「暴力反対❗️」ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US りかさんの映画レビュー(感想・評価)
暴力反対❗️
リリーの名前と選んだお店の業種、
花💐
です。綺麗ですが、時間が経つと枯れます。
愛情を意味しているのでしょうか。
釈然としなかったのは、ラストにアトラスに再会すること
ライルではなく。
でも、じっと考えてみると最初に出会った頃から、
リリーが父親のDVに怯え嫌悪していた時に
アトラスのことを救世主のようにBFか恋人以上に
この人アトラスなら絶対に暴力を振るわない、と
信じ込ませてくれる存在だと確信していたように思います。
そんな大事な人ならなぜ別れたのでしょうか?
父親が次にはアトラスを殺すかもしれないと思ったから、と考えられますが。
父親が無理矢理別れさせた、ということでしょうか。
それならお互いに想いは残っていますね。
リリーにはライルという夫がいて、
屋上で出会い、リリーの店で雇ったアリッサの兄、
(アリッサが夫と出かけるのはわかるけど兄と出歩くかな?)
という偶然。
ライルの押しが強くリリーも気が合い結婚に。
ライルは脳外科の医師というハイブランドだし、
好みはありますがイケメンだし、
リリーにとって俺以上の男はいない、と
思ってた筈。
こんな男、自分は他の女に目移りしても大丈夫なのに、
妻が他の男を見るのは許せない厄介な男かな?
ましてや幼い頃の出来事。
冒頭の手術して来た、というのは暗にライルの過去。
三人が出くわしたアトラスの店。
二回目にリリーがトイレに立ったところにアトラスが
入って来たのはマズい❗️
ライルも尾行していて怒る💢のは当然。
ただその怒りで過剰な暴力を振るうのはPTSD❓
階段からの突き落とし、
馬乗りになって責める、
最初の出会いの椅子にあたるのも思い出し、
母を見て来て暴力をとことん嫌うリリーには、
ライルは無理な案件となったのでしょう。
何よりリリー本人が言うように、
娘にどう向き合える❓ か。
監督がライル役俳優ジャスティン•バルドーニなので、
ライルに次はない、と突きつけ
暴力への抗議としたのでしょう。
余談:
本作主演二人が大変仲が悪く、また二人それぞれに監督業もこなすようで、今回ラストはリリー役俳優が主導権を握ったよう。
共感・コメントありがとうございます。
イザコザと夫と一緒に弱い立場の(富も名声も段違いの監督・主演の、)
主役の男優に裁判沙汰で弱いものイジメ。
ブレイク・ライブリーが嫌いになりました。
暴力を振るわれる役を引き受けたのに、セクハラだのと、
引き受けなのに、覚悟がないですよね。