劇場公開日 2025年4月11日

「アパート代弁償しろ!クソがっ!!」ゴーストキラー ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アパート代弁償しろ!クソがっ!!

2025年4月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

阪元裕吾×園村健介×髙石あかり とあっては観ないわけにはいかない。

薬莢を拾うふみか(髙石あかり)に見惚れる導入。
このショットの髙石あかりが最も美しいと思う。

これがきっかけで、殺し屋の幽霊工藤(三元雅芸)にふみかが取り憑かれ、
握手をすることで工藤がふみかにのりうつるという設定が面白い。
※このあたりの説明シーンは若干絵づくりがホラーっぽいのも良かった
そこから、同体となってからの髙石あかりの二人分の演技をするところが秀逸。
ひとりで会話をするのがまず面白いし、ふみかと工藤inふみか時の表情の変化も面白く、
特に眉間のシワがえぐい。
この設定で髙石あかりを配役できた時点で勝っている映画だと思った。

髙石あかりのアクションも見どころではあるが、
やはり、ラストの三元雅芸と川本直弘の長回しバトルが最も園村健介が見せたい
シーンであろうと思った。
そういう意味では、男同士のバトルなので華がない。
その点、『ベイビーわるきゅーれ』が素晴らしいのは、伊澤彩織のカッコよくバトれる女性の存在だ。
もちろん髙石あかりとの共闘もあり、そこが見どころでもあるのだが、
本作はその点、ふみかが女子大生で殺し屋ではないため、限界があるのだろう。

他、
アパートを壊されて修理代にこだわるふみかには笑わせてもらった。
髙石あかりがもっとアクションしていたら満点だったが、
とは言えすごく頑張っていると思う。

続編もつくれそうな終わり方だ。

パンフレットを購入。俳優のインタビューや対談が掲載されているので、これから読むのが楽しみ。

ひでちゃぴん
トミーさんのコメント
2025年4月16日

共感ありがとうございます。
バロム1やウルトラマンAの様に語り合うのは面白かったですが、後半はああもうめんどい!一人バトルが多くなってましたね。
シナモン野郎とクスリ盛りがボコボコで快感でした。

トミー
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