劇場公開日 2025年10月31日

てっぺんの向こうにあなたがいるのレビュー・感想・評価

全132件中、101~120件目を表示

3.5てっぺんの向こうにいるのは誰?

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

奇しくも憲政初の女性総理が誕生したけど、「女性」という枕詞がつく偉業を達成したことで、今では考えられない取り扱われ方をしたのかも知れないなぁ…と思ってみていました。
そして、それだけ偉業を成した夫婦でも「お父さん」「お母さん」と呼び合うのか…と、変な意味で感心してしまいました。それは昭和や平成だからなのか、令和でも、子供がいる夫婦は、こういう呼び方になるのか、ちょっと考えさせられました。
そういう中で、てっぺんの向こうにいるのは誰?
色んな解釈があるのかな…と思いました。
私の理解力がない?

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kawauso

3.5てっぺんの向こうにあなたがいる(映画の記憶2025/11/1)

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

本人著書を参考に日本女性初のエベレスト登頂した田部井淳子の人生を描いたストーリー。
組み立てもしっかりしてるので、感動作品として良くできてる。

吉永小百合と佐藤浩市が夫婦設定だが、演技のかみ合い的には良かったかと。
天海祐希は変わらずの安定感。
ただ二人からすると吉永小百合は先輩だと思うので敬愛感は伝わってきた。

実話は強い。男も女も関係なく何事もやりきることが重要。
仕事も人生も迷いがある人には参考になる作品かと。
(個人的評価7点/10点中)

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motorad_kira

4.5なんか泣けました

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞304本目。
エンドロール後画像有り。

1本前にも富士山登る映画観たなぁ。
そっちは全然刺さらなかった(バスで登ったからかな(笑))のに対してこっちは実話だと思うとちょっとした会話でも泣いてしまいました。と思ったら実話を基にしたフィクションですと最後に出てきてちょっと萎えました。朝ドラみたいなことなんでしょうが。

吉永小百合80歳近いのに、夫役の佐藤浩市と親友役の天海祐希が60歳近いのに違和感があり、若い頃はのんと工藤阿須加という30歳位の俳優で歳合わせてるから尚更です。でもモデルの方も80歳近かったので、逆に周りが若すぎたみたいです。

序盤はのんの方が出番多くてこれのんが主役なのに吉永小百合が強くてクレジット押しやられたのかなと邪推しましたが、後半はちゃんと吉永小百合の映画になっていて一安心。

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ガゾーサ

3.5吉永さん正統派作品。ホントは普通の3ですが 最後の 『事実を基にしたフィクションです。』表示が良かった。

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

イヤイヤ 映画の物語というのは
実在の人物だろうと 実在の史実であろうと

全部 脚本に基づく
フィクションです。その当たり前のことを言う気遣いが良かった。一応 based on
まあ 実際は 存命中の人物だったり 敢えて挿入した人物
誇張した表現 つまり コレが本当のまんまだと理解されると不都合と言う気遣いだと思う。

つまり 田部井淳子さん【昭和50年代 ガキだった人は 名前だけは聞いたことがある認知度が75%くらいあると思う】
では無いのだよ 多部純子さんが主役

エベレスト 女子初。と言う史実に基づくフィクション
その困難さ は少しだけ

むしろ 家族関係含めた 人間関係&生き様作品。
まさに そこに山があるから作品

コレが マジで ザ吉永小百合さま映画。🟰吉永小百合
っーか 吉永小百合の生き様じゃ無いの的

レイトショーなので観客は少なかったが
その全員の観客の期待に応える 吉永小百合が観たい映画 &好感度高い天海祐希さん &のんさん
なんか 同僚にしては 吉永小百合さんと天海祐希さん 年齢離れすぎの気が
吉永小百合さんは白黒テレビ時代『橋幸夫さんとの いつでも夢♪を』オリンピック前からだし 天海祐希さんはもう平成でしょ

