ふたりで終わらせる IT ENDS WITH USのレビュー・感想・評価
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心を打つ作品です。
事前情報なしで鑑賞したので、驚きの連続で、悲しくて楽しくて寂しくて心温まる良い作品です。
殴られる人も殴る人もそれぞれ大変なんだなあと。
自分は普段から、女性が化粧をしているのとスッピンなのとの区別ができないので、前半現代と過去との時間のいったりきたりに気づけませんでした。
それにしても主人公の恋人の妹、親友のアリッサのセリフにアメリカ人の個人主義ってスゲーなと思いました。
辛い過去をもつ兄が親友の夫となり暴力をふるっていることを知ったら、日本人ならもう顔を合わせることができないと思うんじゃないだろうか。
「兄のことを思っているけど、親友としていうけど彼とは別れなさい、そして私はいつまでも親友でいる」っていう境地にはなかなかたどり着けないなあ。
でも、この妹、昔見た人だよなあ、誰だっけかなあと、上映中ずっと考えていて、エンドロールで「ギフテッドで算数の問題だしといて電卓で計算してた先生だ!」って思い出したので、スッキリした~!!!ってのが、全体的な感想と混じってしまったような気はする。
USってふたりでいいの?直訳過ぎるだろ、ふたりで終わらせるって。追記:続編
11月25日(月)TOHOシネマズ日比谷で「ふたりで終わらせる」を。
全世界で発行部数1000万部を記録するベストセラーとなった恋愛小説「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」の映画化。原作未読。
リリーは、市長だった父親が亡くなり葬儀にボストンに帰って来る。葬儀で父の弔辞を読むはずが何も言葉が出ずその場を退出してしまう。
ビルの屋上で偶然ライルと出逢う。いい雰囲気になるがライルに電話が掛かってきて終了。病院からの呼び出しの電話で彼は脳神経外科の医者だった。
ライルとはもう会う事も無いと思っていたが、リリーがボストンで花屋を開くのに手伝って貰う事になったアリッサの兄がライルだったのだ。ライルとリリーは惹かれ合う。
その頃リリーは母親を連れて行った店でアトラスと再会する。アトラスは、昔リリーの家に隣の廃屋に住んでいた同級生だった。食べる物もないアトラスに寝袋と食べ物をそっと差し入れるリリー。スクールバスで臭いと言われるアトラスを家族不在の家で風呂に入れてやり、父親の衣類を与える。親しくなっていくリリーとアトラス。初恋の相手アトラスとベッドに一緒にいる所を父親に見られて、父親はアトラスを半殺しの目に遭わせる。彼は卒業後海兵隊に入りその後会っていなかった。
ライルを愛するもアトラスとの再会に心揺れるリリー。アトラスの店で顔を合わせたライルとアトラスは揉めてしまう。
結局、ライルとの仲を深めたリリーは結婚して子供をもうけるのだが、・・。
リリーは、母が父に暴力を振るわれているのを目撃しており、自分の初恋の相手にも父に暴力を振るわれている。暴力に対する拒否反応が強い。
アトラスは、母の相手の男がDV男ばかりなのに心を痛めてひとり廃屋に住んでいた。手のひらに傷も残っていた(再会した時、その傷を見てリリーはアトラスに気付く)。廃屋はリリーの隣家だったので、リリーの母が暴力を受けているのも(声を聞いて)知っていた。そして、アトラスはもう一つの別の理由でリリーに感謝していた。
ライルは、6歳の時に誤って兄を父親の銃で射殺していた。皆が心の中にトラウマを抱えていたのだ。花屋を一緒にやっているアリッサに言われる「親友として言う。ライルは私の兄だが、あなたは彼と別れた方がいい」
DVは暴力に限らず、精神的なものもある。ライルが嫌がるリリーにアトラスの店の記事が載っている雑誌を無理矢理音読させるのもDVである。そして、その後肉体的にも傷付けられ病院に行ったときに、リリーは自分が妊娠している事を知るのである。お腹の子は大きくなって行くがライルへの愛は小さくなって行く。リリーは赤ん坊に亡くなったライルの兄の名前エマーソン(エミー)を名付ける。
原作がどういう終わり方をしているのか知らないが、映画のラストのリリー(ブレイク・ライブリー)の笑顔はアトラスとの幸せな未来を想像させる。(最近では「アイミタガイ」のラスト黒木華の笑顔と双璧)
IT ENDS WITH US エミーとアトラスを入れてUSは3人かも知れないし、我々は(それを)終わらせると言う意思かも知れない。
それにしてもつまんねえ訳だな、直訳過ぎるだろ、ふたりで終わらせるって。
きっと原作本がそういう訳だから映画のタイトルを変える訳には行かないのだろうが、なんとかならなかったのかね、副題付けるとか。(宣伝部ではなく本の翻訳のセンスの無さかな)
映画のコピーに使われている「必要なのは途方もない痛みと勇気。」ってのも刺さらんな。
おまけ
ポスターにも使われているが、この作品ではブレイク・ライブリーの横顔のカットが凄く多いと感じた。きっと本人も横顔が気に入っているんだろうな。ブレイク・ライブリーは製作も兼ねているから職権乱用だったりして?
