「大きい音は何度かあるけど怖いシーンはない」ミッシング・チャイルド・ビデオテープ まあこさんの映画レビュー(感想・評価)
大きい音は何度かあるけど怖いシーンはない
ここ何年かあった振り返ったら幽霊の顔ドーン💥とか
布団の下からこんにちはとかそう言ういわゆる怖い幽霊の実体(?)は出て…こ、ない。。いや妄想、幻覚の域を出ないものは画面には映るけど、普通の音や映像で脅かすホラーではない。
ずっと気味が悪い、ずっと不穏な雰囲気。
淡々とそれが流れている。
霊感のある人がみるといいかも。主人公の友人とシンクロする部分があるだろうし。
私の生まれた場所ととても似ているから、個人的には神隠しに驚きはない。
田舎の森なんて一つや二つ怪奇現象はおこる。
人だっていなくなる。そして見つからない。
あと自分の死期がわかる動物、ウチの場合は犬でしたが、いつもみたいにヨロヨロとゆっくり森の方向へ一匹で散歩に出て、いつも帰ってくる時間に戻らず、そのまま見つからなかった。探したけど、いなかった。
スピリチュアルな場所。あんまり行きたくない。近づきたくない。森の話もあまり皆んなしないし躊躇する。
民宿の息子の気持ちわかりすぎる。
梅田で観ましたがほぼ満席でびっくり。
飯沼一家もイシナガキクエも面白かったもんな。
ホラー好き以外は配信で見る方がいい。
単調で眠たくなる人もいるだろう。
上映中のキーンとした耳鳴りみたいな音、不快にさせる仕組み、私はわりと好きな演出でした。
荒削りですが、面白かった。背筋さんの短編は上映までの数分で読み切れるので、読んでから本編見るとより物語に入れるのでオススメです!
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