全然世代違うのにビックリ🫨
でも 皆んな 観客は 全員 吉永小百合さんの真っ当さ が観たい人ばかり 皆んな静か

でも俺的に胸を打ったのは 吉永小百合さんでも天海祐希さんでも 堅実の佐藤浩市さんでも無く

若葉竜也さん演じる息子役の 強烈な反抗期 &大人への成長

わかるわかる 葛藤した時期があったからこそ 真の親子🧑‍🧑‍🧒‍🧒 真の母親への労わり。
有料パンフ🈶@990は まあお年寄りにも格安で 文字も多すぎない 優しいパンフ。リアル息子さんインタビューあり。
まあホームページもわかりやすいけど 昭和世代は やっぱり紙📃ですね。
そこに撮影秘話が載ってたよ❗️ 撮影地は・・・

まあ 映画に 真っ当さを求める人のための 昔のNHKみたいな作品。吉永さん124作 あと6作は主役で行ってほしい。
そのあとは 田中絹代さん『サンダカン八番娼館 望郷』みたいに 心機一転でも良いのでは・・・
でも アタックは 単独では無く2人で良かったと思う シェルパいるのだから【スクリーンで確認を】

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満塁本塁打

4.0田部井淳子さんの半生を描いた作品。

2025年11月2日
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泣ける

楽しい

癒される

田部井さんといえば生前、田中陽希君の山番組のナビをやっていてよく見たし
また東北地震の後、東北の高校生と一緒に富士登山すると言って、病が悪くなって
「もう6合目まで行くのも必死」と奮闘してる姿を見ていた。

木下直哉氏(キノシネマなど木下グループ代表)は、この人を映画の題材に取り上げてくれてありがとう。

おかげで、エベレストに登る準備の大変さや、エベレストアタックに岩田広江さんも挑む予定がやむなく下山となってしまったこと、田部井さんは生前ずっとその岩田さんの墓参りをしていたこと、田部井さんのご主人も高校時カリエスだったが克服した(ちなみに私の敬愛する三浦綾子光代夫妻は若い頃やはりともに結核で死線をさまよいキリスト教に入信)こと、など初めて知ることができた。

田部井さんの歌をうたう時の衣装も歌も決まっていた(実際は吉永小百合が演じているが)。
のんさんは、田部井さんの若い頃を演じたが、生命力にあふれる感じがよくでていて良かった。

この映画は、初見は茅ヶ崎イオンシネマだったが、キノシネマみなとみらいでも見てみようと思った。

山に登りたくなったので、大山あたりにヒルに気をつけて
登りに行くかな。

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にっく

2.0主人公に反発して離れていったメンバーの気持ちが分かってしまう

2025年11月1日
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tomato

3.5福島の山

2025年11月1日
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やっぱり何かを初めて成し遂げる人ってエネルギッシュなタイプが多い しかし以前エベレスト登山のアニメを見た時は無酸素だのコースの難易度だの言ってたので、きっとそんなに難しいコースではなかったのかな?当人ばかり目立ってしまって登山部の仲間割れに家庭内のゴタゴタ、そして偉業にあまりスポットを当ててないのが予想外な展開だった 天海祐希はこういうストーリーだと吉永小百合とセットなんかいな?なんか似たようなことやってたような...当時の女性なんちゃらなお話かと思ったら、またまた富士山🗻と夫婦👨‍❤️‍👨 高校生の持ってた携帯が一番感動した
のんは当時の映像そっくりだった
そしてあんな素敵なホスピス?ホントにあるのかな

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ゆう

4.5仲睦まじい夫婦

2025年11月1日
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おかちゃん

4.0ゴーイングマイウェイな母と支える家族の愛

2025年11月1日
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泣ける

知的

幸せ

偉大な母を持つ子供の葛藤…紆余曲折あるが、
それでも母を応援し支える子供たちや配偶者。
いつしか反発していた息子も立派に成長していく。
吉永小百合さんの表情一つ一つが丁寧で美しい…

佐藤浩市さん、のんさん、大好きな俳優さんが出演される事が楽しみで1年前からワクワクしていました。映画館で観ることが出来てとても満足しています。素晴らしかった!