あと、若い学生時代のリリーを演じた女優さんがブレイク・ライブリーに似ていなかった。
横顔がきれいな女優は中々いなかったのかな。
DV夫ライリー役のジャスティン・バルドーニが監督もしている。
ブレイク・ライブリーの出産シーンで赤ん坊のへその緒を切るシーンがあった。自分の娘の出産に立ち会って医者に言われるままにへその緒を切った事を思い出した。
追記
原作本は400万部を超えるベストセラーになり、コリーン・フーヴァーは続編を書いている。「IT STARTS WITH US ふたりから始める」
映画のラストシーンの続きから始まるそうである。映画化されるのかな。
タイトル「ふたりで終わらせる」「It ends with us」の意味を知ったときの深い感動
笑顔に引き込まれる
ゴシップガールのセリーナに恋焦がれていた…
あの頃と変わらない笑顔が見られて幸せ
髪の長さも同じ感じだったから余計に
世の中に溢れていて、今も悩んでる女性が沢山いるような内容のお話
リリーの複雑な心境が伝わり、心が苦しくなった
またライルがそうなってしまった過去も同情
世の中の多くの人に知ってほしい作品
それにしても…
ブレイク・ライブリーは不思議な女性
半開きの口のポカン顔はセリーナの頃から変わらない
でも美しい
ややポッチャリしてるから着実に歳は重ねてるけれど、美しさ変わらず
ブレイクて変わった名前だなと感じていたけれど…あの笑顔で見つめられて、男女問わず胸がドキドキしない人なんていないんじゃないかと思うほどのオーラ健在
※海外作品の不思議
出産シーンの産まれたての赤ちゃん…
まさかまさかCGじゃないと思うが…
であれば、とてもリアルで壊れそうで繊細で…出演させられてるのが不可思議
「映画見た」
良かった、ストーリーも好き 知り合いにも見てもらって、ちょっと語り...
