セリフの間でビタっとキャラ変する熱演しとります。アクションの間でも演じ分けを試みてます。ただもっと引き出しがありそうなので、演出家によってもっと化ける潜在能力がありそうです。
朝ドラ観る習慣がないので、ヒロイン抜擢は喜ばしいですが観れないと思うので、陰ながら大ブレイクを祈ります。
えっとあと何か、ハリウッドリメイクの話があるそうで、本作の制作にも関わってる
Well Go USA Entertainmentって言うアメリカの配給会社のプロデューサーがのたまってるらしいのだが、
高石あかり主演じゃ無いと認めんよ。
日本人留学生とマフィアの殺し屋の霊でやってくれ❗️英語と日本語混ぜた1人芝居のキレキレ演技がみたいわ。
なるほど、どんぐりか、そのほうが阪元脚本ぽいかな。私は、髙石さんはアクション方面には深入りせずに(そっちは伊澤さんにまかせて)、役の幅を広げていってほしいかな。あと、キャリア初期にあまりに大きな当たり役に当たってしまうとその後のキャリア形成の妨げになるので、ちさともそろそろかな、といった感じです。
ふみかが最後に拾った銃弾は阪元さん、園村さんから髙石さんに対しての「次のステージでも頑張れよ」という励ましの印、もしくは餞別と思ってるのですが、はてさて⁇