劇場公開日 2024年11月22日

ふたりで終わらせる IT ENDS WITH USのレビュー・感想・評価

全79件中、1~20件目を表示

4.5痛みの連鎖を断ち切る勇気が、ラストで静かに胸に刺さる。

2025年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

ドキドキ

原題「IT ENDS WITH US」は直訳で「私たちで終わらせる」。
邦題の「ふたりで終わらせる」は一見シンプルですが、“ふたり”が誰を指すのか、物語が進むほどその意味が深くなり、ラストで静かに胸を打ちます。
そこにこそ、本作のテーマである「痛みの連鎖を断ち切る勇気」が込められていると感じました。

そして、ヒロインのリリーが本当に魅力的です。
若い頃から優しく美しい彼女は、苦しい経験を経てもなお、他者を思いやる心を失いません。
そして、ただ“強い”のではなく、痛みを知った人だからこその強さで立ち上がる、この姿に同じ女性として憧れすら抱きました。

恋愛模様は丁寧に描かれており、シンプルなラブストーリーとしても楽しめる一方、複雑な背景を持つ人間同士がもがきながら前に進むドラマとしての深みもあります。

そして本作は、時に“大切なものを守るためには、大切なものを断ち切る決断が必要になる”ことを静かに教えてくれます。それは悲しみではなく、未来を選ぶための強さです。

ラストは静かにあたたかく幕を閉じます。
恋愛映画が好きな方にも、人の再生の物語を味わいたい方にもおすすめしたい作品です。

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りこ

1.0うす〜い

2025年10月20日
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ブレイク・ライブリーがインタビュアーに失礼な態度とる映像を見て、いけすかない女として見始めたのでまったく共感できず。でも完全ニュートラルでもコイツには無理かも。初対面の人に初体験の相手はホームレスだったって、どんだけ欲求不満おばさんなのよ。その後も訳わかんない焦らし作戦をずっとみせられるし、元カレ出現で夫が疑ってくるのをちゃんと説明すればいいだけなのに、何でもないのよ何でもないのよ!って怪しい言い訳しかしない。話もうっす〜い。DVに苦しむ女性を救いたい?いやいやDVを出しにしたうすうす低質ラブストーリーでした。しかもそれにしては男女に魅力がなさすぎる。元カレとの再会も子供が大きくなって何年も経ちましたよ、だから男のために離婚したわけじゃないですよ、の言い訳がましい演出が不快。

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柴犬泣太郎

3.063点

2025年10月16日
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ま

2.5とても大切なテーマだが…

2025年10月9日
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鑑賞方法:VOD

なんとなく大作感に欠けてる感じから劇場はあえてスルーしたが、元来ラブストーリーが好みということと、ましてやブレイク・ライブリー主演ということで無料配信早々に鑑賞。
冒頭から景色がとても美しくてほれぼれ。とてもクリアに撮れていて壁紙にしたいほど。
ただし、良いのはそれだけ。個人的にはストーリーも役者陣の熱演もわざとらしく感じてしまい、どうにも入り込めない。特に、恋愛・友情・親子愛の流れがかなりちぐはぐな印象。なんでそうなるの?そもそも設定に無理があり過ぎやしないかい?というのが正直なところ。どうにも座りが悪い。
せっかくのとても良い景色も、この流れの中では段々白々しく映ってきてしまう…。とても大切なテーマだけにもったいない。
もう少し若い世代であれば、本作にうまく共感できるのかも知れないが、昭和生まれの五十男には手に余ってしまった。
本作に限らず、出演者が監督や製作に関わっている作品はどうも苦手なことが多いと感じるのは自分だけだろうか。

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いけい

3.0ある意味バッドエンド。

2025年10月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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tochi06

2.5ちょっとおかしな気配

2025年10月3日
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鑑賞方法:VOD

ブレイクライブリー扮するリリーブルームは車で駆けつけたものの元市長の父親の最期に間に合わなかった。リリーは昔からの夢であった花屋をやりたいと思っていた。

脳神経外科医というだけで女性には魅力的なんだろうな。ましてや偶然の再会は高めるね。ところが昔の元彼と鉢合わせかな。それで目移りするのかな。ちょっとおかしな気配だね。こういううっとうしいのは苦手だな。面倒くさいからね。

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重

4.0タイトルコールそうきたか!