良かった、ストーリーも好き
知り合いにも見てもらって、ちょっと語り合いたい
暴力は何があってもダメって分かってるんだけど、
リリーも言葉足らずだったりするよね、
って思ってしまったのは、
いつの間にかライルの気持ちに入り込んでいた模様
ライルも幸せに、ね
my tears ricochet🥲
Taylor Swiftのファンで、挿入歌に曲が使われていることもあって鑑賞。
暴力描写があるとのことで、事前に小説のあらすじも全て知った上で覚悟して見にいった。
愛する人からの攻撃、大切にしていた気持ちを裏切られたショック…
父親からの暴力シーンのフラッシュバック。
傷つけられても愛する人を許したい気持ち。。
心情的にも身体的にも身に覚えがあることで、
見ていて本当に辛かった。
(※他のレビューサイトで、リリーの行動にライルの暴力の原因がある、リリーのせいだというような意見を見かけたので、自分の辛くて苦い経験から学んだことを書きます✏️
暴力はどんな理由があっても正当化されてはいけないです。
恋人に対してでも、その他の誰かに非難するべきことがあるなら、言語を使って穏やかに話し合って解決するべきなんです。
暴力を振るわなければならない理由があるのなら、ライルがそうすると言ったように、セラピーやカウンセリングの助けが必要です。)
主演のBlakeの隠しきれないハッピーオーラや、
リリー自身の揺るがない強さと優しさ、愛情深さに慰められた🥺
(そして風景描写の美しさ、リリーのファッション、フラワーショップの美しさが、テーマが重い分一段と美しかった💐✨)
リリー、アトラス、ライル、リリーのママ。
それぞれがトラウマと向き合って前向きに生きていけますように🥺
鑑賞後不思議だったのは、私のバッグにつけていった挿入歌my tears ricochetのブレスレットが帰宅後なくなっており、一緒につけていたTaylorブレスレットだけが残っていたこと。
私のトラウマも、my tears ricochetブレスレットと一緒に消えてくれるという暗示なのだといいな。🥲💐
別れをポジティブに受け止められる映画
危険すぎる愛に身を焦がして
今はなき昼ドラみたいなジャンキー感を求めて鑑賞。
こういう映画って相手役の俳優にどれだけハマれるかだと思うけど、2人ともイマイチだったかな~。
大人になった彼との再会シーンではちょっと笑ったし。
昼ドラまでいかなくても、映画で観るハーレクインロマンスを期待してる方も多いだろうから、もっと下世話で良かったと思うの。
医者の彼は、実は家族ぐるみのロマンス詐欺だったみたいな展開ほうがストーリーに違和感無いし、ガチムチになっちゃった再会の彼には、「あれから色々あって、今はゲイなんだ」とか言って欲しかった。
美しい風景いれて格調高く仕上げるのはいいけど、例のシーンを曖昧にせず、もっと解りやすく。タイトルも「危険すぎる愛に身を焦がして」とかにして。
でないと私が親友なら「その程度ならもうちょい我慢したら?」と言いかねないのである。
タイトルなし(ネタバレ)
原作は知らないので、ぼんやりとDVの話なのだろうと思いつつ。
過去が交錯してくる理由をあれこれ推測していたが、なるほどそういうことかとなる後半。
もっとドロドロとしたやりとりや、恐ろしい執拗さがあるのかと思っていたので、そこまでではなかったことにホッとする。
同時に、こんな風に客観的にDVをする自分を見られる人もいるのかと驚かされる。なんとなく、人前は装っても、少なくとも2人になれば、自分を正当化する傾向があり、非を認めないように思えたから。
娘から想像させられる、自分の取るべき選択に気づけるあたりなど、だいぶ驚かされる。
そして、主人公も、彼を再び招き入れ、ベビーベッドの組み立てを手伝わさせたり、二人きりになることを避けないことにも驚く。
どこかに強さがある。それは、かつての両親を見てきたからなのかもしれないが、母とは異なり、愛していても、終わりを選択する強さ。対峙する強さ。
けれど、この警戒心の強さをもっても、そういう人に出会う可能性があるという恐ろしさ。
ただ、おかげで、作品全体として、恐ろしさに目を奪われることがメインにはならず観ることができた。
そして、展開にも救われる。
よかった
教科書的
ブレイク・ライブリーの魅力全開!
前半恋愛。後半悩み。ラストの感動。
ブレイク・ライブリーはクールビューティなイメージですが前半の彼女は子供っぽい可愛らしさがありとても魅力的でした。結構ベッドシーンあるので気まずくなるのが心配な方は一人で見に行った方がいいです。
ベストセラーの原作とは少し変えてあったけど上手くまとまってていい映画でした。
悩んでいる女性にエールを送るような映画でした。
主人公の夫の妹が凄く良かった。彼女の言葉が格好良かった!
題名の意味が分かった時おおー!となります。
予告編、あらすじは読まずに行って下さい。殆ど予想ついちゃっておおー!となれなかったです。どうしてくれるねん!