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ピノキのこ

4.0吉永小百合ワールド

2025年11月1日
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吉永小百合は私が子供の頃から今の立ち位置だけれど、そのせいで触れる人が限られてるのが見ていてむず痒いのはもちろんだけれど、その映画史的存在は理解したけれど、この作品では、阪本順治、佐藤浩市というどちらもちゃんと大俳優を取り扱いできる人材が居てこそという構造も降りてきてくれないなぁと思ってしまうのも確か。吉永小百合とのんを重ねるキャスティングは流石。どちらも喋る時に独特のタメがあり、私はそこに反応しないが、両者のファンはそこに萌えているような気がする。喋り方萌えのようなものがある気はする。前回は山田洋次が撮っていたので、それはもちろん余裕かと思う。高市が首相になり、女性活躍が騒がれる世の中で、そこについていけない高齢者にも優しい作りなのが、日本的だがそこが良い。世界的に女性の歴史を洗い直す作品は多いがその中でも一番、穏当な作品かもしれない。子供を連れて観に来てる人が居て、ラスト近くのバンザーイのシーンに子供だけが笑っていた。

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タカシ

4.5登山家田部井淳子ではなく人間田部井淳子を描いた作品。

2025年11月1日
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田部井淳子さんがヒロインで彼女の人生にスポット当てたドラマだったので観てみました。七大陸最高峰を制覇した登山家田部井淳子を描くのかと少しは期待していたのですがお門違いでした。登山家田部井さんというより人としての田部井さんを掘り下げて描いた作品です。登山家田部井さんを期待していたらガッカリするかも知れません。もし登山家田部井淳子を映画化したら予算も莫大となり若かりし頃の田部井さんを演じる女優さんは登山が好きで相当に体力のある方じゃないと無理でしょう。
それでもあんな田部井さんでも仲間や息子さんとの軋轢があって精神的に苦しんだこともあったのを描いており、人間田部井淳子さんを知ることができそれはそれで素晴らしい作品になってます。

ことが出来ました

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ねこすけ

5.0良かった!

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

田部井淳子さんの事は全く知りませんでしたか、吉永小百合さんが主演されるという事で観に行きました。感想は「女性だけで登山するのは大変だな」、「女は恐いな」、「人生山あり谷ありだな」でした。登山自体にはそれ程ファーカスが当たっていないのでそこは要注意ですが、130分間があっという間でした。おすすめです。

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お水さん

5.0若葉竜也が好演

2025年11月1日
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幸せ

一番振れ幅がある役を若葉竜也が好演。彼の実力を考えれば当然なのだが。

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あくび

3.5吉永小百合&のんはベストマッチ!

2025年11月1日
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主人公多部純子を吉永小百合とのん(青年期)が演じていて、
だいぶ年齢差はあるものの、雰囲気は違和感なかった。

のんの天真爛漫さというか、芯の強さオーラや、目力の強さは本当にすごいし魅力的。
老年期を演じた吉永小百合は80歳とは思えないほど美しく、永遠の銀幕スターだと思う。
登山シーンはハラハラして見ていたが、並々ならぬ努力をされているのではないか。

夫を演じた佐藤浩市、娘の木村文乃、息子の若葉竜也、みんな上手いし素晴らしい。
特に佐藤浩市がこんな良い人というか暖かい人物を演じたのは初めて見た。
妻を支える優しさが実に心に沁みるし、やはりラストシーンは夫婦のカットで終わるのだが
そのシーンがこの映画でもっとも美しいシーンだと思う。
これが見たくてこの映画を観ていたのだなと。

多部純子の偉業を伝える作品ではなく、あくまでも多部純子をとりまく家族と
親友 北山悦子(天海祐希)との時間を描く愛情にあふれた作品だ。
誰の主観でもなく客観的(神の目視点)に描かれているので、感情移入はしなかったが、
ラストへ向かうにつれ、涙が溢れそうになった。

