ミッシング・チャイルド・ビデオテープのレビュー・感想・評価
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ワンカットこんなに長いの久々に見た
もしかして短編だった?
これ、もしかして短編だったのかな?
●無理やり長編にしたのか、内容がない。何かありそうな会話が続くだけでストーリーが進んでいない。
ビデオテープにからめるんだったら、そこに恐怖の謎を解くヒントなりあった方が良かった。弟を無くした主人公の葛藤も、語るだけじゃなくエピソードだてて描いた方が良いと思う。例えば社会から浮いていて、孤独な日々を送ってるなどの具体性を持って。
●ビデオテープの映像は不気味だが、写っているものはただの風景で途中で飽きてしまう。長いわりに不気味な事象が写ってない。
ホラーって緩急だから、そこのさじ加減でつまづいている。
●とにかく恐怖描写が少ないし、怖くない。
ジャンプスケアに頼りたくなかったのかもしれないけど、ジャブにしか感じない。
見せ方も新しくない。
予算がないような気がするけど、そこは工夫。
いろいろ考えすぎて、何も生まれなかった感じ。
なんやかや言っても、ホラーって人の虚をいかにつく見せ方があるかどうかだと思う。
え?なんで??が続く
口コミが良かったので少し期待して鑑賞しましたが、面白くなりそう&怖くなりそうな要素は多々散りばめられているものの、それらが繋がることはなく、途中で違和感を覚え「え?なんで??」と思っている間にエンドロールが始まってしまいました。
祖母の話。
何故初潮だけで無くなって喜ぶほど生理が面倒なものだと分かるのかにまず違和感。
何度も経験してこそ「毎月毎月わずらわしい」と思うものじゃない??
そして生理なくなったことが山と繋がるのも違和感。普通は体調とかそっち心配しない?
生理のない娘を曾祖母は放置? 昔なら石女として結婚もできなくない? 生理が広まる田舎なら逆に石女も広がるような??
それでも結婚したなら民宿の息子の親が祖父の愛人の子だったとかのほうが山絡みの怖い話より余程説得力あるしそっち連想しない??
「神様を捨てる」にも違和感。
なぜ山に埋葬や祀るでなく山に「捨てる」なのか。
その曰くが出てこないので頭の中は「なんで?」状態。
主人公はボランティアで山に入るほど山慣れしてるはずなのに夜に軽装&単身で山に入って行くのも違和感。
なんなら主人公たちが立ち入り禁止の看板の横から山に登って行ったのに、地元の人らしきおじさんが注意もせず普通に話してるのも違和感。
主人公の友人なんてとても山に登るような格好してないのに。
主人公の友人が夜に主人公宅に入り込むのも謎。普通、友人の家でも断りなく入らないよね?
てか鍵かけてない? それか鍵盗んだ??
友人の「視える」設定が全然役に立ってないし活かされてない。持ち腐れ感。
最後の「弟はずっとそばにいた」のセリフくらいかな。
見つからない廃虚とビデオテープの絡みもよくわからず。
まぁリアル霊現象とか怪談とかはすべてに説明がつくようなものじゃないしキレイに答え合わせなんてされないものなのかもしれないけど。
でも「なんか(話が)おかしいぞ??」という感覚に邪魔されて純粋には楽しめませんでした。
理屈で納得できない部分を自分の中で折り合いをつけて(自分の想像力で補って)流せるかどうかでこの映画を楽しめるかどうかが変わってきそうですね。
残念ながら私は無理でした。
ちな冒頭のビデオテープ部分。
ぶれや粗さが酷くて、気持ち悪くなってしまって正視できませんでした。
3D酔いするタイプの人は映画館のスクリーンでなく、配信が始まってからタブレットとかで観る方が良いかと思います。
これは良い怪談。
見事な「怪談」だった。最近は海外のホラーと日本のジメジメした雰囲気が融合した分かりやすいJホラーを楽しんでたけど、静かに理不尽に、穢れや呪いに巻き取られるような怖いお話。
イシナガキクエぐらい謎多き展開かと思ったけど、意外にストレートに厭なお話で大変良かったです。怪談を映像にして終始怖くするってかなり難しい事だと思うので、すごく好きだし良かったです。このセンスは刺さる日本人多いのでは。
【パンフレット 1200円 角川ホラー文庫仕様120P!】
自宅のパンフレット置き場に置くのか文庫の棚に入れるか悩ましいwただ、内容は見出しこそホラー小説の様な作りですが、スタッフキャストコメント、評論、プロダクションノート、背筋さんの短編小説という作りで、カラー写真は最初にまとめて載せてあとは小説の縦書き仕様。ちゃんとパンフレットでした。
【入場特典】
背筋さんのスピンオフ短編小説「未必の故意」
ラストの方のたった数文字のインパクトが強くて良かったぁ。このシチュでいくらでも短編書けそうだなって思いました。面白い。
そう考えたら続編だっていくらでも作れそうじゃない?まぁ、出来れば新しい怪異が見たいけど。今後の近藤監督の作品にも期待してます。
こんなホラーが見たかった!
現実にもこんなことがありそうと感じる怖さがあるストーリー、演技も内容もリアルで良い意味で気持ち悪い映画でした。
こんな感じのホラーが好きなので大満足です!