なので絶対予告編見ないで行って下さい。
因みにイケメンDV夫が監督をしています。
妹に泣かされたよ
間違いなくブレイク・ライブリーの代表作に!
リリー(ブレイク・ライブリー)が父親の死にあたり、告別式に出席し、弔辞の述べるところで
何も話さず退出するシーンで、父親に対する思い・気持ちみたいなものがわかるプロローグ。
ライル(ジャスティン・バルドーニ)とのマンションの屋上での運命の出会いから、
リリーに「参った」と言わせ、本格的に付き合うに至るまでの時間のかけ方が実にリアルというか
リリーの少女時代に負った心の傷がそうさせているということが、後々わかるのですが
そういう物語の紡ぎ方が丁寧で交換が持てましたね。
リリーの心の傷は、父親による母親へのDV、父親による恋人への暴力(死にかけるほどの)であり、
ライルは6歳のときに兄を射殺するというトラウマ(このエピソードは本人が別人のエピソードとしてリリーに語っている)
を負い、ふたりの仲も万全と思っていたけれど、少しずつコンフリクトが起きてきて、
やがて決定的なダメージを負っていくわけですが、
リリーの初恋の人、アトラス(ブランドン・タイラー・スクレナー)も同様に傷を負っているんですよね。
それは父親から母親へのDVだったり、リリーの父親から殺されかけたりと。
リリーとライルとの結婚生活もスグに亀裂が入ります(ライルのアトラスへの嫉妬もありますが、それだけじゃないですね)が
子どもができてからのお互いの距離感、コミュニケーションのとりかた、そして自身の母親の判断と異なる離婚という決意、
全て理解ができるというか、私自身、同様の経験をしているからこそわかるような気がしましたし、
正直、私自身、もう恋愛の類は奥手にならざるを得ないと言いましょうか、完全に人間不信に陥っているため、
リリーのようにアトラスともう一度恋に落ちる的なことは自分にはできないと思いましたね。
だからリリーは逞しいなと感じました。
本作であらためて、ブレイク・ライブリーの演技が素晴らしいと思いました。特に複雑な表情の演技がすごいですね。
間違いなく彼女の代表作になったと思います。
日本での集客は厳しいでしょうが、素晴らしい作品です。
女性客が多そうな気がしますが、ぜひ、男女その他問わず多くの方に観ていただきたい良作だと思います。
タイトルの意味はしっかり回収されます。
エマーソン‼️
幼い頃に父から母へのDVを目撃し、トラウマを抱えるヒロイン。そんな彼女が結婚し、夫からDVを受ける。そんな彼女が選択した結末・・・‼️初恋の男性の存在も絡め、三角関係みたいな恋愛要素もあるヒロインの成長映画ですね‼️妊娠し、出産した娘に名付けた名前エマーソン‼️この名前が夫のDVの起源であり、これからの夫の人生においても戒めとなる‼️かなり深いです‼️そして直後に下すヒロインの決断‼️このラストの展開で、この作品の格がかなり上がってます‼️ヒロインを演じるブレイク・ライブリーも、セクシーさの中に可愛らしさが同居していて、かなり魅力的‼️一番愛する男性へ向ける彼女の最高の笑顔を捉えたラスト・カットもかなり素敵です‼️
【”一度、愛した女性を傷つけるなんて男として絶対に赦せないよ!でもなあ・・。”今作は、純愛ラブロマンスを絡めたシーンテンコ盛りの、DV撲滅運動奨励映画でありました。再後半の数シーンは沁みたなあ。】
■リリー(成人になってからはブレイク・ライブリー)は、幼い頃から市長の父が母に手を上げる姿を見ながら育って来た。
故にか、高校時代に母親が暴力的な男を連れ込む事に嫌気がさして、廃屋に住んでいた同じハイスクールバスに乗るアトラス(成人になってからはブランドン・スクレナー)に、寝袋と食料をそっと提供し、そのうちに恋に落ちる。
成人して、リリーは父の葬儀の為に久しぶりにボストンに帰って来る。だが、葬儀に来た人たちの前で”父の良い所”を述べる事無く、”ゴメンなさい。”と言って立ち去るのである。
