「自己犠牲もほどほどに。」ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)
自己犠牲もほどほどに。
痛みと癒し。
わかり合える痛みと、慈しめる癒し。
主演監督のジャスティン・バルドーニを初めて観た。
ハンサムで、筋肉も素晴らしく、演出も音楽のセンスも最高である。
人には相性がある。
その人がいると何故か良くないことが起こる。
その逆もある。
僕個人、愛がDV(暴力・暴言)を生むとは思わない。
どちらかのDVがある時点で別れるべきだと考えている。
墓石に最愛の夫で父と刻んだその後にDV夫と付け加えるべきである。
愛がDVを生じるなんて、地獄の発想である。
別れるよりDV夫に耐えたほうが楽。
その被害は娘のトラウマや被害妄想まで発展する。
良いことにはならない、そんなことは愛ではない。
(アメリカ人が好きな自己犠牲は違う方向をみている時がある。)
ブレイク・ライブリーは純粋なキャラクターを、そのまま演じられる、これからも期待したい女優である。
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