「呪いの磁力が弱すぎて、恐怖よりも眠気が勝る」ミッシング・チャイルド・ビデオテープ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
呪いの磁力が弱すぎて、恐怖よりも眠気が勝る
ジャンプスケアに頼らず、ストーリーテリングで観客を怖がらせる。この手法を用いる場合は、想像を掻き立てる何かがないとまったりした話で終わってしまう。
残念ながらそれに当てはまり、「何となく怖かった」レベルの感触しかない。
まず2人が、同居している理由が全くわからない。両親との関係がこじれているエピソードがないまま、母親がいきなり登場する。
全般的に場面が唐突に切り替わる。テンポよく進むアクションホラーだったらそれでいいんだろうけど、ゆっくりと進む物語でそれはどうなんだろう。
呪いの磁力が弱すぎて、恐怖よりも眠気が勝る作品でございます。
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