この作品を観ると優しい気持ちになれるかもしれない。
私は淀んだ心が少し浄化された気がする。

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ひでちゃぴん

3.5役に寄り添って滲み出る美しさ

2025年11月1日
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友達や息子が離れていったという過去を持つ女性が、自分が大病を得て命を失うことを知ってから、家族の再生と世の中のために何かしたいという「新しい山」への挑戦をする姿を描いた作品となっていて。

その「離れる」というのが、日本のマスコミと、日本の女性たちの「精神的幼さ」に起因するのが、わかりすぎるほどわかって、心苦しく感じた。

F1や自転車ロードレースなどを見たことがあるとわかるんですが、1人の優勝は、チームの優勝なんですよね。
実は登山も、ベースキャンプ維持、登山に必要な道具の運搬がないと、登頂できない。

後の世には、機材の軽量化で「単独登頂」なんてできるようになっては行ったけれども、1975年なんて時代では、シェルパを含めて最低でも20名(下手すると100人近い)バックアップ体制は最低限の条件で、1人を押し上げるために全員の協力が必要だった。
逆に言えば、1人が栄光を独占すべきものではないのだが。
しかし、マスコミも世間も、登頂した人だけを讃え、賞を贈ったりする。
わかりやすい「象徴(シンボル)」「ヒーロー・ヒロイン」「見出し」を設定した方が、大衆に伝わりやすい側面はあるが、こういう偏った称賛の仕方は、正直マスコミの怠慢と無能と無知に起因する。

そして本来支え合ってきたはずの仲間たちの嫉妬。
ここが、あくまでも事実(モデル)をベースにした創作(フィクション)だからいいのだけれども、当時の隊員たちへの侮辱とも捉えられかねない微妙な内容まで踏み込んでいて。
様々なトラブルで機材が足りなくなり、複数人数での登頂が不可能になったとき、皆が「多部淳子隊長に任せた」と合意して送り出したのに、その淳子だけがちやほやされることに我慢がならなくなる他の隊員たち。

冷たく分析してしまえば、そこを我慢できず冷静さを保てないほどの理性のなさ、心の狭さ。

そういう「無知から生まれる称賛の偏りと、嫉妬を抑えられない心の狭さの露見」という日本人の悪癖がよく描かれていました。

そんな悪癖によって与えられた精神的苦悩を耐える姿を演じた吉永小百合さんが、その個性と相まって美しく見えました。

吉永さんって、不思議な方で。
加山雄三さんが何を演じても若大将だったり、木村拓哉さんが何を演じてもキムタクに思えるように。
その存在感と、観客や監督が「吉永小百合」像を押し出し求めるゆえに、何を演じても吉永小百合でしかない時が多いのです。

しかし、そんな吉永さんが役に寄り添って、「吉永小百合らしさ」を減らしたが故に、逆に吉永さんの役者としての良さ、個性がより鮮明になって、物語が輝くことが時々あって。
本作はそのパターン。
夫への深い愛情を持ち、生きることややりたいことに貪欲で悪気はなく、むしろ友達想いの人物であること。
そういう多部淳子の像を演じた吉永さんは、80歳を超えて、ますます美しいと感じさせてくださいました。

また、吉永さん演じる主人公の、若い頃をのん(=能年玲奈)が演じていて、それもまたよかった。
単純に似ている方というなら、今なら広瀬アリスや武井咲など、20代の頃の吉永さんに顔の造形が近い女優さんはいますが、好きなこと・やりたいことに全力でぶつかっていく登山家としてのエネルギーを演じるのは、のんが適役だったと、その配役の妙にも感心しました。

とはいえ、美化し過ぎじゃないかな?
この映画こそ「ヒロイン像」をねつ造していないかな?
という疑念もまた同時に生じてしまい、故に⭐︎の点数は少なめ。

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コージィ日本犬

4.0良かった。

2025年11月1日
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流石、吉永小百合、佐藤浩市と言う感じでした。
谷川岳からシーンのバス🚌は現存してるのでしょうか?