このリアルな感じというか「妙な生々しさ」の正体は何なのか、考えてみました。
まずは演技がうるさくなかったことです。
最近のダメなホラーは(ホラーに限らずですが)とにかく驚く場面では必要以上に驚いたり、悲しい時は丁寧に悲しんでる説明をしながら泣く、みたいな説明過多なシーンが多いです。
酷いものになるとシュールな顔芸が続きとてもチープに感じてしまいます。
しかしこの映画は「目の動きで伝える。」や驚いた時は「ただその場で硬直する。」といった恐怖の演技がとても秀逸で、このおとなしい演技が緊張感を増大させます。
この映画の設定についても、変な風習だったり奇妙に違和感を感じる事って日本に暮らしていると経験した事があるのではないでしょうか?
そんな「不気味なあるあるネタ」の延長にあるようなストーリーだからこそ、生々しい怖さがあるのかもしれません
ジメジメした陰湿なtheジャパニーズホラーといった映画でした。
今後もこんなホラー映画が増えていってほしいです。
母さんがくれた1つのビデオ
ファンドフッテージもの
ただちょっと消化不良 かな
日本のホラー映画にありがちな びっくりドッキリ ものとは違って初期のジャパニーズホラーに通ずるものはあった
結局何だったのかが全くわからない
むしろ 怪奇現象 というものは何かわからない 四次元の存在なのかもしれない
そう考えると これが正解なのかもしれない
ホラー映画の鉄板としては謎めいて途中から 謎解きゾーンに入って最後はアクション映画化するっていうのが 鉄板 なんだけど(笑)
そのクソみたいな流れがないだけでもマシなのかもしれない
むしろ インターステラーのような謎が謎を呼ぶ量子力学的要素がこれからのホラーには必要なのかもしれない
あのビデオテープを最後に録画してたのは一体誰なのでしょうか
生真面目過ぎるがどっしりしている。
連日満席になる作品だが、ややわかりにくい部分もあるか
今年33本目(合計1,575本目/今月(2025年1月度)33本目)。
大阪市ではテアトル梅田(旧シネリーブル梅田)しか扱っていない上、1日2回上映という事情もあってなんと満席という状況でした。珍しいですね。
この映画は公式のX(ツイッター)が、感想など書いてツイート(ポスト)するとVHSビデオカセットがあたる(といっても、再生機持っている人っているんでしょうか?)というように、タイトル通り「ビデオテープ」が一つのキーワードとなるか、あるいはその「ビデオテープ」の一般的なノスタルジー感があるのか、と思っても、ビデオテープは序盤にしか登場しない(母親が勝手に送り付けてきて、ビデオテープを再生するという話)という点がやや「その意味で」残念かなといったところです。
ストーリーとしては、その「行方不明になった子は実際には誰か、その行方不明になった理由や場所はどこか」といった点に後半論点がうつり、他の方の評価にもある通り、直接的なホラー描写は避け、描写全般からホラー感を読みとる、時々みかけるタイプの作品に分類されます(よって、直接的表現が少ないため、レーティングに関しても配慮されている)。
ただ、いずれにせよ、この映画は1月4週になぜか大集合したホラー映画祭りといえるほどなぜか新作にホラー映画が集まった中において、この映画には何らかの意味で「ビデオテープ」がテーマだろうと思って行く方がいると思いますが、その話はちらっとは出ても、そこについて深く取り上げられることがなかったのが残念といったところです(もっとも、ビデオテープ自体が古い文化だし、そればかりとりあげても20代の方などは理解が難しいだろうという実際上の問題はあろうと思いますが)。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/廃墟についての展開がやや不自然)
廃墟も不動産にあたりますから、その建てられた経緯等をちゃんと調べようと思えば、まず立てたときの登記、あるいは権利変動の登記などは不動産登記法ほかで管理され、これは誰でも見ることができます(前者を扱うのは土地家屋調査士、後者は司法書士というお仕事の方)。この「誰でも見ることができる」という点がポイントで、映画内では登記所等一切出てきませんが、登記簿を見れば一目瞭然であるので、そうした展開に飛ばさなかったのは、まぁそれはそれで理解できる(映画が10分で終わってしまう)ものの、資格持ちには「なんで登記簿をみないんだ」という点は気になったところです。
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ツギクル監督。
試みは良いと思う
こういうホラーが観たかった
呪いの磁力が弱すぎて、恐怖よりも眠気が勝る
安易なジャンプスケアに頼らない心意気は良し
純Jホラー
13年前に失踪してしまった弟を探し続ける兄のお話。
びっくり描写も少なく、決め手となるような“何か”が出てくるわけではないのですが、稲川淳二の「怖いな怖いな~」的な不気味で不穏な雰囲気がずっと続くような作品でした。
観終わった後もじわじわと怖さが尾を引いて、大掛かりな仕掛けなしで、ここまで作れるのは近藤監督が生粋のホラー好きだからでしょうか。本作が初めての商業映画という事ですが、これからが楽しみな監督です。
初日公開舞台挨拶付きの上映だったのですが、上映前ということもあり和やかで笑いの多い時間となりました。
ビデオテープは2025年には再生できなくなると言われてますが、そうなるとビデオテープを使ったホラーも無くなってしまうのかなぁ📼…
映画館で感じて欲しい作品!
思ったより清水崇イズムを感じる
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