2025年10月1日
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ブレイクライブリーは大好きな女優。この映画も観たかったやつでアマプラにきててテンションが上がった。ライルと屋上で出会った時のイスを蹴る姿、あれが彼の全てなのに恋とは盲目だ。事実を認めたくないから怪我も偶然のアクシデントと言って片付ける、逃げる。母親と同じ道を歩いてしまっているリリー。夫もDV、父親もDV、初恋の相手の親もDV…DVに囲まれ負のスパイラルから抜け出せない運命、それをふたりで終わらせる!1人では終わらせなくてもふたりだから決心がついた。邦題に納得させられるとは思わなかった。嫉妬深く独占欲が強いDV男ほんと最低

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ゆうき

3.5感じたことメモ

2025年9月30日
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鑑賞方法:VOD
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ざわわ

3.5改めて「DVとは」を考えさせられる作品

2025年9月28日
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簡単に何が正解、不正解とジャッジすることが難しいテーマにはなるが、こういうストーリーが語られることに大きな意味があるのでは。

今作は、主人公リリーと脳神経外科医のライルの時間軸と過去の初恋の相手アトラスの2つの時間軸が同時に進んでいくので、それぞれの関係性を比べて観ていけるのが分かりやすい。アトラスとのシーンがお互いの関係構築のペースを細かく描写しているのに比べ、ライルとのシーンはもっと本能的で、ライルの人柄が表れるような会話も少なく、まるで早送りしている印象なのもおもしろい。アトラスの時間軸は映画らしいラブストーリー展開で、個人的には少し美化され過ぎている印象を受けたが、ライル(そして忘れてはいけないリリーの父)との日々のすれ違いは、妙に現実的に感じられ観ていて痛々しく、そのコントラストがまたこの映画の魅力に感じる。

映画のキーになる「花」がとにかく美しい。主人公リリー(ユリ)の花言葉を調べてみると「愛」や「再生/転生(rebirth)」の意味がある。女性の3人に1人はDVの被害を経験しているとどこかで聞いたが、原題の「It Ends with Us」はふたりで終わらせるという意味だけでなく、私たち全員がこの問題について向き合っていく意思も表れているのではと感じずにはいられない。今作に関心がある人は、Emotional violence(心理的虐待)をテーマにしているNetflixのミニシリーズ「Maid(邦題:メイドの手帖)」もぜひ観てほしい。

主演のブレイク・ライブリーと監督兼主演のジャスティン・バルドーニの泥沼裁判が大きく取り沙汰され、海外のコメントもネガティブなものが多いが、映画自体は原作を元にうまく作られた予想以上にいい映画だったと思える分、とてももったいない。

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Another Popcorn Time

2.5タトゥー

2025年8月24日
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アメリカで売れた恋愛小説が原作との事、期待していたがちっともだった。リリーのライルに対する行動が意味不明、何でそんな思わせぶりな態度を取り続けるのか?その気があるのにそんな事する人は信用ならん。花屋はすぐに成功するし、なんで?そんなに頑張った夫婦もないし都合の良過ぎて主人公に共感できず。そりゃ暴力はいかんがな。きっとちょっとやそっとの事で止まるものでは無いのだろう。でもその事と自分と兄の事故があっての人との関わり方問題からのリリーとの関係ってかなり変。
高校生時代と今のリリーの印象がかなり違う。メリル・ストリープの息子かと思った。

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GAB I

2.52025 45本目

2025年8月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

みる前に、主演の2人が泥沼裁判をしているため純粋に楽しめなかった。
せっかくアメリカでヒットした作品だから残念です。最後はポジティブにはなれるけど、DVは良くない。楽しみたい人向けではないかな