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alreo還暦オヤジ

2.5昭和の映画

2025年11月1日
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田部井淳子さんにはネパールでお会いしたこともあります。その時のパワフルさに圧倒されました。この映画は、登山の映画を期待すると肩透かしを。そして、吉永小百合さんは素敵な女優さんですが、残念ながらこの映画ではミスキャストですね。この映画はあまりにも綺麗過ぎて、吉永小百合さんのための映画。監督も昭和の監督なので仕方ないですが。

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taju

3.0吉永小百合が演じる必然性

2025年11月1日
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田部井淳子の半生を描いたフィクションである。さすがに阪本順治の手腕で手堅くまとまっており130分の長尺でありながらあまり飽きることなく観ることができた。
時系列としてはおよそ3つに分かれる。最初は、女子登攀クラブからエベレスト登山隊が編成され1975年に田部井(映画では多部純子)が単独登攀に成功する、でも帰国してしばらくの間ゴタゴタがあるところまで。
2つ目は、80年代、90年代のこれは田部井の七大陸最高峰登攀時代にあたるが、息子進也(映画では真太郎)との軋轢や、北村節子さん(映画では北山悦子)との友情が描かれる。
3つ目は、純子が発病し、東日本大震災が起こって、純子が震災地の高校生の富士山登山事業を進めること、そしてそれには息子真太郎が協力する姿が描かれる。
脚本の編成上、やむを得なかったとは思うが、時間として一番長いはずの2つ目の時代が奇妙なまでカットされている。だから真太郎の子供時代の紹介が一切なく、配役の若葉竜也(好演)は高校生としていきなり登場する。真太郎がいみじくも母親に「だから人が離れていくんだよ」というのだがこれを説明する具体的説話が隠されているのだろう。おそらく、ここまで実在の人物が登場しながら、なおも仮名にせざるを得ないのは、遠慮しなくてはいけない事実があるからで、全てをフィクションというフィルターに通す必要があったのだろうと推測している。
つまり、この映画は田部井淳子という登山家の、エベレスト登頂と被災地高校生の富士山登山事業という2点のみをいいとこどりをした作品である。加えて、夫との長きにわたっての信頼関係と、息子との和解についても心温まる逸話として付け加えられている。
これは多分、吉永小百合のために準備された枠ぐみである。田部井淳子の物語に吉永小百合をキャスティングしたのではなく、吉永小百合ありきで企画は用意された。それ以外、この作品に吉永小百合が出演しなければならない理由はない。(評判が良かった「最高の人生の見つけ方」に続く天海祐希とのコンビという点はあったかも)そして吉永小百合が出演する以上、演じる人物の欠点は隠されなくてはならない。
今年80歳になる吉永小百合の若々しさは驚くべきものでありコンディションを整えるためにおそらくなされているであろう努力には敬意を表する。
でも別に上手くもなく、どんな役を演じさせても吉永小百合本人にしかならない、つまり説得力もない俳優が、映画界の「てっぺん」を取り続け、接待しているとしか思えない作品が次々と作られることには違和感を覚える。

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あんちゃん

3.0てっぺんの向こうのあなたとは

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

あなたの意味が最初思てたのと違うてた。
登山家に限らずパイオニア的存在は孤独を感じてしまうもんなんやなと。
若葉竜也の演技が超絶に上手い。やっぱあの子天才やわ。

能年玲奈(のん)の東北弁が懐かしかった

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灼熱のアッザム・リーダー

5.0とても良い映画でした!

2025年11月1日
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泣ける

笑える

悲しい

色々実際と違うところもあるかと思いますが、ドキュメンタリーではなくてあくまでも事実を元にしたフィクションなので♪

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hal9000
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