そして、ボストンに念願の花屋をオープンし、ボストンに帰って来た際に出会った脳神経外科医のライル(ジャスティン・バルドーニ)の姉アリッサ(ジェニー・スレイト)と共に働き出すのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・私見であるが、DVをする人は精神的にダメージを受けている人が多いと思っている。今作のライルが正にそれで、屋上で出会った際に何があったか知らないが、椅子を激しく蹴り上げた後に、笑顔を浮かべて、座っていた美しきリリーに言い寄って行く姿。衝動的暴力行動を取ってしまう男である事が分かる。
間違いなく、彼が6歳の時に父親の銃で兄エマーソンを撃ち殺してしまったトラウマが原因であろう。ライルの職業が脳神経外科医という設定も、シニカルであるが彼の秘めた哀しみと深い後悔を表していると思う。
・高校時代のリリーとアトラスが親密になって行く過程が、しっかりと描かれている所が後半に効いてくる作品構成も巧いと思ったな。
初めての相手って、ナカナカ忘れられないよな、と思っていたらアトラスがリリーの事を想っていた理由がもっと深いモノだったと再後半に分かった時は、沁みたなあ。
・ライルがリリーを愛していたのは事実だろう。
だが、彼がアトラスの存在を知り執拗にリリーに対し、ボストンの新進気鋭の店のNo1になっていたアトラスの店の紹介記事を”読め‼”と言って迫るシーンや、アトラスが”何かあったら・・。”と言って渡しておいた電話番号のメモがリリーのスマホに入っていたのを見た時に逆上する姿は、矢張り病んでいるよね。
それはライルにより階段から突き落とされたリリーに対し、ライルの姉アリッサが"弟の心は病んでいる。貴女は親友だけど、別れないと・・。”と忠告するシーンからも伺えるよね。
■ライルの子を身籠ったリリーが、彼と別居をしているアパートにライルがやって来るシーン。冷や冷やしたけれども、ライルは精神が安定していれば、イケメンの良い男なんだよね。一緒に生まれて来る子のために、ベビーベッドを組み立てて、リリーが”触る?”と聞くと嬉しそうにリリーのお腹を撫でる優しそうな表情。
そして、彼が務める大病院での出産の時も彼は、リリーの腕を握りながら支えるんだよね。けれども、娘が生まれた時にリリーはライルに”名前はエマーソン。エミーと呼べるでしょ。”と言いながら、ライルに離婚を告げライルもそれを受け入れるのである。
哀しいけれどもリリーの強さと、ライルの自分の衝動的にDVしてしまう理由を受け入れて去る姿が見事に描かれていたシーンである。
<ラストの2シーンも印象的である。
リリーは母と亡き父の墓参りをし、”別れようと思わなかったの?”と母に聞いた時に母が答えた言葉。”別れる方が、大変だったんだよ・・。”
そして、リリーが幼きエミーと歩いている時に偶然出会ったアトラス。
アトラスが言った”廃屋に住んでいた時に、命を絶とうと思っていたんだ。そこに君が差し入れをしてくれたんだよ。”という台詞は沁みたし、リリーが”今でも一人なの?”と聞いて優しく微笑むアトラスの表情には涙が出そうになってしまったよ。
そして、歩み寄る二人の姿と笑顔のアップで暗転するラストシーンも、良かったな。
エンドロールに流れたテロップがDVに苦しむ人たちに届けば良いな、と思った作品である。>
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■どーでも、良い事
・今作を撮影中に、ライアン・レイノズルが妻の事が心配でチョコチョコやって来て、ラブシーンになると”俺ちゃんは、赦さないぞ!”と言って、ギャーギャー騒いでいたかどうかは、私は知らない・・。
■改めて、思った事
・ブレイク・ライブリーを初めて劇場で観たのは「ロスト・バケーション」(個人的に、サメ映画の逸品だと思う。)なんだけれど、変わらずに美しく魅力的な女優さんだと思ったな。
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