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しゅん.13

4.05歳児の独占欲

2025年7月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

予備知識ゼロで観たので、原作が大ベストセラーということも知りませんでした。益して、ライル役のジャスティン・バルドーニが監督とは!見始めた時点では、「ふたりって誰と誰だろう?」、「何を終わらせるんだろう?」という興味もありましたが、すぐに忘れてドラマの世界に没入してしまいました。テーマは流行りと言ってもよさそうなアレですが、でも「ありそうでない物語」という印象でした。出逢ったばかりのリリー・ブルーム(ブレイク・ライヴリー)とライルの会話に「救えなかった命」の話があったり、無邪気にセックスを求める彼に対して「5歳児みたい」という台詞がありましたが、これが後々効いてきます。イケメンで金持ち、言葉巧みな愛情表現や優しいエスコートは、友達関係を求めていたリリーの心を徐々に溶かしていくわけですが、そこから先が見所でした。相手を誰よりも大切に想う愛と独占欲や束縛したい身勝手な自己愛が混じり合った感情の中に真実を見抜く難しさが丁寧に描かれ、クライマックスの選択が心に刺さりました。アイルの妹・アリッサ(ジェニー・スレイト)の存在が登場人物間の関係性に深みをもたせてくれてよかったと感じました。今作は恋愛がテーマですが、自国民の安全確保を大義名分にして隣国を侵略する行為も根っこにあるのは同じことのように思いました。

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赤ヒゲ

3.5暴力反対❗️

2025年6月29日
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りか

5.0ふたりで...ってそっちの二人だったのか

2025年5月19日
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悲しい

知的

「誰かをまた愛したくなったら俺がいる」
byアトラス
惚れてまうやろー😍なセリフ
超絶ヤバい
惚れる以外ないでしょ...
これはヤバい
視聴映画史上No. 1に惚れてまうやろなセリフだわ。

「親友として言う。
別れないなら2度と口をきかないからね」
byアリッサ
ベストフレンドすぎるやろー🥹🫶なセリフ

「『別れろ。2度とそいつと会うな』と言うだろう。」
byライル
オイオイオイー、
わかってんじゃんかよアンタ。
アンタ自分がそれをやってたんだよ。
さすがに目が覚めたっしょ。
エミーのおかげで...

これまたキャスティングが良すぎるのよ..
ブレイクライブリー大好きで全て観てるけど一番いいねこれ。
ブレイクライブリーの演技だったから響いたよ。
大人版アトラスも最高にマッチしてるんですけど。
過去に問題があったことを物語る表情、話し方、仕草だったり。過去に色々あったからこそ醸し出せるあの優しい眼差し。リリーを陰から守っている感、、最高なのよアトラス。。かっこ良すぎるよアトラス。。。

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HY

2.5連鎖を断ち切る

2025年5月4日
PCから投稿

父親が暴力的だった女子が成長してつきあった男も暴力的だったという話がよくある。女性がもっている暴力へのトラウマが、暴力性向をもった男を引き寄せる「服従のフェロモン」とでもいうべきものに変換され、それを暴力的男たちが嗅ぎつける、というような仕組みがあるように思う。となれば、いったん暴力的男に絡め取られた女性は輪廻のように悪循環から逃れられなくなり、暴力をふるう男も暴力的環境下で暴力的性向をサイクルし続ける。
リリーの母親は夫の暴力に苦しみ、リリーは導入こそロマンチックだったが蓋を開けてみたら暴力的な男ライルに出会ってしまう。しかし賢く強いリリーはそれが輪廻であることを知っていたから「わたしたちで終わりにするのよ」と娘に宣言し、前を向く。
It Ends With UsのUsとはリリー自身と生まれて間もないリリーの娘のことであり、見終えてようやくタイトルの意味を知った映画だった。

恋愛ドラマを基調にしつつ家庭内暴力と精神的虐待をあつかったIt Ends with Usは、もがき苦しむ主人公を力強く描き、彼女の苦悩に寄り添うことができた一方、映画としては乳繰り合い描写がくどいし、魅力たっぷりなライルが豹変するし、元彼との再会からの板挟みになるし、展開によるストレス振幅が激しく、主題はよくわかるが、すげえ疲れる映画だった。

実直な主題とは裏腹にIt Ends with Usは派手な場外乱闘で話題になった。
主人公リリー役のライブリーが旦那のライアンレイノルズとともにライル役兼監督のバルドーニをセクハラでうったえた。バルドーニも否定してうったえ返した。
公開からしばらくこの争いに関する意見・論争がSNSとりわけtiktok上でさかんにおこなわれた。係争は長引いているが、ハリウッドナンバーワンのパワーカップルと気鋭の俳優兼監督の争いで、概してハリウッドサイドはライブリーとレイノルズに味方し、一般民衆はバルドーニ側についているという構図がみられる。

個人的憶測では産後でムラムラしていたライブリーがバルドーニをメイクアップトレーラーで一発やろうと誘ったんだけど乗ってこなかったので自尊心を傷つけられ、共同作業者兼夫兼おしどり夫婦印のライアンレイノルズとともに訴えた──という感じではないかと思う。ライブリーがバルドーニに送ったテキスト「トレーラーで搾乳中なの」も提出されている。アバンチュールしようって誘惑したのに結構ですと言われちゃゴシップガールも黙っちゃいられない。
撮影は2023年5月からはじまったが2023年2月にライブリーはレイノルズとの第4子を出産したばかりだった。この係争はキャリアが軌道に乗ったバルドーニにとって大きな痛手であり、ライブリーは魂胆ある人にちがいないが、とはいえ4人も子供産んでいる人なので責める気にならない。というわけでシンプリーフェイバーの新作が楽しみだ。

しかし連鎖を断ち切るというテーマなのに、なにしろねっとりした乳繰り合いが胃腸にもたれる。ダビデ像のような肉体美、且つ剃っても直ぐじょりじょりしそうな濃いバルドーニの顔立ち。あまりに小杉なので兄弟役にインド系とおぼしき人を充てているが、バルドーニはイタリア系とユダヤ人の両親をもつそうだ。そんなバルドーニもバルドーニで、産後でムラムラしているライブリーを誘惑し過ぎ。初対面からやりたいとか言うし、しつこいのなんの。結果じゅうぶんに一発やりたいという気にさせてしまっているので、セクハラでうったえたくなるライブリーの気持ちはわからない、でもなかった。
imdbは公開当初は7を超えていたと記憶しているが6.3に落ち着いている。RottenTomatoes54%と89%。

そんなに単純なことではないが、往往にしてパートナーとなる人物が暴力的かどうか解らないことによってDVがおこるので、暴力的性向をもっているか・いないか確認できるアプリを開発したら有用で実益もあるように思う。いくつかの質問などで、自分や相手にそれがわかる仕組みのアプリができないものだろうか。精度を上げ、アプリ使用を拒むことが暴力的性向の持ち主であることの証左になるような。

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津次郎

4.0勇気ある決断

2025年4月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

幸せ

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近大

4.0It ends with us.

2025年4月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

usとは?色々な見方ができます。ふたりだけとは限りません。DVにはみんなの力が必要です。

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YUKI

3.5自己犠牲もほどほどに。

2025年4月6日
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悲しい

難しい

痛みと癒し。
わかり合える痛みと、慈しめる癒し。
主演監督のジャスティン・バルドーニを初めて観た。
ハンサムで、筋肉も素晴らしく、演出も音楽のセンスも最高である。

人には相性がある。
その人がいると何故か良くないことが起こる。
その逆もある。

僕個人、愛がDV(暴力・暴言)を生むとは思わない。
どちらかのDVがある時点で別れるべきだと考えている。
墓石に最愛の夫で父と刻んだその後にDV夫と付け加えるべきである。
愛がDVを生じるなんて、地獄の発想である。
別れるよりDV夫に耐えたほうが楽。
その被害は娘のトラウマや被害妄想まで発展する。
良いことにはならない、そんなことは愛ではない。
(アメリカ人が好きな自己犠牲は違う方向をみている時がある。)

ブレイク・ライブリーは純粋なキャラクターを、そのまま演じられる、これからも期待したい女優である。

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なかじwithみゆ

3.5必ずしも爽快ではないかも知れないが希望は感じられる

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

何となく「焼けボックリに火が…」的な大人のラブストーリーのように思えるかも知れないが、それ以上に重たいテーマにも繋がっていく展開がある。原作のColleen Hooverの同名小説は世界で1,000万部の発行部数を数えるそうだ。

It ends with us. (私たちで終わらせる/断ち切る)の「私たち」が誰を指し、いったい「何を」終わらせるのかは最後に明確になる。エンディングは必ずしも爽快ではないかも知れないが、希望は感じられるはず。

でも、日本社会は、残念ながら、まだここで言うところの親世代の価値観なのかなぁ……。

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Tofu

4.0悲しみの連鎖を断ち切るための勇気‼️

2025年2月17日
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琥珀糖
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